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逆張りの順張り

目次

1 逆張りとは
2 逆張りをする意味
3 逆張りの危険性
4 逆張りの順張り
5 順張りとの違い
6 まとめ

ついに市場は上昇へと反発開始か?逆張りの順張り解説


1  逆張りとは

   相場のトレンド(流れ)に逆らった投資法のこと。相場環境や市場人気を読み、上げ相場の時に売り、相場環境が悪化し、人気がなく、値下がりしているときに買うこと。

日本証券業協会HP参照

 私はどちらかと言うと逆張りでポジションをとってしまう癖があります。みなさんはどうでしょうか?そんな逆張りについて私の思う逆張り投法に想いを込めたいと思います。

2  逆張りをする意味

   単純に逆張りって回りくどいやり方だと思いません?素直に流れに沿って進めば楽だし考えなくても進んでくれる。
「逆に‥」
最近普通に使う言葉だと感じるんですが、なんかちょっと人とは違い少し曲がった考えですが…みたいな捉え方できますが、あえて逆にこっち選びましたの様なこの逆張りは、ハマった時には気持ちいいけどやり方間違えたら「えらいこっちゃ」と大惨事になりかねない博打的な手法だと言われてます。
 じゃあなぜ逆張りするの?って話で、一般的な感覚ではなく私が思う逆張りの意味合いをぶちまけます。
 そもそもトレードでポジションをとる際、何を基準にどんなタイミングで入るかは人それぞれで、正解を見つけるのは難しいですよね。って言うよりド正解なんて無いんですよ。成功すれば正解で、失敗したら間違いなんです。こんな単純なのに難しいのがトレード。だからこそ自分なりの成功例をいっぱい作り、自分のものにするしかないんですよ。で、私の自分なりの答えが逆張りの順張りだったんです。ややこしい言い方ですが、そもそも株式投資にしても為替トレードにしてもそれぞれの流れがありその流れに乗れないと、こぼれてしまう。私は車を運転する事が多く、よく渋滞してる片側2車線の道路を走行中にトレードと当てはめています。場所とタイミングで車線がやたら進む時とその逆で全く動かない時とがあり、選ぶ車線で時間がかなり変わる事が良くあります。全く知らない道なら仕方ないですがいつも走っている道なら予想はできますよね。この先の交差点だとか、合流地点だとか、時間帯や天気だとか…。トレードもこの流れに沿った動きが大事だと思うんです。でもその流れって気づいた時にはもうスタートしていて「気付けば渋滞してる!」ってなる。これってトレードで言えばド底やド天で反転した事に気づけず、上昇や下落の波に乗るタイミングが掴めずに先頭が折り返した頃にやっと列に入り込んだってとこかな?それじゃ先頭で美味しいところは味わえない。ならば、折り返す頃合に先頭の先頭?で待ち構えて自然に波に押されてる〜!って具合が1番楽だし、賢くない?

3  逆張りの危険性

    あまりにも簡単な説明で、それいいね!ってだけで逆張りするのは危険な事は皆さんお分かりですね。「その反転するタイミングが解らんから苦労してんねん!」って事ですよね?そうなんです、逆張りは最初にも言った通り、上手く行けば美味しいとこ取りできるが、タイミングを間違えば自ら逆走してるだけになっちゃう。って事なんです。安易な憶測でここが反転のタイミングだ!と、間違った位置で1人だけ反転してもその他大勢の波には逆らえなく、逆張りしたポジションはあっけなく飲み込まれてしまいます。だとしても、今か今か?と待ち伏せしようにも先頭になるのは相当のタイミングの良さが必要で、まさに運任せになっちゃいます。だからこそ先程ややこしい言い方した「逆張りの順張り」がおすすめ

4  逆張りの順張り

    ここからは渋滞だの波乗りだの例え話はなしに、素直にトレードで説明しますが、早い話逆張りのタイミングを図りながら「ここだ」って瞬間にポジションをとるのではなくて、そのタイミングにチャートなどに印を入れ、本当にそこで他のトレーダーも反転を狙っているのか?が大事。その時の指標や銘柄の関係性。株式ならば決算状況やPBRやPER。為替なら時間帯や要人発言、チャートの形状など様々な要因を含めてその位置の重要性を判断して反転位置を割り出す。そして本当に大事なのが、出来高。そこに愛はあるのか?じゃないけど、そこにどれだけの人(トレーダー)が集まっているのか?そしてそのトレーダーは同じ方向を見てるのか?これが本当に大事で、ひとりよがりじゃ市場は動かせない。そんな幾つもの事実が重なったところに来て、本当にそこを基準に反転しだしてからタイミング良く順張りに乗っていく。簡単でしょ?

5   順張りとの違い


順張りとは
反対に相場のトレンド(流れ)に沿った投資法のことを「順張り」といいます。株価が上昇しているときに買い、人気が離散し、値下がりしているときに売るという投資法です。   

日本証券業協会HP参照


    簡単に言うよねぇ!ってツッコミは置いといて、それって普通に順張りしてるのと同じじゃん。って思ってる?そこの違いがミソなのよ!分かりにくい違いですがとても大事なところなのがここ。ただ上昇したからロングポジション!って言う入り方だけはしないでください。トレードの世界ではダマシって言葉があるように、「上昇すると見せかけの鬼の下落」やその逆も然りで、ある目安のところで騙すようにいちど逆方向に体重をかけて勢い良く進んでいくことが多々あります。この天邪鬼的な行動こそが反転位置になりやすいって事なんです!もちろん確実な目安はないけども、こんな目安をいくつも捉え、反転する確率を増やしてタイミングを割り出すことが出来れば、そこからの順張りこそが「逆張りの順張り」って事になりませんか?

6    まとめ

    バンドワゴンって聞いたことないですか?

バンドワゴン効果とは、多くの人が支持しているものに対して、より多くの支持が集まること を指します。 アメリカの経済学者ハーヴェイ・ライベンシュタインによって、バンドワゴン効果が提唱されました。 「バンドワゴン」は「パレードの先頭を行く楽隊車」を意味しています。

この説明はググって1番に出たのをコピぺしました。

これは私が擦り切れるまで読みまくった「デイトレード」という本にも書いてある事で、出来高を1番に大事にしているのはまさにこれなんです。大衆心理と野次馬はトレードをする時にとても関係性があると私は思うんです。他人が興味あるものに興味を持ってしまう。こんな自分が思いつくなら他の誰でも考えるでしょ?そんな方向に市場は動くと信じてやってます。
これが見てくださった人達に少しでも刺さればいいなと想いを込め、これにて終了です。

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