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1枚のガレットの先に~思いを知れば、味深し~

1つの料理の先に広がるストーリーに思いを馳せてみてもよいかなーとお思いの皆さまへ

食べ物だけではなく、生活に必要なものが私たちの手元へ届くまでには、幾重にも人の手を介し、時には海を越え、私たちの手に届く。

資源が少ない日本にあっては、海外がそのもののふるさとなんてことはザラにある。

そんな中、特に食べ物にあっては、その介する手の数の少なさ、生産地から消費地までの距離の短さ、生産者までの経路の追及のしやすいことが良いとされる。

トレーサビリティの確立は安全性の証明の1つの手段であり、地産地消は製品そのものの移動距離が短いため、環境にも優しいと言われる。

こんなお題目のような話をしたいわけではなく、今日は皆さんに提案したいことがある。

「ストーリーや思いを知れるもの」を購入し、口に運んでみませんか?
ちょっと値は張るかもしれませんが。

たしかに、そのストーリーを知ったら、手に取らない訳にはいかない、なんて体験は一生のうちに、そうあることではないかもしれません。

しかし、そのストーリーがきっと、市場に出回っている安価な製品とは違うにおいや味を醸し出してくれるはずです。

そこにお金を使うか否かはあなた次第ですが、ストーリーに思いを馳せながら、感情が研ぎ澄まされながら食事をする、というのも何とも幸せな時間が広がるのではないかと思っています。

思いを知れば、味深し。

●東京からのお客様を地元へご案内する「ジモ恋ツアー」。その際にご案内したカフェでお聞きした話が頭から離れません。作り手とそれをおいしく提供したいとの思いが絡まりあってる美味しいガレット。心あれば、味深し。

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