生ハム原木会レポート1

これは生存報告であり、いつものジャグリングについての文章ではないです。
これは「生ハム原木」についてのレポートです。

「生ハムの原木」という字面を、とあるツイートで見て、((そういえば僕は赤ワインが苦手だったが、それは合わせるつまみ・料理が良くなかったからではないか?))などと思いつき、しばらくして、今、目の前に生ハム原木がある。ホラーだ。
「生ハム原木」という単語を目にして(耳にして)、その魔術から逃れられる人がどれだけいるというのか。もはや僕は手遅れであるならば、感染者を増やす方向へ動いても悪くないのだ、ということで、生存報告がてらレポートを書く。

「生ハム原木」という概念を手にしてから一月と少し、8/10にグルメミートワールドさんの生ハム生活セットを購入。
・夏場で長期の保存に懸念があること、・生ハム原木初心者なのでどの位で食べきれるか不明、・初めてで三万円以上出すのはビビった という理由から、小さめ(それでも骨入れて約4.5kg)の「パレタセラーノ・グランレセルバ」のセットにした。約二万円。
https://item.rakuten.co.jp/gourmetmeet/paletaset/

生ハム原木、生ハム台、ナイフ2本、トング、手入れ用油、説明書・カッティングDVD等のセットで、初心者におすすめっぽいのでこれに決めましたが、kg単位でいえば、生ハム原木のみでもっと安いものはあると思います。(味は知らない)
ちなみに、「パレタ」は前脚の、「ハモン」が後ろ足のハムを指すようです。

8/15(火)、クール便で届く。(生ハム原木パッケージには4.78kgとの表記。)
すぐには開封せず、2、3日ほど常温に慣らすのが良いとのことで、生ハム原木の方は開封せず、ダンボールをあけて説明書だけ取り出して読む。

【生ハム生活1日目】
『骨付き生ハムが冷蔵便で届いた場合は、開封までに徐々に常温に慣らしていく必要があります。納品書・手引書等を箱から出したら、生ハムは箱から出さずに、届いた箱の状態のまま置いてください。できれば丸一日置いておくのが理想です。(冷蔵の温度帯では、乳酸菌や酵母菌が眠っている状態ですので、徐々に常温に慣らして活性化する必要があります)』

『生ハム原木は、直射日光の当たらない、なるべく空気が動いている場所で保存し、冷蔵庫には入れないでください。(冷蔵庫に入れたり出したりすると生ハムが湿ってしまうため。)』

『生ハム原木を保存・熟成する理想の温度帯は12℃~18℃くらいです。それ以上の温度帯でも問題はありませんが、熟成が早くなります。』

箱で17cm×29cm×74cm、当然冷蔵庫には入らない。適切な置き場所かは分からんが、机の上に置く。

【生ハム生活2日目】
『箱から生ハムを出して、パックのまま、さらに1日間常温に慣らします。』

【生ハム生活3日目】
『パックを開封します。常温に慣らした生ハムを、カッティングをしていく場の空気に1日ほど慣らします。これで、食べ終わるまで(場合によっては半年以上)常温で保存できます。』

カッティング用の生ハム台を組立て、そこに生ハム原木を設置する。ネジで刺して固定するのだがうまくはまらなかった。(足首にロープがついていて、吊るしても保存できるようだ)
開封後に生ハム原木の表面にオイル(オリーブオイル)をぬる。
これで生ハム原木のお世話としては一段落。週末に生ハム原木会の一回目を予定しているので、その時までお預け。

いや、既に「生ハム原木会」は始まっている。
各自、ワインを買っておいたり、生ハムを使ったレシピを調べたりするがいい。
ああ、チーズ、卵、ポテト、きのこ、そして生ハム。

「正しい夏」の過ごし方が、今年で更新されるだろうか。

  生ハム原木会レポート2(実食編)へつづく。

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