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Aboy Yo-Yo Sessionという名前の由来

少しだけ日が経ちましたが記事を書きます。

Aboy Yo-Yo Session主催の齋藤仁(さいとうじん)です。

先日のAboy Yo-Yo Session ONLINE vol.1、多くの方々からのご参加、ご試聴していただき本当にありがとうございました。自分でもまさかここまで多くの人に見てもらえるとイベントになるとは思っていませんでした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

僕自身、1人のオタク系ヨーヨープレイヤーとして楽しませて頂きました。自分の理想を詰めるだけ詰め込んだイベントなので当然ですが、自分が求めてた場所がそこにあってマジで最高でした。


さて、タイトルにもある通り、AYYSの名前の由来についての説明、もっと言えば僕がなぜ“Aboy Yo-Yo Session“という名前をこのイベントにつけたのかを説明させて頂こうと思います。どうぞよしなに。


実を言うと、イベント構想段階の4月頃、イベントに関して1番悩んでいたと言っても過言ではないほど、このイベントの名前について考えていました。

イベントの名前をつけるには色々な条件が必要だと思っています。どれだけイベントの内容と合っているか、どれだけインパクトのある名前にするか、どれだけ多くの人に覚えてもらえやすい(略しやすい)名前にするか、などなど...。

このイベントは、アキバカルチャーやA-POPに焦点を当てているイベントなので、先頭に”A“が来るのは確定していました。

そこから、他のイベントとの被りが無いかなどを考慮し、何個かの案に絞ることができました。

そういった中で”A-POP Yo-Yo Contest“や”A-POP Yo-Yo Championship”、“Akiba Yo-Yo Contest”などなどの案が出てきました。しかし、全部しっくりこないな〜と思い、呼びやすさや語呂のカッコよさなどから“Aboy”という単語を使うことにしました。オタクをカッコ良く言い換えた言葉として”Aboy“です。実際僕もカッコいいと思う。

そうなると案は”Aboy Yo-Yo Contest“か”Aboy Yo-Yo Championship“に絞られます。しかし、僕はコンテストやチャンピオンシップという言葉を自分のイベントに使うことに対して違和感を感じました。

もちろんAYYSはフリースタイルコンテストのイベントであり、そのときそのときでチャンピオンというものが決まりますし、参加者の多くが優勝することを目標としているでしょう。

ですが、自分がどうしてこのイベントを立ち上げたのか考えたとき「A-POPとヨーヨーの2つを全力で楽しめるイベントにしたい」ということを思い返しました。

そういった理由で“Contest”でも“Championship”でもなく“Session”という単語をイベントの最後に持ってきました。

このSessionという言葉に、僕は色々な想いを込めています。

まずは「A-POPとヨーヨーの融合」です。現在の競技会で、アニソンやボカロなどを使う人は決して少なくはありませんが、やはりそれでも他の音楽ジャンルと比べると使われにくい印象ではあるなと思います。しかしながら、オタク趣味を持ちながらヨーヨーをやっている人は非常に多いと言っても過言ではありません。そういった人たちのA-POPに対する想いとヨーヨーに対する想いが融合したら非常に楽しい空間が生まれるだろうと僕は思いました。


そしてもう一つ、多くのカルチャーとの融合です。

元々このイベント自体、僕がアニソンダンスバトル界隈から影響を受けて作り上げたイベントです。アニソンダンスバトル界隈の特徴は、アニソンとダンスの融合もそうではありますが、非常に多くのカルチャーを受け入れて大きくなった事も特徴的です。ダンスバトルを名乗りながら、ダンスという枠に捉われずにオタクグッズをアピールする人や多くのアイテム(ジャグリングやオタ芸)パフォーマンスジャンル(ポールダンスや中国拳法、サンバなどなど)の参加を認めています。そういったものを受け入れることによって界隈が非常に大きくなり、ダンスというものの新しい解釈や視点の変え方などが広がっていきました。

随分前の僕の呟きですが、このAYYSも何でもありの祭典にしたいと言いました。勿論、堅実にフリーを作って戦いに来るのも大歓迎です。しかし、コスプレをしたりだとかダンスをしたりだとか歌ってみたりだとか、今回参加があったようにヲタ芸をしたりだとかなんでもかんでも僕は喜んで歓迎したいと思います。そういった多くのカルチャーが集まるイベントにする事によって、ヨーヨーに対する新しい解釈が生まれたりだとかヨーヨーをやっているだけでは見えなかったようなパフォーマンスの仕方、音へのアプローチ方法が見え、さらに“ヨーヨー”というものが面白くなるのではないでしょうか?僕はそう信じています。


上手く伝わっているかはわかりませんが、これが僕が“Aboy Yo-Yo Session”というイベント名にした由来です。もちろん、色々な人が色々なヨーヨーの向き合い方をしているので合う人、合わない人がいると思います。僕の個人的な考え方ではありますのでこのイベントに対して色々な解釈があっていいと思います。ですが僕はこのスタンスでイベントを続けてみたいと思っています。是非、温かい目で見守ってくれると嬉しいです。解釈違いによる戦争だけは絶対に避けたい。


最後に、このイベントはまだまだ未完成で至らない部分が多くあると思います。ありがたいことに、開催中や開催後にも多くのご意見やご要望を頂きました。“何でもありの祭典”にするためにもその分色々なルールを決めたり、書いてあるルールはしっかりと守る必要があると思います。

僕だけでは見落としているものや見えていないものが沢山あります。Aboy Yo-Yo Sessionをより良いものにしていくためにも、是非色々な声を聞いていきたいと思っています。おこがましいかもしれませんが、僕と皆さんで、このAboy Yo-Yo Sessionをもっともっと成長させてくれると本当に嬉しいです。僕も「一期は良かったけど二期はクソ」って言われないように頑張ります。

是非これからも応援をよろしくお願いします。

読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。

しばらくは選手業にも力を入れます。

ではでは。

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