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【ワンピースカード】赤ニューゲート、現在の立ち位置が非常に良い件について(全文無料)

こんにちは。ジンです。

今回は2弾から絶対的王者であった【赤ニューゲート】について解説します。

はじめに


5弾で【紫ルフィ】の登場により、一時的に第一線を退いた【赤ニューゲート】ですが、現在また上位卓に名を連ね始めました。

皆さんもご存知かとは思いますが、【赤ニューゲート】の強みを少し紹介していきたいと思います。

・リーダーの攻撃力が高い

アタック時も、こちらが守る時も、常時6000で構えれるのが【赤ニューゲート】の強みです。

アタック時は、常に相手へ2000カウンターの要求ができます。

こちらが守る時も【赤紫ルフィ】以外のリーダーは、1ドンを付与してから殴らないとアタックができない。そしたら、キャラ展開のターンが1ターン遅れる。もしくはキャラを展開してもアタックできずに終了。

といったように、じわじわと相手を詰めることができます。

・手札のリソースがトップクラス

2つ目の強みとして、手札のリソースが多いことです。

【緑ウタ】も比較的サーチが多く、手札が多いですが、【赤ニューゲート】は毎ターン自分のターン終了時にライフを1枚取るので、実質1ターンに2ドローできます。

以前までは、ライフを手札に加えるという動きが、あまり評価されていなかったのですが、【紫ルフィ】のリーダー効果や、【黄エネル】のようなライフを受けていくスタイルが主流になりつつあるので、今はそんなにハンデがないという風にも受け取れます。

・終盤は8000で構えれる防御力

最速で5ターン目に9コストの《エドワード・ニューゲート》を出されると、次の相手のターン終了時まで、リーダーが8000で構えれるようになります。

そして、次のターンは10000打点の《エドワード・ニューゲート》も攻撃に参加することから、延命しながらも相手を強力な攻撃力で詰めていくというなんとも原作通りの動きをしてくるのが【赤ニューゲート】です。

従来の【赤ニューゲート】構築


従来までであれば、後攻を選択して

1ターン目 イゾウ、白ひげ海賊団でサーチ
2ターン目 4コストの《アトモス》
3ターン目 6コストの《サッチ》
4ターン目 4コストの《マルコ》×2、or《ポートガス・D・エース》
5ターン目 9コストの《エドワード・ニューゲート》

のように教科書みたいなプレイングがありました。

しかし、キャラの打点が高いために分かっていても止められない。また手札も多く、簡単に守られてしまうのが《赤ニューゲート》の特徴でした。


現在の環境は黒でコストKO


しかし、現在の環境では【青黒サカズキ】と【黒モリア】が多く、黒特有のコストでKOするというのが多く、立たせてしまうだけでは処理されます。

そこでどうすればよいか?

黒がコストでKOなら、赤は攻撃型の速攻で闘おうと。

そこで、最近流行りの構築が《モンキー・D・ルフィ》と《ポートガス・D・エース》の2枚看板の速攻を組み込んだ、「麦わらの一味」と「白ひげ海賊団」のハイブリッド型である構築が主流になってきました。


赤と黒のデッキの相性を紐解く


ここで一旦、構築からは離れて、ワンピースカードにおける赤と黒のデッキの相性を見ていこうと思います。

赤・・・速攻などを含む攻撃型
黒・・・コストを下げてKOする除去型

ざっくりとまとめるとこのような形だと思います。

最近の環境カードでいうと、《氷河時代》と《ロブ・ルッチ》の5ドンだけでコスト7までのカードは容易にKOされてしまいます。

もう1ドン足せば《大噴火》で9コストまでもいける現状です。

なので、《エドワード・ニューゲート》を立たせても、次のターンには僅か6ドンで除去されてしまいます。

それに対して、【赤ニューゲート】や【赤エース】であれば、7コストで《ポートガス・D・エース》を出すと、キャラ2体までを-3000した後、速攻というような飛び道具も魅力的です。

5コストの《モンキー・D・ルフィ》に加えて、6コストの《サンジ》も速攻を持っていたりと、赤のカードの攻撃力は展開次第では本当に脅威です。

しかし、上記にあげた例は理想の形ではあります。

また【青黒サカズキ】に関してだけ言えば、リーダー効果で毎ターン手札整理ができるので、【赤ニューゲート】も有利と言えません。

しかし、現在の構築であれば、まだ戦えるぞっていう認識の方が良いです。


新【赤ニューゲート】の戦い方


ここからは現在の【赤ニューゲート】の戦い方について解説していきます。

前述の通り、従来であれば後攻を選択していましたが、現在の環境であれば先攻の方が強い動きができます。

まず、1ターン目はサーチから入ります。


《ナミ》であれば、5コストの《モンキー・D・ルフィ》かイベントカウンターを持ってきたいところです。


《イゾウ》であれば、高コストの《エドワード・ニューゲート》、《ポートガス・D・エース》を中心に持ってきます。

手札との相談で2000カウンターの《ジョズ》を持ってくる場合もありますので、そこは臨機応変に対応しましょう。

と、まあ見てわかる通り、皆様がご存知のような一般的な立ち振る舞いです。

なので、ここからは攻め方についての解説をしていきます。

基本的に全てリーダーに殴る

現環境で白ひげを扱うにはこれに尽きます。

リーダーが常時6000アタックなので、守ろうとすれば必然的に2000要求ができます。

1ドンをつけて、7000にしなくても、相手目線だと常に2000要求されるのはとても厄介なことです。

先攻3ターン目も、5コストの《モンキー・D・ルフィ》を出して6000アタックを2回。

また、相手が序盤から守ってくるようであれば、5コストのタイミング《マルコ》を出して、スローな試合運びをしてもいいかもしれません。

そして、《ポートガス・D・エース》を出すタイミングは盤面処理の際に出すのが有効的だと思います。

基本的に5コストの《モンキー・D・ルフィ》の連打が強く、相手目線ブロック貫通もあるので、優先的に処理をしてくるようになります。

また、【赤ニューゲート】を使うにあたってきそてきなことではあるのですが、9コストの《エドワード・ニューゲート》を出したターンは、場に出ているキャラはアタックしない(寝かさない)ようにしましょう。

リーダーが8000になると、相手はリーダーに殴るのに苦労して、ブロッカーを立たせたり、サーチでカウンターを引っ張るなど守りを固める動きしかできなくなります。

【赤ニューゲート】において、《エドワード・ニューゲート》を出すことは延命すると同時に、緑の《ドンキホーテ・ドフラミンゴ》を出す感覚に近いです。


カウンター値の割合について

次にカウンター値の割合枚数について解説していきます。

2000カウンターの枚数、そしてイベントの枚数が【赤ニューゲート】にとっては重要になってきます。

イメージとしては、《ナミ》では守りのカードを、《イゾウ》では攻めのカードをサーチしてくるという風に分類するといいかもしれません。

そうすれば、手札に《ラディカルビ~ム‼‼》が3枚ある。
そしたら、《ナミ》はカウンター値として切っても大丈夫だな、という風に無駄な手札のハンデスを防ぐことも可能になってきます。

【赤ニューゲート】は後半になるにつれて、手札がどんどん増えていくので、相手目線だと「全ドン乗っけて殴っても防がれるな、どうしよう」という思考にさせることができるデッキです。

なので、サーチのキャラですらも考えて出すことをオススメします。

それらを考慮した上で、カウンター値の枚数、イベントの枚数の解説です。


2000カウンターは11枚、1000カウンターは18枚
イベントカウンターは《ラディカルビ~ム‼‼》が4枚
《毛皮強化》が3枚、《反行儀キックコース》が3枚です。

また、《マキノ》と《ジョズ》以外の2000カウンターに《ブルック》を採用しました。

《ブルック》であれば、まだ使い勝手があると踏んで採用しました。


採用候補カードについて


ここからは採用候補のカードについてです。

《モンキー・D・ルフィ》

ここも《ブルック》の枠で2000カウンター計算なのですが、先攻2ターン目の3ドンのタイミングで出してもいいかなというカードです。

アタック時に2ドンをつけることで、7000になり強力な攻撃に参加できます。

しかし、5ドンのタイミングでは、5コストの《モンキー・D・ルフィ》を出したいために、こちらが現段階では不採用です。

《ロロノア・ゾロ》

こちらは3コストで速攻で殴れる5000アタッカーです。

しかし、リーダーが6000の為に、こちらの処理が相手目線だと最優先になってしまいます。

コンセプトとしては、1ドンをつけてリーダーに殴らせることで、動きを遅らすことが目的なので、不採用です。

しかし、後半のタイミングで、いきなり《ロロノア・ゾロ》が飛んでくると厄介なので、枚数を制限して採用も考えています。

《アトモス》

こちらは4コストで6000アタッカーの白ひげ海賊団の古株キャラです。

前述で記載のように、《ナミ》は守りのカードを、《イゾウ》では攻めのカードをサーチしてくると分類分けすると、4コストの《モンキー・D・ルフィ》でも《フランキー》でもなく、《アトモス》が最適だと思います。

しかし、現状4コストのキャラは簡単に除去されますので不採用です。

《サッチ》

6コストで8000アタッカー。

以前のまでの環境であれば、6/8000が強く、かさ増しの為に《ヤソップ》を入れている人も少なかったと思います。

しかし、今は打点の高さよりも、攻撃の速さに重点を置いているデッキ構成の為、不採用です。

しかし、黄色対面など、強い対面はたくさんあるので、今後の周りのデッキの構築次第では入ってくる1枚です。

《サンジ》

6コストで速攻持ちの6000アタッカーです。

カウンター値もあるので、使い勝手が良さそうではありますが、6ドンのタイミングで出せるなら、5コストの《モンキー・D・ルフィ》を、7コストであれば《ポートガス・D・エース》を出す方が有効で、《サンジ》は手札にカウンター値として持っている方が次につながると思います。

かさ増しの速攻キャラという面に関しては、最適な選択肢ではあると思います。

最後に


いかがだったでしょうか?

【赤ニューゲート】はシンプルな動きでありながらも、カウンター値の切り方など、プレイングが難しいデッキではあります。

しかし、デッキの攻撃力が高い分、使いこなせると、今の環境であれば十分に戦うことができるデッキです。

是非、お試しください。




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