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はたらく!学生インターン【10〜12月 総集編①】

四半期恒例のコンテンツとなりました「はたらく!学生インターン」。ジンザイで働く学生インターン2名が、3ヶ月ごとの学びや成長を記事にします。

今回は、2022年の総まとめ【10〜12月編】です。入社半年を経ての心境の変化も含め、ご覧ください。

学生インターン「後藤」が語る、ジンザイでの半年間の歩みとは?

まずパート①では、後藤の3ヶ月間をお送りします。

「ライティング」に加えて、11月から始まった「取材」という新たなお仕事について。また、在宅ワーク→オフィス出社へとワークスタイルが変化した結果、どう変わったのか。そういったお話をしていけたらなと思っています!

オフィスへの対面出社が増えて変わったこと

9月までは在宅でのお仕事がメインでしたが、
10月になってからはほぼ毎週、富士市のオフィスに出社させて頂きました。

対面の出社では、今までのオンライン上のお仕事ではできなかった、ユニークな体験をさせてもらえています。
例えば、みんなで「100円のペンを1万円で売る方法」を考えてみたり、性格テストをやってみたり、そして(このあとに紹介する)取材やイベントの現場に同行させてもらえたり。
この3ヶ月間だけでも、1日1日濃い時間を過ごせたなと感じてます。

学生インターンが全員揃った日の様子

また、出社日はコミュニケーションを取る時間。
社長や社員さんたちと対面で会うようになって、お仕事をする上での悩みを打ち明けたり、新しいアイデアを出し合ったり、有意義な時間を過ごせています。

もちろん、在宅ワークにも良さがあります。
一人で黙々と作業をしたい(しないと間に合わない)、でも周りに人がいるとつい喋りたくなってしまう。そういうときは、在宅ワークにできたらなぁと。

ジンザイで働くメリットは、「対面」と「オンライン」この両方を使い分けられることだと思うんです。
メリハリをつける、それを個々の意識だけじゃなくワークスタイルでも実現しやすくしてくださっているのを日々肌で感じています。

取材をテーマにした、インターン生の新たなコンテンツ「学レポ」

静岡県内の経営者さんに学生インターンが取材に行きそれを文字にする、という趣旨ではじまった「学生レポーター」こと「学レポ」。

11月の末からスタートし、約1ヶ月の間に3名の経営者さんのもとへ取材に行かせていただきました。

第1回目の取材をさせて頂いた仙河屋の中野さん

まだ右も左も分からない中、経営者さんが抱えている想いを聞き出すべく、自分なりに言葉選びや聞き方には注意してのぞんだつもりだったのですが、やっぱり課題や反省は多く見つかりました。

特に「礼節」に関してはまだまだ知らないことがたくさんで、知らず知らずのうちに相手を不快にさせているんだなということを学んでいます。

これまでの、室内にこもって聴いたり調べたことを事実としてそのまま書く。
その感覚が通用しないことを身にしみて感じ、同時に「取材」という新たな道にも面白さを感じ始めています!

記事づくりをする上での「ルーティーン」を見つけた

僕がこれまでいくつかの記事を書いてきてたどり着いた、記事を書く上での流れ。それがこちらです。

①目的・ターゲットを決める 

②情報を集める

③文章構成(具体的に書く内容)を考える

④本文を書く&タイトルを決める

この中でも特に重要なのが、「①目的・ターゲットを決める」という部分。
これを最初にやるのが、とにかく大切なんです!

何を伝えたいのか、誰に届けたいのか、ここがきちんと定まっていなければ本文もタイトルもチグハグなものになりかねないし、

情報を集めるにしても、目的が定まっていなければ無駄な情報ばかり集めてしまったり、本当に必要なデータを集めることができなかったりと、色々な不具合が生じます。(素材の写真を撮影する際にも同じことが言えます)

まず、目的をきちんと決めてから先へ進める。
なんとなくで書き始めるのではなく、段階を踏むことの大事さを学びました。

自分をライティングのスペシャリストだと思い込まないこと

今思えば、自分は素人なんだからできなくて当たり前のはずだけど、それを認めようとできなかったのがこれまでの半年間です。
ライティング担当として選んでもらったからには良いものを作らなきゃ、という気持ちが先行していたんです。
だからこそ一つ一つの記事に、つい“自分なりの完璧“を追い求めてしまっていました。

できるだけ質の高いものを作りたい、と思ってやってきたけれど、実際に出来上がったものは自分が質を高くできたと思い込んだだけの「自己満記事」になりがちだったんです。

この3ヶ月は特に、そんなことを実感する機会が多く、他人の目線で書く記事だからこそきちんと向き合わなければいけない問題なんだなと感じました。

授業を終えた小澤さんのインタビュー記事も書きました

ライティングは良し悪しを判断しづらい

イラストやデザイン。これらとライティングの違う点は、ぱっと見で評価しづらいところにあると思うんです。

(少し失礼な言い方になるかもしれませんが、)サムネはクリックさせれば勝ちみたいな感覚があります。ですがライティングの場合は、読む前のタイトルだけでなく、読み始めてからも勝負だと感じています。

だからこそ、「読み手を惹きつける文章」をつくることも大事ですが、「読み終わってストレスがない文章」を考えることも非常に重要なんだなと思います。

けれど文章を書いていて悩むのは、言葉の解釈の仕方が周りとどう違っているか。それが自分では分からず、人から指摘されて初めて違和感に気づくことが多いんです。

自分の書いた文章の出来栄えを、数値で見ただけではなかなか実感できないのが、歯痒いところではあります。

そんな中、最近はスマートニュースで紹介されたり、記事によってはハートが多かったりといったことがあります。こういったものが指標になるんだなと感じながら、日々記事の作り方を学んでいます。

スマートニュースで紹介された実際の様子

次の目標は「引き算を覚える」

僕は足し算に関しては得意な方だと思っています(笑)

あれを加えたらもっとよくなるんじゃないか、この視点から見たときのことも考えたら…。アイデアを出し始めたらキリがないんです。
(自分で言うのは少し恥ずかしい気もしますが、これは正直に自分の強みだと思ってこれからも貫いていこうと思います。)

ですが、ライティングにおいては「文章量の多さ=胃もたれの度合い」に直結すると実感しています。

活字が多ければ多いほど、読みたくなくなる。さらには、いろんな情報を盛り込みすぎたせいで、一周回って何が言いたいのか(美味しさ)が分からなくなる。

いい文章とは、お腹いっぱい、ちょっと苦しいと思うほどの量ではなく、美味しかった(いい内容だった)と満足して終われるような質と量のバランス。

そのために、要点を絞れる力、どこかでセーブする力、そして無駄を削ぎ落とせる力。この3つを2023年は鍛えていきたいと思います。


最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!


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