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女性特有の激しい感情の起伏はプロゲステロンのせいじゃないか?

年明けから産婦人科の講義が続いています。コウノドリ、みなさんご覧になりましたか?(というものの、わたしは見ていなかった)

妊娠・出産や女性器疾患については、女のわたしには身近な話ばかりでとても勉強になります。

子どもを産むために、女性の体の中で日々めまぐるしい変化が起こっていること。妊娠・出産がうまくいくのは奇跡と思うくらい、母体の疾患が多いこと。出産してからもマタニティーブルーで自殺したり子どもを殺したりする母親がいること。それだけ強いホルモンバラン乱れが起こること。

書き出したらキリがないのですが、いままでの診療科のなかで一番心を動かされている気がします。

試験前には覚える量が膨大で、この感動は薄れているのでしょうが、なんとかこの気持ちを心のなかで温めつづけたいです。

さて、女性は男性に比べて、気まぐれで感情の起伏が激しいといわれています。実際そうだと思います。わたし自身、気持ちがくるくる変化しますし、世の男性方は女性の気まぐれに振り回されてきたんじゃないでしょうか?

感情の起伏には女性のホルモンバランスの変化が関わっています。

講義を受けていて、とくにプロゲステロンが女性の気まぐれに強く関係しているんじゃないかと感じました。今日はそれについて書きます。

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