クリスマスイブにいいことがあった話

さっき、クリスマスイヴにあったのろけ話を書こうかなと言ったら、daijoubuさんから書いちゃいましょう!とコメントをいただいたので書いちゃいます。


最近、同学年のカップルたちが右手の薬指におそろいの指輪をつけているんですよ。

わたしはそんな指輪を持っていないので、みんなのことが羨ましかったんです。

だから彼が家に来た時に、うちにあったリボンで自作の指輪を作りました。それはたまたまクリスマス前でした。
プレゼントを狙ったわけではありませんよ!下心なし!もちろん!

彼の左手の薬指にリボンを巻いて、ちょうちょ結びにして切ります。
それから、その残りのリボンをわたしの左手の薬指に巻いてちょうちょ結びにして切ったら完成です。

思い切って左手の薬指にしたのは、右手の薬指だとみんなと同じだからです。
なんか、悔しいなって。

わたしは彼に
「みんなが指輪をつけているのを見て羨ましくなって作ったの。これから誰かのためにここに指輪をつけていくだろうけど、これがわたしが人に贈った最初の指輪だから、覚えておいてね」
と言いました。

彼は特に何か言うわけでもなく、じっと自分とわたしの指を見ていました。

そのあと、彼とわたしのリボン指輪ははずして、勉強机の上に飾りました。


そして、クリスマスイブになりました。

部活でいただいた大量のリポビタンDが我が家にあって、それを取りに行きたいと言っていたので、リポD をかき集めていました。10本くらいあったかなあ。

わたしはなんのクリスマスプレゼントも準備していませんでしたし、彼は国試直前なので、そっとしておいたほうがいいのかなあと思っていました。

そして彼が家に来てリポDを受け取ったあとに、
「はい、クリスマスプレゼント」
といって紙袋を手渡しました。

その中には小さい箱が入っていて、前の簡易リボン指輪のことがあったので
「あれ、まさか…」
と思ったらそのまさかで

指輪

が入っていたんです!

銀色のシンプルなものです。

最初、車で30分くらいのところにあるデパートに行って、指輪の値段が高いからやめて、近くの大きなショッピングモールで買ったそうです。

わたしが指輪を羨ましいと言ったのを覚えていてくれたのと、国試前の大切な時期にそこまでしてくれたのが嬉しくて、口に手を当て目を見開いてフリーズしました。

抱きしめてありがとうと言いました。

「早く国試が終わればいいのに」と言ったら
「俺も同じこと考えとるよ」
とちょっと名古屋弁でわたくし憤死。

で、ちょっとおしゃべりしてから、彼は図書館に帰っていきました。

あーーーー嬉しいーーーーー
一人になってから、嬉しすぎて涙が出てくる。

結婚指輪は買わないつもりだし(消毒するとき外すの面倒だし)、こだわりはないのですが、やっぱり指輪って特別な嬉しさがありますね。

はあ、幸せです。



はい、21歳小娘ののろけ話終わり!!!
もし別れたらこれ読んでいっぱい泣きます!!!そのために書いたようなものや!!!

じゃあねっ
恥ずかしい!!!

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