女神イワナガヒメの大室山
伊豆高原の象徴「大室山」に何度か登ったことがあります。
付近から見ると、緑色のプリンみたいで、「何だあの山は!?」とかなり目立ちます。
伊豆高原の断食施設にたまに行くのですが、その際、大室山にもオジャマしました。伊豆高原駅から大室山に行くバスが出ています。
登山リフトを利用して頂上まで行けるので、全然しんどくありません。
ただ風が強いとリフトの運航が停止するので、事前に大室山登山リフトのオフィシャルサイトで運航状況をご確認ください。
大室山の噴火により伊豆高原の台地が造られました。山頂の噴火口中腹(東側)に浅間神社があり、ご祭神は磐長姫命(イワナガヒメ)が単独で祀られています。イワナガヒメは、いわば伊豆高原の創造神ですね。
イワナガヒメを単独で祀る浅間神社は珍しいですね。
たいていの浅間神社は、富士山と桜の神様コノハナサクヤヒメとその父オオヤマツミが祀られています。たまにコノハナサクヤヒメの姉神イワナガヒメもお祭りされていますが、他の2神と一緒が多いのです。
天照大神の孫神ニニギノミコトに、この姉妹神が嫁いだ際、イワナガヒメは容姿がよろしくないからと追い返されたのですが、この大室山で無事に出産を果たしたと伝わっています。
さて大室山頂上までリフトで移動します。登山の必要は無いので、ご年輩の方でも小さなお子さんでも全然大丈夫ですよ。あとなぜか犬を連れたご家族が多いのも特徴です。
大室山の頂上には、円い火口があります。約1キロの周遊コースになっており、「お鉢巡り」と言われます。勿論、私も巡れる時はお鉢を巡ります。天候が悪いと廻らせてもらえません。
たいへん気持ちがよく、見晴らしも絶好です!
周遊コースの下に広がる窪んだ火口の底では、アーチェリーを楽しむ人々がおります。
下の写真あたりが、大室山のベストパワースポット!!と私が勝手に感じたところ(ただの主観)。キツネのお宿といわれる溶岩のある付近です。
キツネの親子が住んでいたそうです。ホンマかいな? ウソにしてはインパクトが弱すぎる内容かもしれません。
雄大な自然の力を、楽に気軽に感じられるパワースポットです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?