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幸せになるカギと、不幸にならないカギは違う

某ショップの従業員満足度(ES)の向上に関わったとき、ひとつ学んだことがあります。

それは

不満を下げることと、
満足を上げることは
全く違う次元のもの
ということです。

ハーズバーグという心理学者の研究結果で、2要因理論といいます。

お金などの物理的・環境的条件は不満を下げる(不足を減らす)効果はあります。

一方で、満足を上げるのは、人から感謝されるとか、誰かのために役立つとか、誰かのためになる能力が向上するなど、精神的なことだったのです。

「きれいごと」を満たさないと、人は満足しないし、幸せにならない仕組みなのです。

多くのお金をえるとか、広いお家に住むとか、労働時間が少ないなどの物理的な条件は、不足していると不満がたまり、不幸になります。

不幸にならないために、そうしたモノや環境はある程度必要です。

しかし、幸せになるために必要なのは、精神的なこと。つまりスピリチュアルな事柄なのです。

本気で幸せになるのなら、「満足を上げることが大事」ということですね。

物質的に豊かな世の中になったからこそ、満足を上げることの重要さはより高まっていると言えます。

お金で幸せは買えないと言いますが、それはその通り。

同時に、もうひとつ大事な点は、お金で不幸にならないは買えます。

「不満を下げる/不足を減らす」ことも、必要なことです。

ただ、ずっとこの不満・不足など「不幸」にフォーカスを当て続けて、物理的・環境的なものを求め続けると、一定のレベルを超えると、今度は逆に人生の満足度が下がってきます。

お金持ちといえるレベルにまで物理的・環境的に恵まれだすと、逆に不満や不足、不幸が目につくようになるのです。

物や環境に恵まれ出したら、どこかの段階で、精神的なことに関心をシフトした方がいいのです。

「不幸にならない」から「幸せになる」にシフトするのです。

自分は何で満たされるのか?

あの人は何で満たされるのか?

人によって違います。

幸せはあなたの中、それぞれの中にあるし、他の人との関係性、つまり間(あいだ)にあります。

この幸せに気づくカギが

「聞く力」

です。

自分の声に耳をすまし、他者の声に耳をすます。

心の深いところに、人の幸せのカギがあります。パッと表面的に出てくる声に、幸せのカギはありません。

人の声に耳をすます

「聞く力」は

私がもっているコンテンツの中で、最も磨き上げた「珠玉のコンテンツ」です。

書籍にもなっております。

よろしかったらお読みください。

幸せのカギを見つける話の聞き方のコツを一言でいうと、

「肯定も否定もせず、ただ聴く」

です。

共感も批判もせず、ただ聞き続けるのです。

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