データベースを理解する 010「並び順」

社員テーブルの定義・データを以下の通りとします。

【定義】
社員番号:文字列型の4文字(一意性制約あり)
社員名 :文字列型の50文字
【データ】
社員番号 | 社員名
========+===========
1759   | X山 B郎
2827   | C田 D彦
3339   | A口 F子
4210   | G本 H行
4211   | D藤 Z子
0212   | Z坂 X人

社員名のリストを出してみましょう。
ここではイベントでの出欠確認に使うと仮定すると、社員名の50音順がいいですね。
【社員名昇順で抽出】

社員番号 | 社員名
========+===========
3339   | A口 F子
2827   | C田 D彦
4211   | D藤 Z子
4210   | G本 H行
1759   | X山 B郎
0212   | Z坂 X人

社員名順で並べ替えた上での表示ができました。

* * * * * *

並び順は社員番号順の方が都合がいい時もあるでしょう。
【社員番号昇順で抽出】

社員番号 | 社員名
========+===========
0212   | Z坂 X人
1759   | X山 B郎
2827   | C田 D彦
3339   | A口 F子
4210   | G本 H行
4211   | D藤 Z子

昇順だけではなく、降順でも表示できます。
【社員名降順で抽出】

社員番号 | 社員名
========+===========
0212   | Z坂 X人
1759   | X山 B郎
4210   | G本 H行
4211   | D藤 Z子
2827   | C田 D彦
3339   | A口 F子

このように、データが入っている順とは異なる並び順での結果を表示できるところがデータベースのメリットの一つです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?