Code for Nerima 多言語カフェ(トライアル開催)

先日、Code for Nerimaで開催された、多言語カフェ。
どんな場だったの?というのはこちらをまず見ていただくとして。

https://note.mu/code4nerima/n/nf3121e3fd6a9

中国語から始まり、英語→日本語とつないで、最後は手話で意思疎通を図る場というのもそうそうない気がするのですよね。

私は、英語はシステムのエラーメッセージとか、わりと定型的なものなら読めるのだけど、日常会話になると、端々しか聞き取れないし、話すにしても単語が出てこない。さてさて。。。

イベントにて

今回、4つのトピックで話をしたのですが、「味わい深いことわざ」が超強敵でした。一目見て、「え、なにこれ。。。」と。
「味わい深い」って英語でなんて言うの?字の通りなら「delicious」だと思うけど、ことわざに「delicious」っておかしいし。そもそも、ことわざも何と書くのさ。「proverb」も伝わらなかったぞ。え、どうしたら伝わるの?などとしているうちに終了。。。

頭の中の言語野が刺激されまくって、翌日は頭が痛かった(苦笑)

UDトークでの修正


今回、UDトークでの修正をしていたのですが、英語も表示しておいて、英訳がちゃんとできているかを見ながらの修正は大事だなぁ、と思ったのです。
日本語は同音異義語があります。
音声認識からの日本語化もかなりの精度が出るのですが、完全にとはいかない。(というか、無理)

例えば「だいぶんね、いきたくなってきた」を音声認識からの日本語化すると、「大分ね、行きたくなってきた」となります。で、これを英訳すると「I have felt like going on Oita.」となりました。んー。。。?
じゃあ、「大分」→「だいぶん」に修正。
「It’s a lot, I have felt like going.」になりました。これでOK。

多言語前提の場であれば、軸となる(と思う)英語でちゃんと意味が通る訳になっているかの確認は必要ですね!

まとめ


終了後の懇親会で、話すのもよいけれど、筆談も伝わりやすいというのが気づきとしてありました。聞いていると、聞き逃しているうちについていけなくなるけれど、文字で書かれていると、自分のペースで読めて、認識できる。

この多言語カフェ、「言語って何だ?」ということが多々勉強できた場でした。
意思疎通の手段は「話す」「聞く」に偏りがちですが、「書く」「読む」「見る」もあるよね、と再認識できた感があります(^^

4月にもまた開催されるので、いろいろトライする場として使っていきたいですね。

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