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事なき事の事

こんばんわ神明です。

日々オフィスに通い、日々近くのコンビニで、混ぜにくいけど美味しいサラダを買い続ける連続が続いてる昨今ではありますが。

そのコンビニで買い物を済ませた刹那、向かいの横断歩道の信号が赤になっている確率はほぼ90%なわけです。


ゆえに本日も買いものを済ませてコンビニを出ると、やはり赤信号で横断歩道で待っておりました。


と、そのとき。


車道側の信号が青から黄色に変わりそうなタイミングで、横断歩道の残りの赤時間を知らせるメーターみたいなやつが、残り2〜3メモリくらいのところ。


なぜか飛び出した横断歩道向かい側のチャリのチャイルド、推定小学校4年生くらい。


見切り発車失敗の例だったわけですが、まずい事に直進してきた1台の車が、タイミングを合わせたかのように横断歩道に向かってきます。

車道側の信号はまだ青だったので、ここは信号無視ではないのです。


闇の技「ワンス・アポンナ・タイム・ナポリ感」を発動したところ、想いが車の運転手に通じていたのか、かなりの減速で車を走らせていた事に気づく。

ここで、チャリのチャイルドの後輪に触れそうになりながらも、見事に車は急ブレーキのスキール音を上げて停車に成功。

一人の少年の未来を守り切ったわけです。


この間、時間にして約1秒前後。

スローモーションのように世界は蠢きました。


余は心から、ドライバーに拍手と畏敬の念を込めた呪いを飛ばしておきました。

「あんた…今日という日においては世界最高のドライバーだったぜ…」と。

チラっと見えた運転席に座っていたおっさんは、ガラスの向こうに去っていく少年を見つめて何を思ったかは計り知れない事ですが。

同時におっさん自身の未来も守り切ったわけです。


日常において、わずかな差で明暗が分かれることは多分にしてある事だと思われます。


皆様においても、わずかな差分によき風が吹きますように「ア・チェンジオブウィンド・風邪じゃないよ」の呪いをかけておきます。


読んだが最後。


心して健やかなる日々を送るが良い。


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