ディープインパクト

ディープインパクト10連投!!


新馬戦において記録した上り3F33.1は、古馬・全距離を含めて、旧阪神競馬場の上り3Fのレコードである!
これは旧阪神競馬場が改修されるまで、破られることはなかった!
『いきなりレコード!(3F)』の、まさに衝撃のデビュー戦であった!


ラスト1Fに急坂のある中山競馬場において、春開催の最終日に行われるのが皐月賞。
この皐月賞においてラスト1F11.3を記録したのは、後にも先にもディープインパクトが勝利した皐月賞だけである。


ダービーコースの東京芝2400m。
このコースにおいて57㎏(牝55㎏)以上を背負いながら、2:23.3以内で走破しつつ、上り3F33.4以下を記録して勝利したのは古馬も含めて、
ディープインパクトただ1頭!
ディープインパクトまだ3歳春のことである。


旧神戸新聞杯(阪神競馬場2000m)
当然、1:58.4以内で走破しつつ上り3F34.1以下を記録して勝利したのは、
ディープインパクトただ1頭!
それ以下に、キンカメ・ゼンノロブロイ・シンボリクリスエス・クロフネ・テイエムオペラオー等が名を連ねる。


菊花賞における上り3Fのレコードは、現在もディープインパクトの33.3である!またG1における単勝100円元返しは、平成においては最初で最後。
昔のデータが存在しないので真実は不明だが、おそらく日本競馬史上でも初のことなのでは。


古馬初対決となった有馬記念こそ、究極の出来栄えにあったハーツクライの2着に敗れはしたが、上がり3F1位(脚を余した)はキープした。
配当的には、ディープインパクト史上最高の複勝120円を記録した。
その後、阪神大賞典で道悪適性も見せつつ、春の天皇賞へと向かう。


春の天皇賞が行われる京都3200mの上り3Fのレコードは、現在もディープインパクトである!
勝ちタイムも重要だが上り3Fの重要性も教えてくれた馬。
同じ勝ちタイムなら、上り3Fが速い馬が強い!
つまり、ディープインパクトが最強!


阪神改修のため京都施行による宝塚記念。
3角過ぎから下り坂になる京都2200mは、スローペースになりがちでロンスパ合戦になりやすく着差がつきにくい。
そこで記録した0.7秒差は、京都競馬場で施行された重賞レースで最大の着差である。


凱旋門後のJC
レースタイム2:25.1
レース上り34.3
JC史上レース上りが34.3を下回ったのは、ディープ以前は皆無、ディープ以後も2レースだけ。
この速い上りのレースを33.5以下の末脚で勝利したのは、
ディープインパクトただ1頭!


引退レースとなる有馬記念。
レースタイム2:31.9
自身上り3F33.8
数々の名馬が疾走してきた中山2500mだが、上記の数字を超えて疾走した馬は未だに現れず。
ディープの記録した自身の上り3F33.8は、有馬記念史上最速(当時)である。


あまりの衝撃に無心に10連ツイートをしてしまいました。
馬券人間である私は、あまり馬そのものには愛着がありません。

実際に強く、その数字も凄い馬、それが、ディープインパクト!!

そして、さようなら。

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