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地雷部Log-俺デッキフィーチャー#11 切り札の新たな星は、音と共に輝く!無色単《神聖斬鬼アシッド・テクノ》ジョーカーズ

どうもShinです!すっかり地雷部-Logではご無沙汰になりましたが読者の皆様に置かれましてはいかがお過ごしでしょうか。
私は今後、スケジュール諸々の都合で兼業編集ではなく一ライターとして活動することになりそうですが、その分より良い記事を届けらればなと思っております!

さてさて挨拶はほどほどにして。
まずはシリーズ・『自由への旅路を紐解いて』をお読みいただいてありがとうございます!

(まだの方はこちらからどうぞ!)

今回はそんな中でも久々に現れた、無色ジョーカーズの期待の新星についてご紹介していこうと思います!

ジョーカーズの新星は神聖な音と共に

この時期恒例殿堂発表。ジョーカーズからは我らが母星《希望のジョー星》が殿堂入りすることになりました。

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『自由への旅路を紐解いて』では冒頭の《ブラッキング・ザ・ジョニー》のサンプルリスト以降一切触れていませんでしたが、《ジョー星》はあまりにもジョーカーズとして運用されていたとは言い難く、1トピックとしては取り上げませんでした。(【バーンメア】や【赤単轟轟轟】、【シータモモキング】が「ジョーカーズ」として運用されていたか、と言われると怪しいですが、明らかに質が異なるタイプであったことはご理解いただけるかと思います。)

そんなカードとの組み合わせで注目が集まっていたのがこちらの1枚。

《神聖斬鬼アシッド・テクノ》

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《神聖斬アシッド》《神聖鬼デトロイト・テクノ》を組み合わせたかのようなこのカード。おそらく《テクノ》のマナ倍化をシンパシーに、《アシッド》の踏み倒し、アンタッチャブル効果をそのままにブロッカーを外した能力がオシャレです。

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当然発表当初の話題性も高く、「《希望のジョー星》と組み合わせて《Vチャロン》《禁術のカルマカレイコ》を出そう!」や「大型クリーチャーを出そう!」という論が生まれました。

しかし肝心の《ジョー星》は殿堂。またそもそも構造的に《アシッド・テクノ》には非クリーチャーを許容できるほどの力はありません。「ターン終了時」という出したクリーチャーそのものの質が能力の質を分けるタイミングに発動するこの効果は、盤面の1枚のカードを失ってアクセス先を失ってしまうとリソースを取り返せなくなってしまうのです。

しかしそこはもちろん我らがジョーカーズの力の見せ所。デュエル・マスターズ史上初めてデッキとしての動きを無色のみで完結させた種族が、この《アシッド・テクノ》を支えて勝利の新星を輝かせる。そんなデッキがこちらです。

デッキリスト

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豊富なメタカードを切り札のスポットライトに!

このデッキの最大の特徴は「メタカードを搭載する余裕の多さ」にあります。

《洗脳センノー》《ポクチンちん》、加えて《ジャッジCREWニー》などを採用。

《アシッド・テクノ》からアクセスする先にも呪文規制を常在で展開する上にカード除去も可能な《ゴールデン・ザ・ジョニー》、名前を宣言することであらゆるクリーチャーを無力化する《あたりポンの助》も採用しました。

軽量メタカード達を《ヤッタレマン》《ヘルコプ太》《夢のジョー星》でリソースへと変換。《アシッド・テクノ》で大型へと変換し、相手の身動きを封じたところで《ジョジョジョ・マキシマム》で粉砕。「G・ストライク」は物量で乗り越える。そんなデッキに仕上がっています。

テクニック 劇場版カジノの木魚・無限連射編

お前もギャンブラーにならないか?

と言うわけでこのデッキは結構器用に立ち回れるんですが、メインの動きの一つに《アシッド・テクノ》を最大限活用して山札の中のジョーカーズをバトルゾーンに全集中させるテクニックがあります。

方法としてはこう。

《アシッド・テクノ》の効果を発動。最初に元々盤面にいる《ポクチン》と何かを素材にし、山札の中のもう1枚の《アシッド・テクノ》《ポクチン》を呼び出します。

②次のターン《アシッド・テクノ》両方の効果を発動。先ほど場に出た《ポクチン》とcipを使用した誰かを素材に、山札に戻った《ポクチン》《スロットン7》を場に。《ポクチン》《スロットン7》《アシッド・テクノ》と解決することで、任意のジョーカーズが出るまで毎ターン山札を掘ることができます。

《スロットン7》からもう1枚の《スロットン7》が呼び出せることなども考えると、任意のカードにはかなりアクセスしやすいことがこのデッキの特徴です。

テクニックに対する批判とそのカウンター

Q:相手はその間カカシなんですか?

A:アシッド以前に展開した多くのメタカード、アクセス先に《あたりポンの助》やその他メタカード、純粋な打点形成を考えると《アシッド・テクノ》に対処するまでには突破しなければならない壁が多いです。そもそも相手の動きを止めることが目的であり、このコンボ自体はこちらのタイミングで止めることが可能です。また無限展開と同じ原理を利用して《あたりポンの助》の宣言を変更できます。

Q:《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》を採用しませんか?

A:《ニヤリー・ゲット》はジョーカーズでもなければコスト7以下の無色クリーチャーでもありません。具体的に言うと《スロットン》無限射出機能を阻害してしまいます。《ジョジョジョ・ジョーカーズ》でも拾えない上に、後半にデッキ枚数に苦しむ原因にもなりました。手札の量は《ヘルコプ太》で賄える為、山札の不純物は可能な限り減らしておく為に不採用としました。《パーリ騎士》の為に無償で墓地を増やせるカードとしては《夢のジョー星》を採用しています。


個別カード採用理由

・確定枠

《神聖斬鬼アシッド・テクノ》

2枚。1体目を出した時点でもう1体にアクセスし、以降の《スロットン》に干渉しない為の配分です。ここまで説明してきた通り、展開の基盤となるカード。メタカードで時間を稼ぎながらこのカードを《ヘルコプ太》で探しにいくのがメインの動きになっています。

《キング・ザ・スロットン7/7777777》

4枚。メインコンセプトである無限射出機構に加え、呪文面のトリガー兼軽量除去として機能します。《キング・ザ・スロットン》を採用していた時期もありますが、《アシッド・テクノ》とこのカードで足りたので現状展開要因はこの2枚でOK。

《ヤッタレマン》

4枚。皆大好きジョーカーズの元祖初動枠にして我が分身。なんとしても初手に1枚、プラスで2体目もキャストしたいのでこの枚数です。イラストいっぱいあって超かわいいのでたくさん採用しましょう。

《ジョジョジョ・ジョーカーズ》

4枚。《ヤッタレマン》にも《パーリ騎士》にも繋がり、状況に応じてメタカードを確保したり、《ヘルコプ太》を拾ってきたりと役割が多すぎるので最大枚数取りたいカードです。呪文・《アシッド・テクノ》にはアクセスできないので、過剰にキャストするとキーカードを全て山下に叩き込むことになります。

《パーリ騎士》

4枚。《ジョジョジョ》から拾ってきて加速できるのが一番理想ですが、ただ盤面に存在しているだけで《ヘルコプ太》《アシッド・テクノ》を活用することができるので最低限役割の持てる軽量クリーチャー。このデッキは無色単である都合上、マナ回収はできないので《アシッド・テクノ》で素材にしたカードは極力マナにおかないようにしましょう。

《洗脳センノー》

4枚。登場そのものへの制約がやはり強力。1体ではマッハファイターの前に沈んでしまいますが、このデッキであれば2体以上キャストする余裕があるので恐れずフル投入しましょう。《アシッド・テクノ》を余裕を持ってキャストするべく、盤面に維持することを考えてプレイしていくと真価を発揮します。

《ヘルコプ太》

ジョーカーズが誇る地上最強ドローソース。(飛んでるけど)当然最強なので4枚です。《スロットン7》は強制的に山札を減らしてしまいますが、このカードは必要カードを拾える程度までの調整が可能なのも強力ですね。《アシッド・テクノ》《スロットン7》《ヘルコプ太》で任意のカードにアクセスするハードルがとても低いのがこのデッキの強みです。

バイナラドア》

4枚。《アシッド・テクノ》圏内に強力なトリガーがなかった為、トリガー最低枚数を確保する為に採用。確定除去とキャントリップが大きく戦況を左右します。《アシッド・テクノ》以外のカードとのシナジーも高く、呪文では牽制されてしまいがちな昨今においても遺憾なくその力を発揮してくれます。

・採用検討枠

《ポクチンちん》

2枚は確定。3枚目以降は要検討、というカードです。無限射出機構の為に確定で2枚必要ではあるのですが、このカードは《センノー》とは違い踏み倒されたクリーチャーの登場自体は許してしまう為、このデッキではメタカードの役割ではなく、山札回復要因として運用していきます。

《あたりポンの助》

《消王ケシカス》と入れ替えることで全く違うデッキとして運用できるようになる1枚。あちらであれば一度攻めきれなかった際に盤面に再度呼び戻す、という動きも可能ですが、メタに寄せた今回の型では相手をの動きを見つつ妨害するカードを選択できる《ポンの助》を採用。ちなみにどちらにせよアクセス手段は豊富なので2枚で問題ありません。

《ゴールデン・ザ・ジョニー》

EXライフへの対抗策として注目された《ジョリー・ザ・ジョニー》ですが、EX WINならびにマスターブレイカーはcipである為、比較的長いゲームを見据えた場合は呪文に制限をかけるこちらが優先できるかな、という感想です。アタックトリガーで一面を確実に仕留めるマスター・ブラスターも《アシッド・テクノ》と好相性ですね。

《夢のジョー星》

非クリーチャーである点から最低枚数。《アシッド・テクノ》へのアクセスを早められるマナ加速の可能な1枚であり、《ガヨウ神》との差別化ができています。しかしながら《ガヨウ》《アシッド・テクノ》からアクセスすることも可能な為、より早期展開を狙うならこちらを採用しても良さそうです。

《ジョジョジョ・マキシマム》

《ゴールデン》で呪文の牽制自体は問題ない為、オーバーキル気味なことを考慮して最低枚数。後半は《ヘルコプ太》でこのカードを拾う作業も始まります。これまでの展開を糧に、安心安全に一撃食らわせることのできるカードです。

《ジョット・ガン・ジョラゴンJoe》

マスター・ドラゴンの《ジョット・ガン・ジョラゴン》とは異なり、強力な除去と高いスタッツが持ち味の1枚。ちなみにマスター・ドラゴンの方はむしろ展開した盤面を減らしてしまう上に強力なcipを持つクリーチャーは《スロットン7》しかいないので不採用。このカード自体には《アシッド・テクノ》でアクセスできない為に最低枚数での採用です。

《ジャッジCREWニー》

《波乗りザブンプル》《ポクチンちん》の3枚目との選択。このカードだけは唯一の自由枠と言えるでしょう。《終末縫合王ミカドレオ》やループなどへの対抗策として採用してはいますが、赤単速攻などを見るとするなら《ザブンプル》に軍配が上がります。ただ《ザブンプル》の場合、自分の《ゴールデン》《ジョラゴンJoe》に干渉してしまう点が難点です。

終わりに

このデッキの最大の特徴は《アシッド・テクノ》から展開するカードの質を自由に調整可能である点。今回はメタカードを豊富に投入し、多くのデッキに対して余裕を持って構えていられるように構築したのですが、《アシッド・テクノ》自身のアンタッチャブルを活かして後続の打点を生成し、一気に攻め落とす構築も可能であると思います。今回はあくまで私が編み出した形について解説しましたが、ジョーカーズの輝きは無限大!皆様も是非、輝く無色カードの組み合わせを探してみてください!

それではまた次回、今度の私の担当回は禁断の力に目覚めたあの英雄のデッキについてお伝えできればと思います!感想・ご意見などがありましたら#地雷部俺デッキフィーチャー #部Log タグをつけたツイートにてお伝えいただくようお願いします。


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