年末おきた出来事と 感謝の気持ち
今年のクリスマスはジロー犬と2人、日光の家で過ごしていた。
12月23日、3年ぶりに旅行会社の忘年会が地味に静かに開かれた。
私が幾つか掛け持ちする仕事の1つであるスクールバスは、23日が終業式、たまたま休みをいただいたので、茨城から宇都宮の忘年会に参加するため、日光に帰るのだ。
日光に帰る3日前、ジロー犬を車に乗せ自爆事故を起こしてしまう、コンビニの駐車場でUターンをしようとしたが夕方で暗くなり、縁石が見えず乗り上げてしまった。
JAFは私のヒーローだ!
以前、バスツアーの出勤前にタイヤがパンクした時も宇都宮から日光まで30分で駆けつけてくれた。
今回も交通量が多い夕方でありながら40分で到着した。
私が一番感激したのは、丁寧な仕事ぶりだ、自分で車をヘタに動かさずにいて最小限の損傷ですんだ。
バンパーの破損とタイや周りに傷がついたものの、自走で帰れるとの判断により、無事自宅に到着する、翌日車をディーラーにもっていき、JAFスタッフの誠に丁寧な仕事ぶりを知ることとなり、有難くて涙があふれた。
ディーラーは茨城トヨタ 下妻店
茨城トヨタの担当者は、数年前、すごい勢いで蝉がないていた真夏、引っ越して来たばかりの私の家に、車のチラシを届けてくれた汗だくの営業マンと、それからのお付き合い。
こんな暑い日に、本当に大変だと思った、新参者で知り合いもいない私に、このご縁はとても有難かった。
今回の自爆の修理も、少し顔を出しただけで大勢お客様がいるにも関らずVIP待遇のような手際の良さ、修理は翌年の予約をとり、自走にも問題がなく日光に帰ることができた。
旅行会社の忘年会
日光の家についた私は、忘年会に間に合うよう用事をすませ、最寄りのJR今市駅までは徒歩10分、しかし発車時刻ギリギリとなり、駅近の駐車場に車を停めて宇都宮駅に向かう。
3年ぶりに集まる静かながら盛り上がる忘年会!! お酒もすすむ・・・
今時のお店は、生ビールがないのか??瓶ビールになると言う。
それも、ちいっちゃいサイズの瓶ビールが出て来てガッカリ・・ラッパ飲み用か??? オーストラリア旅行では、そんな風に飲んだな~
ハイボールを頼んでみた、懐かしいホッピーはなし、久しぶりに飲みたかった。生ビールピッチャーなんて、今は無いのか??? とか?
色々と時代の流れに戸惑いながら、2時間半の飲み放題はあっと言うまにお開き、終電に間に合うよう私は1人、宇都宮駅へと向かった。
JR日光線の終電に乗り、気が付くと、今市駅で降りる予定を寝過ごし、終着の日光駅まで来てしまった!! タクシーもない真夜中、宿泊施設の灯りも消えて、私は途方にくれている。
杉並木ナンバーワン「 並 木 太 郎 」
同じ境遇の男性が2人いた、私の家が一番近いので、我が家に泊まるよう勧めるつもりだった。
3人でJR日光駅から私の家の近くにある「道の駅 日光」を目指し7キロを国道119号沿いに歩いている。
途中、杉並木街道に入り、バスガイド時代に必ず説明した、1万2千本を超える杉並木の中で1番容姿の美しいと言われる「並木太郎」の前を初めて歩いた、観光バスから見るより、かなり大きい。
顔は見えないが若者2人は私を挟んで1列で歩いてくれた、そのうち若者同士が知り合いであることが判明、2人の後を私が追うように歩いている。
何台かの車が横を通り過ぎる、歩き出して5キロ地点で車1台がUターンをして戻り、私達3人を拾ってくれた、車では数分で我が家についてしまう!!!
私は財布から1000円札2枚を、1万円札と間違わないように気にしながら取り出し、運転手さんにお渡しする。
運転手さんは、日光にある古河電工と言う、民謡・日光和楽踊りの発祥の地として地元では有名企業の仕事帰りだった、お金を受け取らないので後部座席の若者に2000円を手渡し、運転手さんへの支払いをお願いする。
若者2人も同じ金額を出し合おうと話していた、距離が遠い人は宇都宮だった、あの親切な運転手さんなら、きっと宇都宮まで送って行ったに違いないと思った、若者にもお世話になったのに、きちんとお礼も言えずに私は車を降りてしまい、悔やまれた。
翌日は、ホワイトクリスマス
朝目が覚めると雪景色だった、クリスマス寒波との予報が見事に当たった! 二日酔いでダウンする予定が、昨日の乗り越し歩きのお陰で、お酒が抜けている。ちょうど今市駅に車を停めていたので急遽予定を変更し、積んでいた冬タイヤに履き替えられるかどうか? タイヤ屋さんに確認。
このタイヤ屋さんは旅行会社のツアーでお客さんとして知り合った、タイヤ屋の社長さん、茨城に引っ越しをしても、タイヤの履き替えは日光でしている。
1本500円 4本2000円、雪の日の急なお願いに対応していただき、無事冬タイヤの履き替えが完了、本当に助かった。
麻辣ラーメンと、もやしラーメン大盛
日光の家の近くには、朝ラーメンのお店がある(7時~10時)その店の麻辣ラーメン1000円にはまり、雪の中歩いて食べに行く、1人の男性がお店のほうから私に声をかけてくる「今日は11時からだそうだよ・・・」
私は「どちらから来たのですか?」と尋ねると「福岡」だと聞いて驚いた! 「福岡では美味しい食べ物が沢山ありますね」と続けると、意外な事に否定した。
ふたたび私が「福岡なら美人が沢山いそうです」と話すと、そこは否定しなかったので、さすが福岡県は美人の宝庫! 日本のエクアドルか??
出張があると寄るとの事で、男性は残念そうに戻ったが、私はご近所なので時間を待って食べに行く。
地元の人でないと分からない場所にある、ラーメン屋がオープンして数年はたっている、寄るたびに繁盛しているご様子。
看板もわかりずらいので、朝ラーメン屋の名前を知らない。
ものは試しでググったら(朝ラーメン・下今市駅)調べられ、これも驚いた。
あと数件、近所にはラーメン屋があるが、私が他に食べたかったのは、ふじやラーメンパークという老舗の、もやしラーメンを今回は+130円で大盛にしてみた。結果大満足!!食べても食べても減らないのに、最後まで飽きない幸せなおいしさ、スープは飲み干さなかったものの、次回も大盛にしよう。
例年なら、ゆっくり泊まり骨休めをする日光の家も、今年は茨城で訪問介護の仕事の代替えがきかない利用者さんを担当しているため、4日だけ泊まり、日光を後にする。
忘年会、タイヤ交換、ラーメン食べ、今回は書かなかったけれど、茨城では買えないお気に入りの鳥皮を近所の肉屋でまとめ買い、クリスマス寒波の大雪にジロー犬が大はしゃぎ!!!
終電の乗り越しハプニングもあったが、いい時を過ごせた。
チカちゃんからの クリスマスプレゼント
茨城に戻ると宅配が届いていた、チカちゃんからのクリスマスプレゼント! チカちゃんは特別な友人なのだ。彼女はボストンのMIT大学大学院を卒業後、アメリカに就職、ボーイング社で飛行機にかかわる仕事をしていた、そんな彼女が、日本企業で働く事となり帰国して間もない頃に私と知り合った。
チカちゃんは日本人、初めて出会った時、髪を鮮やかな金色に染め、少し不自由そうに日本語を話していた姿が印象的。
その頃の私は、化学物質アレルギーと診断され、タバコの副流煙の苦しさと闘っていた、薬物治療で体に合う薬が見つからず、試した薬の副作用から失語症となり心臓まで弱ってしまう。
その病気で多くのものを失い、辛い時期だった、今でも化学物質アレルギーは完治していない、完治できない病気なのだ、タバコを見ると恐怖を感じるタバコ恐怖症。
なのに、愛煙家の方は気さくで親切、本当に良い人が多いとしみじみ思うことがよくある、旅行会社の大好きな同僚もヘビースモーカーで、仕事先では、いつも喫煙環境を探している。
話を戻し、私と出会い少し経った頃、チカちゃんはパリで開催された航空ショーで後のご主人と知り合うこととなる。そして間もなく、名古屋の会社に転勤し会えなくても、恋愛相談をSNSで年上の私に話してくれた。
今振り返ると、失語症の私、そして日本語にまだ慣れていないチカちゃんとの不思議な距離感が絶妙に合ったのかもしれない。
チカちゃんはその後、パリで出会ったご主人と結婚、現在は男の子が2人、名古屋で仕事を続けている。
チカちゃんから届いたクリスマスプレゼントはガラスのペンとフォレスト・ブラック(森の色)のインクです。
疎遠になってる大切な人に手紙を書きたくなりました。
ありがとう・・チカちゃん ❤
今年お世話になった沢山の皆様
年末の慌ただしい数日間だけで、沢山の人にお世話になった。
今年1年を振り返れば、数えきれない方々にお世話になっているのだ、お世話になりながら、忘れてしまった人もいるかもしれない。
noteクリエーターの皆様
チカちゃんは私の特別な友達ですが、noteで知り合った沢山の方々も私の大切な特別な人、1年間noteを続け、沢山の優しい人に元気をいただき私の弱弱しいメンタルも体調も、だいぶ回復してきました。
noteを通して温かな1年間の交流を振り返り、なにより嬉しく有難いことだと実感している。
来年はパソコンをもっと頑張って少しは上達させ、クリエーターさんに感謝の気持ちを伝えられる、彩のある記事を書いてみたい。
応援して下さった沢山のクリエーターの皆様
本当に大変お世話になりました、1年を振り返ると嬉しくて泣いちゃいます
来年も宜しくお願いいたします。
皆さ~ん!!!!! 大好きで~す !! ❤ ❤ ❤ ❤ ❤
本当に、ありがとうございました。
良いお年を~
Keigo Mさんから
素晴らしい絵を書いていただきました。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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