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ベイスターズ球団歌「熱き星たちよ」・歴代ボーカル選抜ランキング(2022年最新版)

時の流れはとても速いもので…今年ももう、この時期がやってまいりました。
2月1日キャンプイン、球春到来。そしてベイスターズファンには、春の足音のように漏れ現れる、あのシーン。
そう、「熱き星たちよ」レコーディング風景のニュースが、今年も沖縄から、私たちファンの元に届きました!

豆まきニュースも含め、どうやら今年のベイスターズ、エンタメ的にはロメロ投手推しな感じがしますね。確かにナイスキャラクターです。

ロメロ&エスコバー、両投手のレコーディングニュースを皮切りに、日本人メンバーのレコーディング風景も、一気に球団インスタで紹介されました。

のっけから、藤田一也選手の笑顔にびっくりしましたよね!思わず声を上げてしまいました。

ということで、早くもレコーディング風景が出そろった「熱き星たちよ2022」。現時点(2月6日現在)で明かされている参加メンバーは、以下の通りです。

三嶋一輝投手(8年ぶり2回目)※最高ブランク記録更新
山崎康晃投手(7年連続7回目)※自らの最多連続選抜記録をさらに更新
今永昇太投手(3年連続5回目)
フェルナンド・ロメロ投手(初選抜)
エドウィン・エスコバー投手(初選抜)
藤田一也選手(初選抜)※野手最年長選抜記録更新
宮崎敏郎選手(5年連続5回目)
桑原将志選手(4年ぶり3回目)
佐野恵太選手(3年連続3回目)

こうやって選手のお名前を並べさせていただくと、今回は例年以上にトピック満載!そんなメンバーが数多いです。

かつてのAKB48における"神7"を彷彿とさせるヤスアキ投手、今永投手、宮崎選手、佐野キャプテンといった常連組を軸に、意外にもプロ2年目以来、実に8年ぶりの登場となる三嶋投手、そして4年ぶりの桑原選手と、思ったよりもブランクがある選手もいます。
ちなみに三嶋投手の「8年ぶり」は、三浦大輔投手~監督が昨年記録した「5年ぶり」を大幅に更新する、選抜ブランク歴代最長記録を更新していたりします!

<参考/「熱き星たちよ」選抜ブランク最長ランキング>
1位:三嶋一輝投手/8年(2014⇒2022)
2位:三浦大輔投手~監督/5年(2016⇒2021)
3位:アレックス・ラミレス選手~監督/4年(2012⇒2016)
同3位:ホセ・ロペス選手/4年(2015⇒2019)
同3位:桑原将志選手/4年(2018⇒2022)

逆に今季ベイスターズ在籍6年目となるエスコバー投手、今回が初選抜というのはかなり意外ですね。

そういえばロメロ&エスコバー両投手とも、"ジーモ"ことモスコーソ投手以来、7年ぶりの外国人投手の登場になるんですね!これもまた意外。

<補足/「熱き星たちよ」歴代外国人監督・選手選抜リスト>
2012年:ラミレス選手
2014年:ブランコ選手、バルディリス選手
2015年:モスコーソ投手、ロペス選手、バルディリス選手
2016年:ラミレス監督
2017年:ラミレス監督
2018年:ラミレス監督
2019年:ラミレス監督、ロペス選手、ソト選手
2020年:ラミレス監督、ロペス選手、ソト選手
2021年:なし
2022年:ロメロ投手、エスコバー投手

それとまだ実は、オースティン選手が選抜経験ゼロだったりします(ソト選手は通算2回参加)。パットン投手が4年在籍ながら選抜回数ゼロということもありましたが、果たしてオースティン選手はどうでしょうか。もちろんご本人のモチベーションなども関係するでしょうけどね。

そして前述の常連組でいえば、山崎康晃投手!7年連続というのはさすがの存在感でありますが、選抜7回目となる今回で、選抜回数はラミレス氏を抜いて歴代単独1位になりました!この歴代選抜回数ランキングは最後に発表しますが、ヤスアキ投手の大記録、果たしてどこまでこの記録は伸びるのか!?楽しみにしたいと思います。
また宮崎選手の5年連続も、連続選抜回数としてはヤスアキ投手に次ぐ(そしてラミレス氏に並ぶ)大記録。今年から長期契約、"生涯横浜"を標榜する我らがプーさん。今後もぜひ記録を伸ばして、「熱き」に欠かせない存在、例えるなら「紅白歌合戦」石川さゆりさん的存在になっていただきたいですね。

藤田一也選手は10年ぶりのベイスターズ復帰即、この「熱き星たちよ」にボーカル参加です。10年ぶりと言っても、当時の「熱き星たちよ2012」には藤田選手の参加はありませんでしたので、プロ18年目にして、初参加!
なお、選手時代の選抜最年長記録としては、2016の三浦大輔投手(参加時点で当時42歳2ヵ月)が歴代最年長記録なのですが、藤田一也選手は金城龍彦選手(同37歳7か月)を抜く、野手最年長選抜記録(同39歳)になるようですね!それにしても野手最年長記録、てっきりラミレス選手と思ってましたが、金城選手の存在は盲点でした…!

<参考/「熱き星たちよ」歴代選手最年長選抜ランキング>
1位:三浦大輔投手/42歳2ヵ月(2016)
2位:藤田一也選手/39歳7か月(2022)
3位:金城龍彦選手/37歳7か月(2014)
4位:アレックス・ラミレス選手/37歳5か月(2012)
5位:ホセ・ロペス選手/36歳2ヵ月(2020)
(注:レコーディング時における最年長時の記録のみ抽出/監督を除く)
※このランキングはまだ不完全な部分もあるので、いつかまとめてみたいです。

昨年の森敬斗選手のように、若い選手の存在が目立つベイスターズだけに、ベテランの存在は曲をも引き締めてくれるかもしれませんね。歌声もプレー同様に円熟味を感じさせてくれるでしょうか。楽しみです。

ところで今回気になるところとしては2点。
ひとつは牧秀悟選手の名前がないところです。キャンプ合流遅れとなったあの要因がなければ、まず間違いなく彼の名前はこのラインナップに入ってきていたでしょうね。昨年魅せてくれた圧倒的な実績はもちろんのこと、ファンフェスや映画「BBB」などでも垣間見せてくれた、彼の気さくなキャラクターを考えると、彼の存在は2022バージョンに欠かせない感がありますし、ぜひ名を連ねてほしい気はします。もちろん病み上がりですし、決して無理はさせられませんけれど。勝手なファンの思いこみと思っていただけたら。すみません。

<2022.2.22 追記>
と、そんなことを書いているうちに、しれっと、2月9日付の公式ツイッターに、気になる画像が…!

下部中央の写真…!
これは、つまり、そういうことですよね!?
球団公式発表を楽しみに待ちたいと思います!
<追記終わり>

そしてもうひとつはなんと、我らが番長・三浦大輔監督の名前がないということ!これまでDeNAベイスターズの歴代監督は、中畑監督(呼ばれなくても勝手に入りそうですが)、ラミレス監督(オファーがなくても以下同文)、そして昨年の三浦監督と、これまでの10年間で9バージョンを数える「熱き星たちよ」のボーカルの中に、監督の名前は必ずありました。そしてもちろん番長ご自身、投手として在籍中の2016年まで、ベイスターズの顔として、その存在は必ず「熱き」の中にありました。余談ですが、以前行われていたクリスマスパーティーでも自慢のノドを披露し、純烈ばりにファンとのふれあいを見せておりました。
これは番長、自らが前に出ることをせず、選手たちを前面に押し出そうということなのか?それとも広報的スケジュールの点で、実はレコーディング終わってるけどまだ発表されていないだけなのか。またはこれからするのか。昨年もソロバージョンが話題になった我らが番長だけに、その真相やいかに?という点で勝手に気になっています。すみません。

そういった部分で、既報メンバーでフィックスなのか、それとも続報はあるのか?勝手にやきもきしながら、「熱き星たちよ2022」CD発売(か、配信開始?)の正式発表を待ちたいと思います。

2012年以来、積み重ねたバージョンもいつしかしっかり歴史になり、今回でついに10バージョン目を数えることになった、DeNA版「熱き星たちよ」。DeNA最初期はこの曲がなくなるかもしれない、なんて話もありましたが、すっかりこの選手ボーカル版もおなじみになりました。今年もハマスタの試合前やラッキーセブンで、ベイファンのハートを熱くしてくれそうです!
できれば試合前のマスコット&dianaステージでも聴きたいな!(いろいろとおさまりますように…!)

最後に、2022年現在の「熱き星たちよ」通算選抜最新ランキングを置いておきますね。よろしければぜひご参考ください。
(2022.2.6現在のランキングです。太字の選手は2022年選抜)

【1位/7回】
山崎康晃(2016~2022)
【2位/6回】
アレックス・ラミレス(2012・2016~2020)
【3位/5回】
三浦大輔(2012・2014~2016・2021)
筒香嘉智(2015~2019)
今永昇太(2017・2018・2020~2022)
宮崎敏郎(2018~2022)

【7位/3回】
中畑清(2012・2014・2015)
石川雄洋(2012・2014・2016)
ホセ・ロペス(2015・2019・2020)
桑原将志(2017・2018・2022)
佐野恵太(2020~2022)

【12位/2回】
黒羽根利規(2014・2015)
アーロム・バルディリス(2014・2015)
三嶋一輝(2014・2022)
梶谷隆幸(2015・2016)
山口俊(2015・2016)
石田健大(2017・2018)
ネフタリ・ソト(2019・2020)
乙坂智(2020・2021)
【20位/1回】
高崎健太郎(2012)
森本稀哲(2012)
金城龍彦(2014)
久保康友(2014)
トニ・ブランコ(2014)
山崎憲晴(2015)
ギジェルモ・モスコーソ(2015)
嶺井博希(2016)
倉本寿彦(2017)
戸柱恭孝(2017)
濵口遥大(2018)
柴田竜拓(2018)
高城俊人(2018)
神里和毅(2019)
東克樹(2019)
三上朋也(2019)
砂田毅樹(2019)
上茶谷大河(2020)
伊藤光(2020)
伊勢大夢(2021)
大貫晋一(2021)
森敬斗(2021)
フェルナンド・ロメロ(2022)
エドウィン・エスコバー(2022)
藤田一也(2022)
(以上、敬称略)

※山﨑康晃投手・宮﨑敏郎選手の「﨑」は、本文中では「崎」表記とさせていただきました。ご了承くださいませ。

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