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ベイスターズ球団歌「熱き星たちよ」・歴代ボーカル選抜ランキング(2023年最新版)

1年って言うのは本当にあっという間なもので、今年もこういう時期がやってきてました(もう第一報から10日は経ってますけどね)。
横浜DeNAベイスターズ春季キャンプ時期恒例(なんですけどけっこう忘れがちな)トピック、「熱き星たちよ」レコーディング。この話が出てくると春も近くなったと感じるのです。

DeNAベイスターズ12年目にして11バージョン目になる(2013年のみ新録なし)、今回の選抜メンバーをさっそく追っていきましょう。
まずは先陣を切っての2月2日(木)レコーディングの、投手陣からです。

リリーフトリオがそろった投手陣

投手陣レコーディングには、昨年の終盤をがっちり守ってくれたリリーフトリオが登場となりました!
2021年以来2回目の選抜となる伊勢大夢投手は、2021の時以上に貫録十分!存在感もすっかりしっかり大きくなりました。そして待望の登場、確かな実績をひっさげてついにこのレコーディングに初選抜された、"2000のギャグを持つ男"入江大生投手。こういったお祭り事にはやはり彼は相性抜群なのか、むちゃむちゃ明るい表情を見せてくれてますね。この若きリリーフコンビの2人にも末永く「熱き」を歌い継いでいただきたいものです。

そしてご存じ、もはやあなたなしには「熱き」は考えられないぐらいの存在。今季からは投手キャプテンの山崎康晃投手ももちろん選抜されました。
ヤスアキ投手、「熱き」の選抜回数は今回で2016年から8年連続8回目で、もちろん通算単独1位。"永遠番長"三浦大輔投手⇒監督や"生涯横浜"宮崎敏郎選手、さらには筒香嘉智選手、アレックス・ラミレス氏などをも上回る選抜回数なのです。まさに横浜DeNAベイスターズの顔…なんて、ここに書かなくても今さらな。皆さんそう思われていますよね。
ところで、そんなヤスアキ投手に関して、ふと思ったことがありまして…

ヤスアキ投手だけで「熱き」完成…?

昨年まで7回も選抜されているということは、もしかしたらヤスアキ投手の歌声だけで「熱き星たちよ」フルコーラス完成できるんじゃないか!?と。
で、調べてみました。赤羽から横浜まで京浜東北線に乗っている間にYouTubeで片っ端から映像を観るなどしまして。そしてツイッターでも情報伺いまして(ご協力ありがとうございました!)、ついにわかりました。

ヤスアキ投手ソロも聴いてみたい!

「熱き星たちよ」、ヤスアキ投手の歌声だけで1番が完成できるのです!
内訳はこんな感じです。

闘うナインたちの 輝く絆が (2018、2019)
星座をつなぐよ(2021)
スクラムひとつにして 情熱重ねる(2020)
勝利を求めて (2016)
栄光へ届く虹を(2017)
描き出す(2022)
固い チームワーク(2021)

ひょっとして球団も把握していて、2022年に「描き出す」だけ使ってた?と思ってしまいました。いやー我ながらとんでもないことに気がついて

…あれ…もしかしてこの話ってもう有名だったのかな…いまさら…?

と、ちょっと不安になってきましたが。まあいいでしょう。
ちなみに2番部分はどうなのか?というと、実はこちらはヤスアキ投手部分だけだとコンプリートできないんですよね。こんな感じです。

ナシ①
ナシ②
友情胸に抱いて 白球追いかけ (2016、2017)
ナシ③
スタジアム渡る風に(2019、2022)
誓いあう(2020、2021)

ナシ?④
スピリッツ (2016)

と、意外にヤスアキ投手の歌が使われていないフレーズが多いんです。でもそれもさもありなんでして、該当していないフレーズは、
①バットに込めたファイト 歓声背にして
②飛び込め ベースへ
③アーチでこたえる

というもの。そう、ここはバッター向けのフレーズなんです。"歓声背にして"の部分は2016年に山口俊投手の歌声が使われていますが、他の部分はこれまででも宮崎選手・筒香選手・佐野選手など、野手陣の歌声がピックアップされていますね。ちなみに②は桑原選手・神里選手・森選手など、俊足系の選手が多いようです。
大谷翔平選手ばりに二刀流やってたりとか、平松政次さんみたいに通算25本塁打打ってたり(すげえ!)、番長みたいに24年連続ヒット(!)のギネス記録とか打ってたりとかなら話は別ですが、なんといってもヤスアキ投手は未だに公式戦で一度も打席に立っていないのです…!この①②③部分は今後も難しいかもですね。レコーディングはされているような気もしますけど…

ちなみにナシ?④としている部分ですが、ここは"永遠(とわ)の"という部分です。確認できるだけだとここにヤスアキ投手の声は使われていないように思えるですが、もしかしたら合唱状態で入っているのかな?ご存じの方いらしたら教えてください。もし使われていなかったら、2023バージョン、ここに歌声を入れていただきたいですね!
もしお時間のある方はぜひヤスアキ投手ソロバージョンとか作ってみてはいかがでしょうか(個人で楽しむ範疇で)。

ヤスアキ投手の話でかなり長くなりましたが、続いては2月3日(金)レコーティングの野手陣です。

京田選手がいきなり登場!野手陣

まずはやはり「熱き」になくてはならないキャプテン・佐野恵太選手。彼も4年連続選抜です。これは8年連続のヤスアキ投手、5年連続の筒香選手・宮崎選手に次ぐ連続記録です。
続いて、昨年は遅れてのレコーディング参加になった牧秀悟選手。今回はキャンプ序盤から参加ができ、2年連続の登場です。2022のPVでも貫録十分のノリノリな姿を見せてくれていましたが、彼もやはり今や「熱き」には欠かせないチームの大看板です。彼の歌声もきっと長くベイスターズファンに愛されるものになるでしょうね。

そしてこの内・外野を代表する2人とともに、初選抜となった2選手が大きな話題を呼んでいますね!
まずは移籍2年目にして、ベイスターズの顔のひとりとなった大田泰示選手。ファンには待望の選抜と言ってもよいのではないでしょうか。歌声もセクシーなんでしょうか、早く聴いてみたいし、PVも観てみたいものです!
そしてもう1人、移籍後いきなりの初選抜となった京田陽太選手!新ユニフォーム発表に続いてのベイスターズ看板企画への登場には、チームの明るく朗らかな雰囲気、そして球団の大きな期待が伝わって来るようです。

ちなみに京田選手のような「移籍後、即『熱き』レコーディングに参加」という例、もしかして彼が初めてかな?と思いましたが、歴史を紐解くと意外にそうでもなく。そもそも昨年の藤田一也選手も、ベイスターズになじみ過ぎててぜんぜんそんな感じがしなかったですが、厳密に言えば「移籍後即」ではありましたね。
藤田選手以外で言えば、2012年のアレックス・ラミレス氏(巨人⇒DeNA)や2014年のアーロム・バルディリス氏(オリックス⇒DeNA)、2015年のホセ・ロペス氏(巨人⇒DeNA)も実はそうですし、FA戦士では2014年の久保康友投手(阪神⇒DeNA)も挙げられますね。
ただこうやって見ると、「交換トレード後、即『熱き』レコーディングに参加」とすると、該当するのは京田選手が初めてになるんですね(※2020年の伊藤光選手はベイ3年目)。そういう意味ではやはり大きな期待を含んだ抜擢と言えるでしょうね。生え抜きの選手が多いイメージが強い「熱き」選抜ですが、移籍後に実績を残し、ベイスターズファンに愛されている選手たちもしっかり登場しています。京田選手もハマスタで今まで以上に躍動する姿を見せてほしいですね!

そしてもうひとつ、ちょっと気になるところとしては、昨年までに5回選抜されている、奄美キャンプ組の今永昇太投手、そして宮崎敏郎選手のレコーディングの話題が聞こえてこないこと。果たして今年、彼らの歌声は入るんでしょうか。連続選抜継続中なだけに気になります(もちろん個人的にですよ!)ね。
さらにここから先、外国人選手組や三浦監督などの登場はあるのか、他のトピックは、などなど、「熱き星たちよ2023」追加情報がまたあったら記載してみたいと思います!
個人的にはdiana2023バージョン作ってくれると嬉しいんですが…

では今一度、「熱き星たちよ2023」選抜メンバーをおさらいします。なかなかフレッシュな顔ぶれですね!

山崎康晃投手(8年連続8回目)
佐野恵太選手(4年連続4回目)
伊勢大夢投手(2年ぶり2回目)
牧秀悟選手(2年連続2回目)
入江大生投手(初選抜)
京田陽太選手(初選抜)
大田泰示選手(初選抜)
※2023年2月11日現在

今年はどんなハーモニーがハマスタで奏でられるのか。楽しみです!

最後に「熱き星たちよ」通算選抜最新ランキングを置いておきますね。よろしければぜひご参考ください。
(太字の選手は2023年選抜、敬称略)

「熱き星たちよ」通算選抜最新ランキング

【1位/8回】
山崎康晃(2016~2023)
※連続選抜最長記録更新中
【2位/6回】
アレックス・ラミレス(2012・2016~2020)
【3位/5回】
三浦大輔(2012・2014~2016・2021)
筒香嘉智(2015~2019)
今永昇太(2017・2018・2020~2022)
宮崎敏郎(2018~2022)
【7位/4回】
佐野恵太(2020~2023)
【8位/3回】
中畑清(2012・2014・2015)
石川雄洋(2012・2014・2016)
ホセ・ロペス(2015・2019・2020)
桑原将志(2017・2018・2022)
【12位/2回】
黒羽根利規(2014・2015)
アーロム・バルディリス(2014・2015)
三嶋一輝(2014・2022)
梶谷隆幸(2015・2016)
山口俊(2015・2016)
石田健大(2017・2018)
ネフタリ・ソト(2019・2020)
乙坂智(2020・2021)
伊勢大夢(2021・2023)
牧秀悟(2022・2023)
【22位/1回】
高崎健太郎(2012)
森本稀哲(2012)
金城龍彦(2014)
久保康友(2014)
トニ・ブランコ(2014)
山崎憲晴(2015)
ギジェルモ・モスコーソ(2015)
嶺井博希(2016)
倉本寿彦(2017)
戸柱恭孝(2017)
濵口遥大(2018)
柴田竜拓(2018)
高城俊人(2018)
神里和毅(2019)
東克樹(2019)
三上朋也(2019)
砂田毅樹(2019)
上茶谷大河(2020)
伊藤光(2020)
大貫晋一(2021)
森敬斗(2021)
フェルナンド・ロメロ(2022)
エドウィン・エスコバー(2022)
藤田一也(2022)
入江大生(2023)
京田陽太(2023)
大田泰示(2023)

※山﨑康晃投手・宮﨑敏郎選手の「﨑」は、本文中では「崎」表記とさせていただきました。ご了承くださいませ。

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