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ニューヨークで職探し。 UXデザイナー(2)

最初の仕事探しのきっかけはインターンシップでした。インターシップは大学院のカリキュラムの一つで確か必須だったような。学校にはインターンを紹介してくれるところがあって、そこへ行くとハローワークのようにインターンを募集しているリストがありました。

今と違ってインターンは無給でその代わり学校の単位になり経験が積めるというものでした。1999年ドットコムバルブルの少し前になります。
最初はSOHOにある日系の出版社のようなところへ行きました。せっかくアメリカ来てるのになんだこれはと思い2週ほどでやめました。その日系の会社いてもいいけど、邪魔するなというスタンスでした。

次に学校から紹介してもらったところは当時まだ新しかったストリーミングをやるスタートアップの会社でした。社員は12人くらいだっと思います。話を聞きに行くとワールドトレードセンターから行われた坂本龍一のライブをやったという話でした。

この会社は行く場所がない留学生が何人かインターンとして来ていました。やっていたことはライブイベントのライブストリーミングで色々連れて行ってもらって楽しかったのを覚えています。

この会社はその後買収合併独立へて最後はアクセンチュアに吸収されました。H1ビザもグリーンカードもこの会社におせわになりました。グリーンカードが取れるまでは移動しにくかったという側面もありましたが私は実に12年ここで働きました。

この時代にはまだ UXという言葉はなかったように思います。ウェブデザイナー、UIデザイナー、インタラクティブデザイナーと呼ばれていました。

入社した当初この会社は将来ユーチューブのようになると信じていましたが残念ながらなりませんでした。


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