[モバイル&サウンド88]〜激安マイクロギター(ウクレレ)のクオリティ
今回の[モバイル&サウンド]も、”87”に続く”4弦マイクロギター”とも言えるウクレレの話。
3000円クラスの「激安」ソプラノ・ウクレレ"Maika'i MKU-1"のクオリティはいかに。。。!?
気になるポイント。。。
とりあえず、感じたこと。。。
・ペグが激硬い
・正体不明の弦(持つとピンと立つ。。。)
・ナットの接着が荒い・角が尖ってる
・ブリッジの角が尖ってる
・フレット付近の塗装がダメ
・木目が荒い
。。。といったようなもの。ナットやブリッジの角の鋭さは、指や掌が当たると痛い。。。(笑)
他に。。。
・音が響かない
・ボデイがホームセンターで売ってる木材(Falcata)の感覚
等。。。
以下、それらのポイントの写真。。。
メンテ/調整すれば。。。
というようなところだけど。。。この状態って。。。とにかくアバウトで「3000円」ってことを考えると、「ダメ」っていうのとはちょっと違って。。。
「ホームセンターで売ってるような木材がボディの格安のウクレレ・キットをとりあえず組みましたー。後はメンテ等しながら遊んでねー」みたいな。。。
スペック。。。
Top Falcata
Back & Sides Falcata
Neck Nato
Fingerboard Walnut
Bridge Walnut
Scale 344 mm
Nut width 38 mm
生産国 インドネシア
ここから。。。弦を老舗のメーカー製に替えて、ペグの調整(あるいは交換)をして、ナットやブリッジにヤスリがけして、フレットの端を整えて。。。って「メンテ/調整」することで。。。それなりに仕上げる。。。
そういうイメージ。。。
弦はAquilaのLow-Gセットに即交換。ペグはチューニングを繰り返してるうちに、徐々に扱いやすくなってはきた。
この"Maika'i MKU-1"の他に候補だったキクタニミュージックの"Mahalo"のヤツは、同じ価格帯でありながら。。。仕様を見ると、最初からAquilaの弦がセットされているハイスペック!?
そもそも、この価格帯は楽器店で買うようなモノじゃないし、「メンテ/調整」に楽器店に持ち込むクラスのものでもない。なので、「メンテ/調整」ってのは、もちろん「セルフ」。そういう価格帯じゃないかと。。。
それって、初心者向き!?。。。じゃないよね。。。本当は。。。(笑
もし。。。持ち込んでも。。。「ワンランク上に買い換えましょう!」って言われるかと。。。
最初に張られていた弦がピン!?。。。っていうのは、この方のYouTubeレビューで知った。
でも、弦を張り替えたクオリティは、ダメとは言ってない。
”ARIA"を名乗らないのは。。。!?
ウクレレにしろ、ギターにしろ、"ARIA"系列だと、その"ARIA"ってブランド・ネームで売ってるモノもある。それより安い系列ブランドってことなので、どういう立ち位置なのかは。。。なんとなく想像がつく。
「王道タイプではあり得ないような。。。カラフルなボディー・カラーの種類が多い」っていうグレードも。。。激安モノの特徴だったりする。。。
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