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[モバイル&サウンド 62]〜ギターのルールと常識と環境!?

今回の[モバイル&サウンド]は、ギター・鍵盤・DTM等。。。音楽を始める時、始める前の「そもそも。。。」って話。

主にギターを取り上げるけど、鍵盤やDAW使った音楽制作でも基本は同じことも多いのではないかと。。。

ギター初心者真っ只中の人には。。。場合によっては耳の痛いハナシになるかもですが。。。当事者じゃない客観的な立場の人からすると「そうだよね」とも思える。。。って内容。。。!?


ルールを無視してる!?

スポーツやゲームは、「ルール」に沿ってする。。。って当然かと。。。

砂地に丸い円を描いて、その中で「相撲やろうぜ!」って時に、相手が突進してきたからって避けて円の外に出たら。。。それは。。。

サッカーでキーパー以外がボールを手に持ったら。。。それは。。。

多くのギター初心者の人は、そういう次元のことをやらかしてる。。。にもかかわらず、やらかしてることに気がつかないのですね。。。

スポーツだとジャッジする審判がいれば、やらかしたら「ピー!」って笛吹かれたりするんだけど。。。それが。。。ギターで、特に独学だと、そういうジャッジが出来ないままになりがち。。。

「ルール」ってのは簡単なドレミファソラシド(スケール)/ドミソ(コード)/ドンチャン(リズム)の知識。。。そういうレベルのことで。。。

仰々しい「音楽理論」みたいな。。。そんな難しい話が。。。ギターやDAWソフトを扱う上で。。。初心者の人で助けになるなら取り入れてもいいんだけど、SNS見てると「頭が混乱する!」っていうような声の方が遥かに多いような印象を受ける。

「ルール」以前の「やらかし」的なことでー
・爪を切らない
・姿勢が悪い(中にはあぐらをかいてたり。。。)
・ピックの持ち方
・ギター弾く前にお風呂に入る(指がふやける)

とかの。。。そういうこともある。


常識を無視してる!?

教育的な見地や先生や先輩の立場、習う側のモチベーションの上げ方とか。。。に沿って「マインド面」も考えるなら、導き方とか言い方とか捉え方とかそういうことも当然あるけど。。。それはそう。。。なんだけど、客観的に常識的に見ると。。。例えば。。。

スポーツのクラブや仕事場に入ってきた新入りが、1週間や1ヶ月そこらで「全部マスターしました!」なんて言ったら、どう思います!?

「おお! そうか!」

って。。。思わないよね。。。普通は。。。ワン・シーズン、1年、3年。。。ってそういう時間軸で見ないと、成長の度合いとか足りなかったこととかって見えてこないかと。。。

短距離走か持久走かっていうと、ギターもDAWソフトの扱いも当然「持久走」。

なのに、日毎、月毎。。。ってあまりにも短期でデカい成果を求めてる傾向が。。。

「求めれば求めるほど、相手(ギター)とうまく付き合えないギャップに悩む。。。」ってのは、そういう気分立場になると。。。それはそれで違う常識!?になってしまう。。。!?。。。んだけど。。。ジョギングもしたことない人が、初マラソンで「目標タイム2時間台」とか言ったら、「は!?」ってなるよね。。。(マラソンには詳しくないですけど、初マラソンは5時間目標って数字があった)


今までに”ギター”を触ったことある!?

ギタレレを手に入れて。。。改めて思い返すと、ギターは中学から始めたんだけど、それまではリアルには見たことも触ったこともなかった。

大人になってギター始めた人でも、「初めて触った」って声がSNSでは多い。

なので、ギターを手にするまでの体験値がゼロってことで、そうなると拠り所となるのは小学生ぐらいまでの音楽の時間等での楽器ー鍵盤ハーモニカ、リコーダー、ハーモニカ、カスタネット、タンバリン、オカリナ、木琴、鉄琴etcー学校にあったピアノやオルガンを触ったことがある。。。みたいな経験値になる。

ギターのような。。。弦楽器は見当たらない。

ピアノやオルガンで「猫ふんじゃった」ぐらいは弾けたりするけど、「難曲を華麗に弾きこなす」ってのは「地道な長い時間かけての基礎からの練習とレッスン」あってのことってのは何となくは想像出来る。

一方のギターって。。。「弦楽器に触れたことがある」っていうような経験値さえないので、どうも。。。「ちょっとやれば、カッコよく弾けるようになる」っていうような認識で始める人も多い。。。

けど、やってみると。。。音楽の時間で経験したことより遥かに劣るレベル〜「音もまともに出ない」〜っていう現実にいきなりぶち当たって、大いに戸惑うっていう。。。


せめて。。。こういうギターに触れる機会ってのを学校/地域/イベント何でもいいんだけど、どこかで義務教育の中学生ぐらいまでに。。。もっと多くの人に触ってもらうことって出来ないのかなと。。。!?

そういうことがあれば、それだけでギターに対するイメージや認識って変わるのでは。。。って思うんだけど。。。!?

今までに触れる機会がなかったなら。。。興味を持ったら、自らそういう環境を呼び込むしかないってなると、1万円前後(サウンドハウスで1万560円)のギタレレのようなコンパクトなものでも。。。「老舗のメーカー」が出してるものをまずは手に入れて「触れてみる」ってことは「条件付きで」大いにありだと個人的には思ったりする。

「バーチャル・プレ・イベント的」にモバイルアプリ、次は「リアル・プレ・イベント的」に。。。コンパクトなギタレレのようなヤツが手を伸ばすとあるって環境を。。。まずは整えないことには何も始まらないと。。。

ギタレレって、標準ではレギュラー・チューニングではないので、お勧めしないYouTubwer講師の人も多いけど、「レギュラー・チューニングにも出来る」って情報は持った上なら、「リサーチ」的にって条件なら。。。気軽に学べることは色々ある。。。ってのがJISAIONE的な一案。

あくまでも、そういう「条件付き」の「プレ」、「リサーチ」って意味での話ではあるけど。。。

「弾く」って以前のー

・チューニング用のペグ
・弦
・ボディの重さや質感
・ナット
・ブリッジ

っていうようなパーツを知って触ってみるだけでも、大いなる進歩じゃないかと。。。

結局、「予算」って最重要事項的なこともあるので、「1万円前後で買える老舗メーカーのギター系楽器」って予算リミットを設けると。。。

クラシック/アコースティック/エレキのどのギターでも、選択肢はほとんどない。。。

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