魔裟斗表紙

反逆のカリスマ「魔裟斗」から学ぶ超一流の成功法則

1.全ての格闘家から目標とされる漢

俺の人生を語る上でこの漢は絶対外せない。彼は全ての格闘家から目標とされている。なぜなのか?彼の生き様とK-1は俺が背負うという「覚悟」だった。
彼は今振り返ってみると自分自身と本当に被ることがかなり多い。
その理由を解き明かす。今からなぜこの男は日本人は不可能とされたK-1世界王者になれたのか分析する。
彼は成功を目指す全ての人に一番重要な「覚悟」と「行動力」と「信念」を持っていた。

2.高校中退し人生を迷い続けた中で選んだ格闘家の道

彼は別に不良ではなかった。
別に喧嘩が好きなタイプでもない。
スポーツマンではあったのだが高校を1年の時に中退する。
理由は雰囲気が俺と合わない。
キックボクシング部設立の対立で自主退学する。
そして、色々な職を10種類以上転々とする。
無気力に過ごす日々。
この時彼は人生の目標を失っていた。
その時にボクシングと出会い始める。

3.異端すぎる格闘家

彼はキックボクサーとして活動しているが最初はボクサーだった。
ただ彼の行動は最初から異端だった。
まずプロテストをドタキャンしキックボクサーにいきなりなる。
そして2000年試合を何を思ったか魔裟斗は試合出場を拒否し「試合放棄」とされた。
そして自分のジムと新日本キックボクシング連盟に退会届を提出し、同連盟ウェルター級王座も返上。「シルバーウルフ」所属となる。
そして魔裟斗の孤独な日々が始まる。
空いたジムの中でサンドバッグを打ち走りと孤独に練習を積む。
彼はいつ試合できるかも分からない。
この時の心境をこう言っている。

「独りぼっちですよ。
パンクラスのでかい道場で。
すげえ寂しいし。
冬とか滅茶苦茶寒いし。
だけど今俺ができるのは一人でこのサンドバッグ叩くことしかできないなと思って。
毎日毎日走ってすげえ体も疲れて。
だけどここで走るのやめて練習やめて逃げたら俺何もなくなっちゃうなって。」

4.魔裟斗が動く

この状況打開するために、初の自主興行「Wolf Revolution」を仕掛ける。
そして、メインイベントでクレイトン・コリヤーに1RKO勝ちし、現在存在するK-1の前身の大会で世界チャンピオンにKO勝ちする。
この時に魔裟斗がこう宣言した。

「これからは僕の時代です。」

と。この試合から魔裟斗は破竹の快進撃を続ける。

5.最強のK-1ヒール誕生

魔裟斗の影響でK-1のミドル級が立ち上がった。しかし当時の彼は今と全く違う完璧なチャラ男。現在の彼とは想像もできないが彼はこんなことを言っている。

「いい車乗って。いい女と付き合って。金をじゃらじゃら言わせて。」

そして飲み屋で遊びまくり酒を深夜まで飲むというスポーツ選手の生活ではなかった。
しかし彼はどんなに遅く帰っても毎朝6時に走るという事は徹底的に守った。
それは二日酔いであろうと。

周りの選手はあいつだけは勝たせるなと魔裟斗対全員という抗争が出来上がっていた。
そして俺も魔裟斗が嫌いだった。
彼は世間からも選手からも敵のほうが多かった。
しかし彼の顔つきはギラギラしていて今にでも触れるものを切り裂きそうな表情をしていた。
そして、周囲のアンチをもろともせずK-1ミドル級日本代表決定トーナメントを圧巻の強さで勝ち上がる。

6.「世界の壁」ライバル「アルバートクラウス」に完敗

彼はこの世界大会でも余裕をぶっこき発言をしていた。
ただ、心中は不安で渦巻いていたと思う。
彼は本当にプロフェッショナルで自分がどう発言すれば大会が盛り上がるか、そして自分の発言で敢えてプレッシャーをかけることによって退路を断つという作戦を貫いていた。
そしてその通りに決勝まで上り詰めた。
その決勝戦の相手がオランダのハリケーンといわれた「アルバートクラウス」という選手。
この選手に全く歯が立たない。圧倒的な強さで魔裟斗は倒される。
この時に魔裟斗は泣きじゃくっていた。
人前で。ここから恐らく魔裟斗は覚醒したように感じる。

7.必ず倒さなければならない「アルバートクラウス」への挑戦

彼は打倒アルバートクラウスに燃えていた。そして次の年の世界大会でもアルバートクラウスと準決勝で再戦するも負けてしまう。

8.日本人初の「K-1世界王者誕生」

彼はアルバートクラウスに今度は負けられないと覚悟を決めていた。
そして魔裟斗は1回戦2回戦と強豪相手にKOで勝ち上がり決勝で歴史を塗り替える闘いを行う。
相手は因縁の相手アルバートクラウス。
パンチで2戦とも圧倒され負けていたが、今回の魔裟斗の覚悟は尋常ではなかった。
パンチのテクニックもアルバートクラウスに全く引けを取らない。
完ぺきに魔裟斗優勢で進みアルバートクラウスをパンチでKOしてしまう!
完璧に歴史が変わった瞬間だった!
魔裟斗はやっと世界で一番強い男になることができました!
と嬉し泣きをしていた。
会場は魔裟斗の優勝に沸き上がった!
完ぺきにヒールではなくなっていた。

9.その後の魔裟斗

彼はその後世界チャンピオンに惜しいところまで行って4年間なれなかった。
世界が打倒魔裟斗包囲網を作っており魔裟斗の強さを警戒し続けた。
ただ、彼がすごいところはどんな相手も受けて立つという姿勢だった。
ボクシングの世界チャンピオンや総合格闘技の世界チャンピオンなど魔裟斗にとってリスクでしかない試合をどんどん受けて立った。
彼は常に自分の心と闘っていた。
絶対王者として必ず勝たなければならない。
魔裟斗が自分が負けたらK-1の名が廃ると常に自分に対してプレッシャーをかけ勝負していた
そして彼が負ければマスコミや世界の評価など変わるし何が起こるかわからない。
彼のK-1を背負う覚悟は凄まじかった。

10.5年越しのK-1世界王者へ

魔裟斗は2008年進退を本当にかけていた。
「自分で優勝するって言いながら何年優勝できないんだよ。」自分について語っていた。
彼は若いころと全く取り組みが違った。
昨年は女優の矢沢心さんと結婚し格闘技以外をすべてサポートしてもらっていた。
ただ、矢沢さんは魔裟斗が試合のことでピリピリしすぎてて声がかけれなかった時が何度もあったという。
そして、凄まじいプレッシャーで魔裟斗は壁を蹴ったりしていたそうだ。
彼は本当に負けたら終わりだと思っていた。
当時一回戦を勝ち上がったとき、魔裟斗はこういっていた。
「マジで今年はやるよ。見てて。絶対優勝するから。男になるよ!今年こそは。」とリングで宣言した。
そして、これまでで一番厳しい闘いに挑むことになる。
2回戦日本人頂上決戦が行われる。
佐藤嘉洋と凄まじい闘いを繰り広げる。
しかも佐藤にダウンを取られてしまう。正直私これはヤバいと思った。
しかし、彼の覚悟が佐藤を超えた。
今まで追われる立場として闘ってきて、必ず今年は優勝すると決めていたから。
凄まじい殴り合いになり、延長にもつれ込む。結果何とか判定勝ち。
魔裟斗の執念が相手を上回った。そして、凄まじいドラマを生んだ決勝戦アルトゥールキシェンコと闘うことになる

11.魔裟斗史上最高の闘い「覚悟」で決めたK-1優勝

彼は満身創痍だった。
佐藤との試合はすさまじく体力が削られまくっていた。
そして、試合が始まりお互いガンガン攻めていく。魔裟斗もキシェンコも必ず優勝すると凄まじい執念だった。
そして2Rにまさかの魔裟斗がダウンしてしまう。会場が悲鳴を上げていた。
これは負けるだろうなと正直感じた。しかし、魔裟斗は全くひるまなかった。
キシェンコが倒しに来たのに対して魔裟斗も相手を倒しに行ったのだ。
解説者がそこまで攻めなくていいといっていた。
そしてだんだん実況の方向性が変わった。
魔裟斗選手は凄まじい精神力ですね!と。
魔裟斗にセオリーなどない。俺が何を言われようと俺を貫くという姿勢で逆に勝負をかけていった。
そして、3Rに突入する。
このラウンドは魔裟斗もキシェンコも精神力の勝負だった。
お互いがここで勝負を決めると攻めまくったが判定はドロー。
延長Rに突入する。
彼がドローを聞いた瞬間足早にリングサイドに戻っていった。
彼の表情が完璧に覚悟が決まった表情だった。
そして4Rお互い限界を超えた闘いが始まった。
お互い死ぬ気で闘っていたが、魔裟斗はこれまでどんなリスクしかない挑戦者とも闘ってきて俺が負けたらK-1が終わる
という凄まじいプレッシャーは世界で間違いなく1番感じていたと思う。
恐らくこのRに関しては魔裟斗の執念と覚悟で闘っていた。
解説者からは「魔裟斗君は本当にすごい。涙が出てきそうです。あの攻撃はダウンを取られた人ができる攻撃ではない。凄まじい精神力ですね。感動という言葉が安く聞こえるほど凄い。」と正直こんな言葉を聞いた闘いはほぼない。
そしてついに5年ぶりの世界奪還に成功する。

12.魔裟斗勝利者インタビュー

魔:「本当にやっととることができました。
人生半分15年間ずっと格闘技続けてきて本当に一つのことを頑張ると本当にいいことがあるんだなと本当に思います。
みんなも辛いこととか苦しいこととか沢山あると思うけど途中であきらめずに最後までやり通すと絶対結果はどうあれ充実した嬉しい気持ちになるし、継続は力なりじゃないけど続けることがこのベルトに繋がったと思います。

ありがとうございました。」

13.魔裟斗翌年最終章異例な引退会見

魔裟斗はスポーツ選手の引退は3つあると定義した。

1.早いうちに見切りをつけスパッとやめる

2.そのスポーツが好きで絶頂期を過ぎても続けやり切ったと感じてやめる

3.最強の状態で辞める

魔裟斗は3.を選んだ。更に最後の試合に最強の相手とと闘うと決めた。
理由は「カッコつけマンだから。最後までカッコつけて辞めようと思って。」と言っている。
普通のスポーツ選手は最後は楽な相手と試合をし華やかに終わっていく選手が多い。
逆に魔裟斗は負けるリスクをとった。
「すげえ大変なことはわかってます。勝てるかどうかも分からない。でも勝てるような最善な努力はするし。俺のこと昔から知ってると思うけど俺らしく生きていこう。そういう事です。」

彼は最後まで自分を追い込んだ。

質:倒されてもかまわないと?

魔:俺は倒しに行きます。バチバチ打ち合いですよ。
去年の優勝試合みたいなバチバチ打ち合いをして最後記憶に残る試合ををしたいなと思ってます。

14.引退試合世界最強宿敵アンディサワーとの闘い

彼は面白いほどドラマを作る。
実はアンディサワーはこの年準優勝、優勝者が小指を骨折しまさかの2戦2敗と一度も勝ったことがないアンディサワーと引退試合闘うことになった。
そしてこの時の魔裟斗の会見は凄まじいくらい自分に影響を及ぼした会見だった。

魔:「これは完璧に運命で俺が彼を倒すっていう筋書きですよ。
K-1MAXが第一回大会から始まって2003年に俺がチャンピオンになってそれからずーっと勝てなくて去年チャンピオンになったっていうのもこれは筋書き通りなんですよ。
こういうストーリーなんですよ。
K-1MAXの。で最後俺がサワーにリベンジするっていうストーリーなんですよ。
だから絶対に俺はサワーになったと思っていますしそういう運命だと思ってます。
俺が倒す運命。それで終わる。

そして最後に魔裟斗はアンディサワーに宣言通り勝ってしまう。

有言実行に全てを懸けた凄まじい最後の締めだった。

15.達人の領域

谷川K-1プロデューサーはこう語る。

谷:22歳の時は試合の時殺気が立ちすぎて声をかけられなかった。
でも今の魔裟斗は大人の男で年齢プラス10歳くらいの精神年齢になった。
彼のK-1の歴史は自分を追い込むことによって人間的に魔裟斗をものすごく成長させ本当の強さを作ったと感じている。
彼は最後には達観した達人の領域に入ったと。

16.最後に感じる魔裟斗という漢

私は彼が負けることを常に期待していた。
なぜなら発言が明らかなチャラ男だったから。
いい車乗って。
いい女と付き合って。金をじゃらじゃらさせて。等と好き放題言っていた。
その当時選手もあいつだけは勝たせてはならないと魔裟斗は完璧なヒールだった。

彼を見ていて思う事はここまで変わるものなのかと。
絶対王者として君臨し、総合格闘技の世界チャンピオンやボクシングの世界チャンピオンなど様々な相手と闘い粉砕してきた。
私は知らなったのだが、彼は最後のころプレッシャーが凄まじすぎて家に帰ったら壁を蹴ったりし暴れていたそうだ。
そのプレッシャーを自分でさらに輪を懸けて自分を追い込み闘い続けた。
そして、どんな逆境に立たされようと絶対に頂点に君臨する。
いや君臨しなければならない。
なぜなら俺が負けたらK-1が終わるとK-1自体を背負っていた
はっきり言って歴史上強いとかの問題以上にここまで惜しまれリスペクトされ引退した選手はいないし今後も出てこないだろう。
あのヒールだった魔裟斗は最後にはすべての人が魔裟斗がいなくなったらK-1はどうなるのかと声が上がっていた。
スポーツ新聞にも1面で魔裟斗引退と載せられていた。

そして魔裟斗の魂は今全ての格闘家の見本で伝説となって影響を及ぼしている。
彼が残したこの哲学は今後に続くK-1の史上初3階級世界王者の武尊にも受け継がれている。
「一番つらい道を進むのが一番成功する近道」と。だから彼はリスクヘッジを全くせず逆にリスクしかとらなかった。
彼は何を残したのか?

それは挑戦し続けるという生き方だったと思う。最後に彼はこう言い残している。

「俺挑戦しないと終わっちゃうよ。死ぬまで挑戦でしょ。」

最後までカッコよすぎる漢だった。

17.「行動できないをデキるにチェンジする行動改善革命家NAOYA」の魔裟斗の行動分析と成功法則

彼は俺の道は俺で壊してでも作るというかなりの行動家。己の信念に従う
人が何と言おうと俺が切り拓くというかなりの開拓者
注目するとこは色々あるが一番ポイントなのがキックボクシング連盟とジムをやめてチャンピオンベルトを返上してしまうという異端な行動。
これは当に俺の心に従う人間しかできない
そして、劣悪な環境に身を置くことになる。
そして最後には自分で興行してしまうという行動を行う。
彼は己の信念に従い行動し、状況をひっくり返すために行動した
結論魔裟斗が行動しなければ今のポジションには絶対行ってないし格闘家として大成していない

彼の全ての自分の道を開拓していく手段は何があっても世界王座になるという信念と覚悟と行動力
そして、あえて大口をたたいて逃げれない状況にもっていく。

つまり彼はチャンピオンになるため目的を果たすために生活の全てをささげていた。
彼の格闘家としての最後のころは夜9時に寝て6時に起きるという生活をしていたそうだ。
そして異常なのが彼は現役時代対戦相手となる選手となりうる選手とは口を利かなかったそうだ。
つまり自分の目標はK-1世界王者になる事だけと沢山のことを犠牲にし切り捨てていた。
これは自分のなりたいものを徹底的に集中している。
何かを得るためには何かを捨てる

このことから彼のスターダムの道のりは覚悟を決め行動してつかみ取ったものだと確信した。

今行動したいけどデキないと悩んでいる方たくさんいらっしゃると思います。

最後のカギを握るのは全て自分です。しかし人は誰かに支えられたほうが確実に力が出ます。もし自分一人で難しい一歩踏み出せないという方がいれば私と一緒に頑張りましょう!
私は日々勉強ではなく実体験で行動のロジックを体感しているので行動できないときに感じる感覚をつかんでいます。

行動できる=突破力です
これがあればどんな状況に陥ろうと必ず難局を乗り越えられます
自分の直感が全てです。
もし今自分は行動できないとか、自分を変えたいと思えば是非お申し込みください。
このコンサル依頼を申し込むかどうかもすべて行動力です!
あなたが行動力をつけ突破力をつけれるように徹底的にサポートします!
是非一緒に俺と行動力をつけ人生革命起こしていきましょう!お申込みフォームは

です。あなたの人生はここから動き出します!
お申込み待ってます!