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「67歳で死なないために」いますぐ婚活しましょう!誰でも簡単に「○○しないだけ」で婚活は成功します!【中村淳彦の名前のないコラム】

年齢を重ねるごとに難易度が増す「婚活」。40代の結婚確率は10%未満ともいわれ、良縁を掴むには一筋縄ではいきません。婚活のラストチャンスを逃さないためには、どうすればいいのでしょうか? 『中年婚活 50歳、年収450万円からの結婚に必要な30の法則』を上梓した中村淳彦さんが、なかでも重要なポイントを解説します。

死なないために、真剣に婚活する

 アラフィフ未婚男性が増加の一途です。50歳時点で一度も結婚したことがない生涯未婚率が28・3パーセント(令和4年少子化社会対策白書)に達して、2040年には単身世帯の割合は40パーセントに達すると言われています。さらに「政府は人口のボリュームゾーンであるアラフィフをターゲットに、社会保障の削減をするはず」と一部の識者たちの未来予測がはじまっています。

 悠々自適な現在の高齢者のような厚遇は、アラフィフには望めないようです。おそらくやってくる近未来は、年金受給の過酷なほどの先延ばし、医療と介護の削減。年金なし、病気になってもお金がなければ医療にかかれず、誰に気づかれぬまま孤独死、もしくは自殺という末路です。さらに人生100年時代は大嘘で、生涯未婚男性の寿命の中央値は67・2歳と発表され、お先真っ暗なのです。寿命の中央値が67・2歳となると、みなさんの半分が67歳で死にます。いくらなんでも、早すぎるのです。

 その悲惨な近未来を回避するためには、今すぐに婚活をすることです。

 幸いなことに女性の生涯未婚率も17・8パーセントと高く、ラストチャンスはまだ残されている。ということで、筆者は『中年婚活 50歳、年収450万円からの結婚に必要な30の法則』(大洋図書刊)を書いたわけです。

 婚活は若ければ若いほど有利という大原則があり、1日でも1秒でも早いほうがいい。現在、婚活の主戦場は婚活マッチングアプリで、そして結婚相談所も併用しましょう。費用をケチるような状況ではありません。2023年中に結婚するくらいの勢いで短期決着を狙っていきましょう、という内容になります。

「おばさんは嫌」は贅沢です

 筆者がアラフィフ未婚男性のみなさんに強く伝えたいのは、アナタが理想とする若い女性とは万が一にも結婚できないという現実です。

 昨年、億万長者の最高峰中年の三木谷社長が若い女子にフラれたことがガーシーによって暴露されたように、おじさんが若い女性と結ばれるのは不可能なのです。最高スペックの三木谷社長でもダメなのに、みなさんの望みが叶うはずがないのです。

 マッチングアプリで20代女性に「いいね!」を押したり、相談所で20代に申し込みまくっても絶対に断られます。頷くのはアナタの財産を狙っている頂き女子くらいでしょう。叶わない夢をみて若い女性を追いまわし、フラれ続けている間に、みなさんは年齢を重ねてどんどん不利になって、結婚から遠のいてしまいます。

 結婚は等価交換という、絶対的な原則があります。

 等価交換とはみなさんが結婚するのは、みなさんと同じ価値の女性ということです。婚活はスペック勝負なので年齢と年収を軸に、ルックス、職業、家柄、趣味、性格、病歴などすべてが女性の判断材料になります。アラフィフという年齢は、ギリギリの崖っぷちです。大切な時間を、夢を見て、万が一にも叶うことのない20代女性に使うべきではないのです。みなさんの結婚相手は仕事に夢中で婚期を逃した45歳キャリアウーマン、もしくはバツイチ女性やシングルマザーとなってきます。小学校、中学校のときに机を並べた同年代の女性から結婚相手を探すのです。

婚活は一つのミスが命取り

 筆者が提唱する婚活では、女性と初めて対面するお見合いで「傾聴」を使います。

 理由はアラフィフおじさんの話に興味がある女性は、残念ながらいません。傾聴とは「相手の話を相手の立場に立って、共感しながら理解する」ことで、女性に好かれようと自己PRをするのではなく、とにかく女性の話を聞いて会話をつくっていきます。口下手でも聞くことはできるので、コツを掴めば誰でもできるコミュニケーションです。

 女性に対してアピールする場であるお見合いで、積極的に傾聴を使っていく理由は5つあります。挙げてみましょう。

◉人は話を聞いてくれた相手に好感を持つ。

◉女性は会話に共感を求めている。

◉女性のことを知ることができる。

◉女性を会話によって楽しませる必要がない。

◉女性に対して、余計なことを言わない。

 婚活では一つのミス、一つの失言が致命的になります。失敗している男性のほとんどは、女性に対して余計なことを言っていることが理由です。余計なこととは仕事のこと、恋愛のこと、趣味のことと、いろいろ。傾聴によって女性に共感することで相手に好かれ、女性のことを理解し、さらに口をつぐんで失言を防ぎます。傾聴によって何重もの効果が生まれるわけです。

 書籍では筆者が「婚活で失敗しない傾聴」の方法を丁寧に指南しています。みなさんは残された時間が少ないからこそ、死が迫っているからこそ、最短で成婚が望める本書を手に取ってほしいのです。

婚活成功のためには抜本的な意識改革が重要です。
中村淳彦最新刊 『中年婚活 50歳、年収450万円からの結婚に必要な30の法則』 
絶賛発売中!

<著者プロフィール>
中村淳彦(なかむら・あつひこ)
ノンフィクションライター。無名AV女優インタビュー『名前のない女たち』シリーズ、『東京貧困女子。: 彼女たちはなぜ躓いたのか』、『悪魔の傾聴』などヒット作多数。花房観音との共著『ルポ池袋 アンダーワールド』(大洋図書)が絶賛発売中。Voicy「名前のない女たちの話」日々更新中!https://voicy.jp/channel/2962