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【昭和平成芸能スクープの裏】いまだから書けるーー島田紳助「黒い交際写真流出」は仕組まれていた(芸能ジャーナリスト・本多圭)


テレビ界のドンと呼ばれた紳助

山口組との接点

松本人志の性加害疑惑が裁判へと発展している。

「松本が女性を集めて飲み会を開いたことは事実。今のお笑い人気を支えているのは女性が3分の2といわれている。せこい遊びをした松本の笑いに女性が拒絶反応を示すのは避けられない。島田紳助と同じ道になるのでは……」(お笑いライター)

2011年10月に『暴力団排除条令』が全国で施行される約2か月前の8月、当時“テレビ界の帝王〟と呼ばれていた吉本興業所属の島田紳助が、暴力団との黒い交際を認めて電撃引退を発表した。吉本は2005年6月頃から07年6月頃にかけ、暴力団関係者と親密な携帯電話メールのやり取りしていたと説明。紳助自身は、その暴力団関係者とは十数年前に旧友を通じて知り合ったと語り、会見では、自身のトラブルを旧友に相談した際に「その知人の暴力団関係者が解決してくれた。トラブルを解決してもらい恩を感じていた。問題はないという認識だった」と釈明して「一番重い処罰を自分に与えた」と引退の理由を語った。ある噂が流れたのはその会見後のことだった。

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