人生は小説より奇なり、1
今年38になる私の人生。
まずは、学生時代の大恋愛から。
高校を卒業して、田舎から京都の町にやってきた。
独り暮らしの新鮮さと、大きな夢が私にはあった。
高校時代、私はクリスマス用の彼氏にしかなった事がなかった。プレゼントをあげた一週間後には連絡がつかなくなる、、、
それが普通だった。
でも、
出会ってしまった。大学最初のオリエンテーションの宿泊。彼女は小柄で髪の長い、まるで天使だった。
食事会が終わり、私は彼女に言った。
好きです!付き合って下さい。
初めて出会い、その日