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AIは講座・コンサルの代わりになりうるのか|AIに講座を作らせた個人的な所感

5月15日~21日までの7日間、ChatGPTが教えるWebライティングマスター講座を掲載していました。

内容はChatGPTに「ライティング初心者に7日間で実践できるくらいのスキルを教えてくれ」というもの。

TwitterやFacebook上でもシェアしていましたが、結構大きな反響をいただいたような気がしています。

一週間のビュー数とスキの数。最終日は公開から間もないので少ない。

で、このような結果を受けたこと、実際にやり切って思ったことを記載しようと思います。

結論:講師・コンサルの補助はできるが代替はできない

いきなり結論ですが、実際に使ってみて思ったこと第1位はこれです。

知識量だけだったら人間はかなわないと思います。今回の講座を作っている最終も「なんやこの言葉…?」みたいなことは何回かありました。

そこはさすが、と言うべきですが、一方で講師・コンサルの代替物になりうるかと言われればそれは「まだ」できないと思うにとどまりました。

そもそもですが、読んでいただいたみなさんはこの講座の受講生がどんな人なのか覚えていますか?

0日目には条件として掲げていますが、どうもChatGPTは覚えていなかった…いや、認識できなかったのではないかな、と思うわけです。

これは普段からChatGPTで構成の素案を作る際にも思っていました。「対象は30代の男性で……」みたいな聞き方をしても、タイトルにその情報を入れてくるだけ。

内容の工夫はできていなかったように思います。

構成だけなので何とも言えませんが、少なくともそんな印象です。

ただしうかうかはしてられない

今すぐChatGPTが講師・コンサルになることはないかもしれません。が、作っている間にこんなこともありました。

全部ではないのですが、時折気の利いたモチベーショントークをはさんできたので、この点には驚きました。

「ワロタ」とは言っているものの、もしモチベーショントークができるようになれば、それすなわち「感情を動かす術をAIが心得た」証拠ではないかと。

もし実装されれば本当に講師やコンサルはいらなくなるかもしれません。

という意味を込めて繰り返しますが、AIは「まだ」代替はできないと思います。

心を失いそうになった4日目以降

指示を出していた自分のお話ですが、4日目を過ぎたあたりから、頭が考えることを放棄しているのを覚えました

3日目くらいまでは「質問」と称して何回かプロンプトを投げていました。

しかし、4日目くらいになるとその考え方がなくなって、脳死で使っている自分が……。

つまり考えることをやめて、導き出された答えをすんなりと受け入れている自分がいたのです。なんの疑問も持たずに……。

仕事にこそ支障は出なかったものの、なんでしょうか、考えるのがムダなような気がしてしまったわけです。

これがAIに使われるってことか、と実感をできたのも、ある意味収穫かもしれません。

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