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小さな家庭菜園

 3日前に実家の田んぼの端っこの余った土を、土嚢袋に5個詰めて、Y市の娘の家まで運んだ。庭の土を起こし野地板で囲い、土を混ぜ、肥料を加え、水をたっぷりやり、シートを敷き、マルチシートも貼って苗を植えた。今年古希の年。普段重労働はしないので、肩腰が痛い。
 孫娘(小2)は好き嫌いが多い。この兄弟は長男(中3)も次男(小6)も好き嫌いが多い。野菜も嫌いな方が多い。共通して好きなのが胡瓜くらい。そこで胡瓜を育て、その成長をみて欲しいと思い家庭菜園を作った。
 朝登校し帰宅したらいきなり菜園ができて胡瓜が植えられている。びっくりしたが、うれしかったようで、お世話をすると言う。今日学校でもミニトマトを植えてきたらしい。2本の胡瓜のついでに1本のミニトマトも植えた。長男と次男はミニトマトを見向きもしないが、孫娘はミニトマトが大好き。胡瓜は簡単な支柱方式での栽培方法を教えた。うまくいけば通常支柱方式でも1本の苗から100本の胡瓜が取れるが、畑でもないところに急ごしらえで作った菜園だから、2本の苗から合わせて100本取れればいいだろう。
 胡瓜やトマトの成長もだが、それを見る孫たちがどう感じるか。それこそじいじの楽しみだ。

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