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「コーヒー瞑想」&「朝日記」で受験生活のメンタル安定化を図る

みなさん、こんにちは。しんだんがかりのJIZO-CHANです。
診断士二次試験前は色々と想定通りにならないこともあったりして、不安な日々が続きます。
そんな時には仏教の知恵を借りて、気持ち落ち着かせて良いメンタルを維持しましょう🙏

歴代の猛者によって記された「試験をハック」するための有用な記事は世の中にたくさん出ているので、私は「自分をハック」することについて考えていこうと思います。

試験と自分をハックしてしまえば恐いものなし。鬼に金棒です。
それでは、どうぞ。

私が読んだ、「メンタル安定」の参考書

今回は、『ダイヤモンドの知恵-古代チベット仏教の教えに学ぶ成功法則』という本を書いた、ゲシェ・マイケル・ローチというチベット仏教の僧侶から学んだことを、診断士受験生活に適用して合格に繋げたお話です。

診断士試験を開始した初期の頃にこの書籍を読み、著者の動画をいくつか試聴しました。その中で、願望を早く実現させるための「コーヒー瞑想」というプラクティスが紹介されていました。
それを受験期間中の生活に取り入れてみたところ、良い感じにメンタルが安定し、勉強が捗り、試験で落ち着きを得られる効果を感じられたので、今回紹介したいと思います。
長期戦でのメンタルの維持に不安のある受験生の参考になればと思います。

マイケル・ローチ氏はどんな人?

著者のマイケル・ローチ氏は、アメリカ人で初めてチベット仏教学の「ゲシェ」という最高位の学位を取得し、その後ダイヤモンド商となった変わった経歴の人物。2009年に、有名なバフェット氏にビジネスを売却して、この本の執筆に至った、とのことです。なんかすごいですね。

「仏教の実践とビジネスの両立」について興味が惹かれ、この本を手に取りました。ダイヤモンドビジネスと仏教の智慧を学ぶことができる良書です。まだまだ理解できていないところもあるため、時々読み返しています。
本書の中で、インドの古い経典の引用とされていたこの文がお気に入りで、診断士の試験会場に持っていって、心を落ち着かせていました。

解決できる状況ならば、うろたえる理由はない
解決できない状況ならば、うろたえても無駄である

『ダイヤモンドの知恵-古代チベット仏教の教えに学ぶ成功法則』P225

「コーヒー瞑想」について

このマイケル・ローチ氏が紹介しているのが「コーヒー瞑想」。YouTubeでは「コーヒー瞑想」についていくつか解説動画がありますが、意味合いが違ったりするので、ご本人の動画をご覧になるのが良いかと思います。
こちらの動画では、40分くらいのところで「コーヒー瞑想」の話が出てきます。

この動画を見ると、「コーヒー瞑想」と言いつつ、なぜかコーヒーは登場しませんが、気にすることはありません。目的は、「潜在意識に良い影響を与えること」だと思って、流しましょう。
「カップ焼きそば」だって、実際には焼かれていないものです。

動画で説かれている手順は、

・寝る前に、その日に行った「良いこと」や、人生で行った「良いこと」について考えながら寝る。

以上、それだけ。
動画では「(投資を成功させたい場合)投資した先の人の喜ぶ顔を思い浮かべて寝る」といった例が挙げられていて、至ってシンプルな手順のようです。

仕組みとしては、「寝る前に考えていることが、寝ている間に潜在意識に影響する」ということを利用した瞑想方法のようです。
潜在意識に植え付けらえる「悪い記憶の種」の成長を断ち切り、反対に「良い記憶の種」の成長を促すことで健全なマインドを作り出すという、お釈迦様の教えに基づく方法のようです。
「潜在意識の働き」については他の仏教関係の本にも書かれているので、基本的な智慧であるようです。

「コーヒー瞑想」&「朝日記」で受験生活のメンタル安定化

「コーヒー瞑想」に関する他の解説では、

「同じ目標を持っている人を助け、そのことを思い出して寝ると良い。」

とされていたので、実践として、私は試験期間中こんな感じのルーティーンで日々を過ごしていました。

  1. 日中、勉強仲間とSNSでコミュニケーションを行う(SNS投稿にコメントする、アドバイスする、情報共有を行う等、ポジティブな働きかけを行い、他者と交流する。)

  2. 寝る前に、今日行った「勉強仲間との良いコミュニケーション」を思い出してから寝る(コーヒー瞑想)

  3. 良い気分で目覚め、朝勉強開始。

  4. 朝勉強が終わったら、日記をSNSに投稿。

  5. 上記を繰り返す。

気持ちを良い状態にして平常心で試験に臨むことを最重要事項としていたので、このルーティーンを崩さずに試験本番まで維持しました。
私の潜在意識の「良い記憶の種」はグングン成長し、メンタルは安定して行きました。睡眠の改善にも繋がったようで、fitbitで計測していた睡眠スコアも、受験前よりも受験期間中の方が高かったみたいです。

このルーティーンのお陰で、受験期間を上機嫌で過ごすことができ、試験に対する不安が軽減されていたと感じます。その結果、試験では良い状態で臨むことができ、全力を出し切ることができました。大成功です。

「問題」については夜に考えない

「夜は外も暗いし、疲れているから、問題について考えてはいけない。悪いこと寝る前に考えていると、悪い記憶の種に水を与えることになり、潜在意識の中で大きくなる。そして、一晩中悪い記憶が強化されることになる。」
ということが動画では説かれています。

夜になると試験に関する不安や焦りが襲ってきて、モヤモヤすることは私もありました。それを日記に書いて寝るのは潜在意識の悪い種に水を与えることになるので、仏陀の教えとしてはあまりよろしくないようです。

夜に日記を書くとしたら、ネガティブなことではなく、ポジティブなことを綴ると良さそうですが、疲れている時にはなかなかハードルが高いですね。

寝る前は良いことを考えて、頭と体がスッキリしている朝になったら問題について考える。これを習慣化していくことが、メンタル安定のコツのようです。

受験生活で、人生に役立つ仏教の智慧を実践。
皆さんも、「コーヒー瞑想」&「朝日記」で、潜在意識からメンタル安定化を行ってみてはいかがでしょうか。

それでは、また。

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