ブックレビュー:お金は寝かせて増やしなさい

私が本格的に投資信託を始めたのは、今からおよそ3年前でした。
それまでは投資と言えばギャンブルのようなものだと感じていたため、
とても怖くてチャレンジすることができませんでした。

しかし、私が尊敬する勝間和代さんから投資信託について学び、
また、私の周りの友人たちが投資を始めていることを知り
私も友達のサポートをもらいながらを投資信託を始めるようになりました。

今回ご紹介する本には、私が始めた「ドルコスト平均法」と言う積み立て投資の仕組みが非常にわかりやすく記されています。


この本を読むことで、お金を寝かせて増やすことがいかに簡単で最も効果的な資産運用であるかがわかるかと思います。

この本を読んで、特に以下の内容のことが知れてよかったと思います。

①信託報酬
投資信託には3種類の手数料がありますが、その中でも毎日かかる手数料の「信託報酬」と言うものの概念がよくわかりました。
信託報酬と言う言葉を聞いたとき、報酬と言う言葉に戸惑ってしまいました。
しかし実際は新信託報酬とは「運用管理費用」だということがわかり、スッキリしました。

②生活防衛資金
また、私は投資信託を始めてからは、これまで長年の間郵便局に預けていたお金を投資に回していましたが、万が一の災害などに備えて、「生活防衛資金」を生活費の2年分蓄えておくことの大切さを学ぶことができました。

③個人向け国債変動10年
郵便局や一般の金融機関にだけお金を預けるのは非常にもったいないことです。
この本では国内債券を購入することを進めてくれていますが、
1番のオススメは個人向け国債変動10年です。
実際、私はこの国債を既に購入しており、毎月数百円の利益が出ています。

ドルコスト平均法では最初の手続きは少し面倒ですが
一旦手続きが済めば、後はほんとにほったらかしで大丈夫です。
しかし年に一回「リバランス」と言うものをした方が良いとこの本には書かれていました。

今回この本読んで本当に良かったと思ったのは、
私がこの1年間疑問に思っていた次の2つの問いの回答を得られたことです。

1 新しいインデックスファンドが登場したら、今までのインデックスファンドをどうすればいいのか?

回答は、すでに投資した分はそのまま置いておいて、
今後積み立てる分から新インデックスファンドに乗り換えることが1番良い。

2 購入した分から、後で実際お金を引き出すときにどのようにすればすればいいのか?

出口戦略の2種類のやり方
1つ目は、「アロケーション」を行う。
具体的には、100から年齢を引いた割合で株式を持つことを勧めてくれています。
例えば、あなたが40歳であれば100 − 40 = 60なので
60%の株式を持つということになります。

2つ目は、積み立てるときには定額ですが、取り崩すときには「定率」にすること。

今回読んだこの本は、すでに投資信託を始めている私にとっては
自分がこれまで行ってきた様々なことについての概念がしっかりわかる非常に良い復習になりました。

また投資についてよく知らない人にとっては
この本を読むことで1日も早く投資を始めなければいけないと思えると思います。

ぜひご一読ください。


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