Erlangの作者Joe Armstrongの死を悼む

これは投稿日より2ヶ月前の話です。ずっと下書き状態だったのだけど、自分の気持ちの整理をつけるためにも投稿します。

(以下敬称略)

Joe Armstrongの訃報を日本の2019年4月20日深夜に東京にて聞いたときは、本当に衝撃を受け、残念でたまらなかった。

FrancescoはErlangコミュニティの中で最も信頼できる人物の一人なので誤報はないと思っていたが(私もすぐに翻訳して伝えた)、とても信じる気にはなれなかった。
そしてパートナーのHelen Taylor(Joeと彼女には2度もストックホルム御自宅に招いていただき本当に感謝している)から確認の一報が出たとき、本当にJoeがいなくなったんだな、と実感した。

実はJoeが調子が悪いことは、彼とHelenのプライベートな来日予定が3月に取り止めになった時にpulmonary fibrosis 肺繊維症であることをJoeから連絡を受けて知っていたのだけど、こんなに早く亡くなってしまうとは。残念でならない。

Joeは享年68歳だった。すでにErlangの第一世代であるBjarne Däcker, Robert Virding, Mike Williamsは第一線を退いているのでいつかは起こることとの覚悟はあったけど、早すぎる。
今年3月のErlang Ecosystem Foundationの設立等で、ErlangやElixirのコミュニティ基盤が広がりを見せていること、そしてこれらのコミュニティは特定の個人に頼って運営されているものではなくなっていることはせめてのも救いだが、Joeのように好奇心旺盛で、誰にでもオープンで、持論を卒直に言う愛すべき言語システムの創始者は、そうそう出てこないだろう。

もうJoeの死から2ヶ月も経ってしまったのだけど、なんかまだ全然信じられない気持ちです。

Joeはどんな人だったかは、このイラストに凝縮されていると思う。

合掌

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力武 健次 / りきたけ けんじ

力武健次技術士事務所 所長。ペパボ研究所 客員研究員。ソフトウェアエンジニア。https://github.com/jj1bdx https://www.instagram.com/jj1bdx 事務所Webページ: https://rikitake.jp