2018年5月ストックホルム旅行雑感

2018年5月28日〜2018年6月4日までスウェーデンのストックホルムに出張で滞在していました。これはその時の雑感です。人生2回目のストックホルムで、前回は2016年9月でした。

1)とにかくずっと太陽が出ているので、アイマスクがないと寝られません。ホテルのカーテンはしっかり遮光してくれますが、それでも午前4時〜7時ぐらいまでは入射角の関係で遮光しきれない強さの光が来ます。なので別途ひさしが窓の外に用意され、ホテル側の操作(あるいは時刻を決めて自動制御かも)で位置を変えられるようになっています。
2) 前回(2016年9月)に来たときもそうでしたが、街中で子供が遊べる場所があります。公園もあります。東京ともサンフランシスコとも違い、子供にとってはより良い環境のように思います。基本的に大学までの教育費は公的支援があり、無料あるいは日本に比べてずっと安いそうです。ベビーカーもたくさん見かけました。東京に比べて人の密度が低いので、接触事故は起きないのでしょう。

3) 日本で宣伝されている通り、クレカ社会で、かつ銀行口座を持っている人同士ではSwishという送金アプリが使えます。クレカ以外の支払いを受けつけない場所がたくさんあります。ただ、スーパーやレストランなどでは、現金の支払いが拒否されているわけではありません。とはいえ、めんどくささを考えると、現金よりもカード中心になってしまいますね。スウェーデンの通貨SEK(クローナ、Krona/複数形はKronor)のお札は20, 50, 100, 200, 500 とありますが、SEK1=JPY12~13(2018年5月下旬のレート)ぐらいだそうなので、意外に使い出がありません。コインはほとんど使わない感じです。日本から行くなら、プリペイドのデビットカードを用意するのが安全でしょう。
4) 物価は東京よりもずっと高いです。日本円建てだと3倍ぐらいの感じでしょうか。500mlのペットボトルの水2本でSEK48(クレカのレートで600円ぐらい)です。夕飯でも昼飯でもちょっとした料理を食べるとSEK250〜350(だいたい3200〜4500円)ぐらい平気でかかります。サービスの人件費と消費税25%というのが効いているのでしょう。


5) 日本のようにはいきませんが、米国とは違い、公衆トイレが機能しています。そこそこ普通にきれいです。とはいえ、ウォシュレットなんてものはありません。ストックホルム中央駅の公衆トイレは有料で(SEK10)、クレカがないと入れません。領収書まで出ます :) 多くの公衆トイレがジェンダーに関係なく使えるようになっています。
6) ハードリカーは街中では簡単には買えません。アルコール度数2.5%ぐらいまでのアップルサイダーや3.5%ぐらいまでのビールはスーパーで売っていますが、それ以上のお酒は見掛けません。バーでは飲めますが。


7) 箱入りのティッシュペーパーは見掛けません。これはおそらく文化的に存在しないのかなと推測しています。鼻炎持ちにはちょっと不便です。日本からティッシュペーパーを一箱スーツケースに入れておくと大変便利です。
8) 建物も店も古いものを改装しながら大事に使っている感じがします。決して効率良くはないでしょうが。もっとも中央駅周辺の市街地では再開発が進んでいます。これを好ましく思っていない現地の年配の方もおられるようです。高層ビルも少なく、そういう意味ではこれからの変化は大きいかもしれません。


9) ネット環境は米国よりもずっと良いです。日本とどちらが良いかはわかりませんが。4G/LTEは普通に使えます。ただ今回はスマホでは3Gでしかつなげなかったので、LTEルータにスマホで有効化したSIMを入れました。TeleNorやTele2といったキャリアがあって、プリペイドならComviqなどのMVNOが使えます。Telemagasinet、 7-11、PressbyrånなどでComviqのSIMは扱っています。ComviqのSIMはFASTPRISの5GB(SEK145)というプランでチャージしました。Comviqのサイトにはスウェーデン語の情報しか出ていませんが、簡単な使い方は購入した店舗で教えてもらえます。
10) 街中に英語の掲示はあまり出ていません。商店やレストランなどの開店時間などの説明はほとんどがスウェーデン語だけです。一般的なスウェーデン語の用語については事前に調べておくことをおすすめします。もっとも接客する人達の大多数は英語を話します。ドイツよりもずっと英語の通じる確率は高いですし、イギリスの英語のようにキツめの訛りがあるわけでもありません。そのためほとんど困りません。ただ、スウェーデン語で簡単なあいさつができると、俄然喜んでくれます。

11) 空気がおそろしく乾燥しているので、保湿用のローションは必須です。本当にパリパリになってしまいます。その代わり、日本のようにカビで悩まされることは、なさそうです。
12) 公共交通はSLのAccess cardを買って持っておくと、バスも地下鉄も近郊電車も乗れるので便利です。カードを買ってチャージします。7日間乗り放題クレジット(SEK325)が便利です。私は前回行ったときに購入したカードにチャージして使いました。
13) 実にいろいろな出身の人達がいます。難民を積極的に受け入れていることも理由でしょう。なので共通の言語として英語がしばしば使われることも多いです。今回は郊外のKista(「シースタ」と発音します)という街に行きましたが、そこでは白人以外の人達がたくさんいました。ただし、人種間の問題については、当然ながらかなりの軋轢があるように思います。なにしろほとんどの人達が白人ですから。とはいえ、サンフランシスコのように、表立って抗争やキツめの差別を感じることはありません。人間が少ないせいなのか、銃の所持が非合法だからなのか。細かいことはわかりません。

14) 種なしのパン(日本でいうクラコット)がとてもおいしいです。ただし場所柄、野菜は貴重品のようです。ホテルではキュウリとトマトとパブリカと煮たカリフラワー/ブロッコリー以外は見ませんでした。

15) 商用交流電源は230V 50Hzで、プラグは欧州の多くの国や地域(そして韓国)で共通のCあるいはSEタイプの2極/3極です。
16) スウェーデン語の挨拶は Hej 「ヘイ」(イのピッチを上げる)で、感謝の意は Tack (タック)だけなので、なんというか簡素な感じがしますが、慣れるとこれはこれで結構面白いです :)

(この文章、まだ続くかもしれませんが、今回はここまで。)

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