感想
とても満足な映画体験でした。この映画は子供も大人も楽しめるエンタメの良作だと感じました。知らなかったのですが、この映画は全ての時間で予約満席になっており、とても人気があるようですね。キャンセル待ちで入れたのでラッキーでした。

①全てのアニメーションが心地よい。
子猫のシャオへイの仕草がとても可愛いのです。森や海などの自然、物を食べるシーンが生き生きとキレイに描かれます。戦闘シーンのアクションがスピーディで気持ち良く、特に金属を操るムゲンの技のキレが良く、説明がなくても見れば分かるところがおもしろいのです。

②主人公の成長、ストーリーに共感
人間に自然を壊されたフーシー達妖精の気持ちも分かるし、人間と妖精を共存させようとするムゲンの気持ちも分かる。
初めはフーシー側のシャオへイがムゲンと旅をする間に互いの価値観の違いを学んで自分で未来を選ぶところが素晴らしいのです。

③キャラクターの魅力
この物語にらたくさんのキャラクターが登場しますが、メインはシャオへイ、ムゲン、フーシーの3名です。それぞれの感情を想像するとおもしろいのです。
ムゲンは強すぎて感情表現が乏しく、他人との距離を上手にとれないタイプです。フーシーはよく笑い人懐っこくて情に厚いタイプです。シャオへイは素直な子供ですが、この2名と触れ合い物語の中で成長していくところは、ぐっと心をつかまれました。サブキャラクターも個性的なのでスピンオフがありそうです。