エントリーNo.5【結婚相談所の集客サービス】

5つ目は結婚相談所の集客サービスです。

結婚相談所は自社の会員だけでお見合いするのが粗利率がいいのですが、集客が難しく、IBJやコネクトシップなどの連盟に所属して会員数を担保します。たとえば自社には3人しか会員がいないけど、連盟に所属することによって、IBJの6万人の会員データの中からお見合いができるというものです。※ただし、自社会員の入会費や月額費やお見合いセッティング費用、成婚料で結婚相談所は儲けているので、連盟に所属するだけでは儲からない

IBJはこれをフランチャイズの仕組みで販売しており、誰でも150万円ほどで結婚相談所を開業することができます。

IBJはその150万円で、会員データとお見合いシステムを提供しており、それを販売するだけで粗利ほぼ100%の150万円でいいので、IBJのKPIはこの連盟所属の結婚相談所の数になります。変な話、相談所ユーザーは増えなくてもいい。

そこで副業や脱サラの話があり、結婚相談所を開業する人が増えるのですが、そう簡単に会員数は増えない。

▼IBJの直近の決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6071/tdnet/1767446/00.pdf

上記の通り結婚相談所を開業する人は年々上昇しており、+16.5%の伸びが観測されており、会員データ数の推移は明記されていませんでしたが、2019年2月で63,000人で、2019年11月で 66,000名とのデータが他記事であったので、多めに見積もって1年間で約4,000人程度増えていると想定し、伸びは+6%。結婚相談所を開業する人は増えているのに、会員数は伸びていない。

ということはどういうことか。各結婚相談所は集客に困っているはずです。おそらくヒアリングも聞くと、一極集中で、集客ができている組と集客ができてない組に別れます。さらに難しいのは、成婚すると、会員数は減ります。常に会員を集めないといけません。更に困るのは、結婚相談所をいま開業しているのはITリテラシーがない40代以上のおじいちゃんおばあちゃんが多いということ。。。

ここで結婚相談所の課題について書きましたが、ソリューションはいまだ不明です。w

結婚相談所はマッチングアプリで婚活してやっぱりだめだった人が多く来るので、マッチングアプリからの導線をもっと上手く作るとかで解決するのかな。。。なにかいいアイデアあればください。笑

新規性:★★★☆☆
実現可能性:☆☆☆☆☆(具体的なアイデアまでは不明)
拡張性:★★★☆☆(集客部分入れたらBtoBSaaS系のやつ結構いれれそう、、)
収益性:★★★★☆(相談所は人が集まればすぐ金出します)
競合優位性:☆☆☆☆☆☆(具体的なアイデアまでは不明)

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