230523 アンドー完走



BGM不協和音ばっかりだし
基本的にストーリーが暗いし
後味悪い展開で話が終わることも多いし

でもめっちゃ良かった
あのスターウォーズでここまで主人公補正がかからないのキャスくらいじゃない?
それがまたキャスっぽいというか…

そして彼にヒモ属性を加えてくれた関係各位、本当に感謝してもしきれません
ディエゴルナのうるうるした瞳にお願いされたら言うこと聞いちゃうもんな
スターロードより不器用な感じがたまらん可愛い
ヒモ男好きの性癖はないけどディエゴルナはやばい
かわいすぎるほんまに子犬ちゃん
ほんとに無理喜んで騙される
ディエゴルナやばい(QED)

SW映画でローグワンが1番好きだからとっても楽しみにしてたけど、マンダロリアンやらMCU関係やら仮面ライダーやらで1〜3話くらいで止まっちゃってて
マンダロリアン見終わったし続きみるかあって重い腰を上げたつもりがまーーーー面白くて止まらなくって!!!!!!!
こんなんロッテントマトで560453139点ついたでしょ

飄々としてるキャスがいかにマーヴァを愛しているかの描写に毎回悶え苦しんだ
良い意味でも悪い意味でも…

ビーちゃんほんっとに可愛かったあ!バンブルビーみたいに搭載してるラジオで話してるのかな?可愛いね
ラストシーン、不満気なビーの『いつもそう言う』に対して『いつだって信頼できる』(ごめんなさいうろ覚えなのでどっちもニュアンス)を微笑みながら言うキャスがほんっとに無理
これ以上好きにさせないでください
このシーンほんっとに好きめっちゃ泣いた
マーヴァの葬儀の前日?にブラッソがビーに話すところを見てびっくりした
ドロイドへの接し方じゃないよね
ビーちゃんが“喋れる”こともあって、個人として扱われてたところがまた…ねえ…
あーーーーーーっみんな幸せになってほしい

ヴェルめっちゃ好き かわいいから
ヴェルとシンタのロマンスもっと見たかったよね
アルダーニでの民族衣装も素敵だったけどモンモスマの自宅で再会する時の姿見て悲鳴あげた
美しすぎる…私のミューズ…

スキーンが資金の持ち逃げを提案するところがもう辛くて苦しくて見てられんかった
利己的でなく信念のために命をかけることのできる彼らのことを、多分マーヴァ達の姿と重ねて見てたんだろうし、自分もそうなれるのかもしれないって思ってたのにね…キャスの話です
あのあとネミックの宣言書読めたのかな…

ソウゲレラはジンの知り合いだったんだっけ?
パパが彼を頼れって言ったんだっけ?忘れちゃった
ルーセンとソウゲレラの攻防もハラハラドキドキだったーーー!!!!
ルーセンの非情さがこわくもあったけど、
彼の思惑通りにことが運ばないと私までストレス感じるくらいスリリングだった
アントクリーガーは結局どうなったの?
帝国側は死体の確認出来てないよね?

今更なんですけど革命軍のオレンジってもしかして刑務所の制服から来てる?偶然?

刑務所での展開もなんか、なんかさあ!!!
キャスが持ち前の順応性で良くも悪くも環境に馴染み始めていく過程、
別階とコミュニケーションをとっている手話の内容がなかなか判明しないだとか、
強調するかのように繰り返される1日のルーティン、
映画じゃあんまり尺取ってもらえないであろうシーンをたっぷり見せてもらえたのもドラマならではでありがたかった〜

この後は映画的な起承転結の転部分で楽しかった!
キャスがキノロイにマイクを使って宣言を頼むとこ、お前じゃなきゃダメなんだって言ってたけど、そのキノロイがアンドーの言葉を引用したことで間接的にアンドーのリーダーシップ?も見えたのが良かった
てかアツすぎるこの展開
面白くなってきたあ!!!!!!!こういうのが見たいんだよ!!と思ったらキノロイが立ちすくんで動けなくなって、キャスが彼の手を取るシーンも無く画面からアウトするのが…
後味最悪で賞2023受賞


こっからシリルのターン!長いです🚨
シリルカーンと母親のやり取りが見てられない
身に覚えがありすぎて見たくなかった
過干渉で、無意識に子どもの自尊心を傷つけて、子どもの気持ちより他人からの評価を重視する…ウッッ
帰省してまずママがシリルの頬を叩くシーン、帰ってくるなって勘当されるのかな?と思ってたらハグして招き入れたからあのビンタは“ポーズ”ってことだよね?最悪すぎる
暴力で支配しようとしつつ愛を見せるってDVじゃん
本当に嫌
シリルのあの自己評価の低さは家庭環境から来ているんだろうし、そのことをさも『ママは何でも分かってるからね』っていうテンションで指摘するのもムカつく
てめーーーのせいだよキーーーーッ

おうちの中のカットは大体壁目線?というかキャラクターじゃなくて俯瞰かつ固定で見てるかたちなのもむずむずした
居心地が悪いと自分事としてじゃなく俯瞰で見てる気分に切り替わる?なんて言うんだろ
現実逃避のために当事者じゃなく居ようとする?言葉が見つからないけど
だから“視聴者”として、より“シリル”の目線な気がする
俯瞰のカメラワークでも。

母親がシリルにワーワー小言を言ってる時に断ち切って『昇進した』って吐き捨てるように言うシリルに過去の自分の姿が重なって頭抱えた
その後にわざとらしいほどにっこりする母親…
“褒められたい”と“怒られたくない”からくる、子どもができる小さな反抗だよね 
ママが怒ったり機嫌悪そうな時に点の良いテストだけ持ってったっけな〜
何か言われたわけじゃないけどママがタバコ吸ってると『私が何かしちゃったんだ』って怯えてたな
まあ今もだけど 流石に怯えてはないけどあーあって思う
小さい頃辛かったことって国とか人種とか性別とか関係なくやっぱみんな同じなんだなって思えて少し救われた気がする 
それにしても表現がうますぎる
小さい頃の記憶はあってもこんなふうに映せないもん
役者もすげーしカメラや演出脚本も意味わからん
人間のこと知りすぎでしょ 
全員心理学博士号持ってないと納得できない

誰よりも敬虔で規律正しく見えるシリルの子どもっぽさがよくわかる、そして私の軽いトラウマにストレートかましてきた素晴らしいシーンの数々でしたね はあつらい

自身の汚名返上のために躍起になるシリル
誰よりも成果を上げないと人並みに評価してもらえないデドラミーロ
この2人の未来が見えるシーンにめちゃくちゃときめいた
ときめいたとはいえロマンス的なのがなくてもいい!
1人きりでひたむきに走ってきたそれぞれが『仕事』以外に何かを見いだせそうな予感がしてとってもハッピーです
友情、信頼、愛情、2人がこの関係性にどんな名前をつけるのか、どうなっていくのか分からないけれど、
冷たく暗い帝国の中でも隣人への愛は生まれる、って帝国フリークの2人が示しちゃうんだ!?めちゃくちゃ良いやん


スターウォーズ映画にハマれなかった理由が勧善懲悪一辺倒だったから、なのでレイとベンの話以降はめっちゃ楽しく見てます

ホラー映画のような静けさとスパイ作品のスリルがマッチしてたし、次を予想させない展開にのめり込んだな〜!!!面白かったあ

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