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ITHMA ロンドンのアロマセラピー学校

私がアロマセラピーを学ぶのに選んだ学校はGabriel Mojayが校長を務めるITHMA(The Institute of Traditional Herbal Medicine and Aromatherapy)というロンドンにある学校で、アロマセラピーを中医学のセオリーを元に学びました。

私が当時、大好きでアロマセラピーマッサージを受けていたセラピストさんは日本で学んだ方で、イギリスでならGabrielのコースを受けたかったと勧めて下さったのがきっかけでコンタクトを取りました。残念なことに定員満員だったため一度は諦めたのですが、ホリデーでシシリア沖の小さな島にいたときに彼から連絡が来て欠員が出たということ!

ロンドンへ戻ってすぐに予定を合わせて彼に会いにRegent's Universityへ。彼自身が面接もして運営事務もやっていたのは知りませんでしたが、本当に気さくな親日家で、アロマセラピーだけでなく写真やアートも大好きな方なので、私は嬉しくて色んな話をしてしまったのを今でも覚えてます。こんなに印象がいい先生から学べるなら安心と思いました。

学校が始まると本当に嬉しかったのは日本人のクラスメイトが11人いて、そのほとんどがGabrielのコースで学びたくて留学してきたメンバーでした。日本の学校ではなく、彼の授業を本場で受けたいと退職や休職をして遥々来た仲間には感心することばかりでした。語学学校の勉強や課題と共にアロマの勉強やマッサージの練習をするなんて過酷だったと思います。私は仕事をやりながらでしたがそれでもよく寝不足でした。

あと、英語がある程度出来ても代替医療を一から学ぶのは大変でした。解剖生理学は特にラテン語が多く、日本人には馴染みのないスペルや響きばかり。アロマセラピー理論やマッサージの実技授業でも大変なことはたくさんありましたが、日本人同士で勉強会をやったりして励まし合って頑張ってきて、彼女たちとは今でも繋がりがある素敵な仲間です。

Gabrielの授業は本当に楽しかった!

中医学的観点からエッセンシャルオイルを陰陽五行のカテゴリーに分けて学んでいくのですが、エッセンシャルオイルのエネルギーや化学構成によって各々が「肝、木(Earth)のエレメント」のこういった症状にいいですよ、となるわけです。

このセオリーの部分はまた改めてゆっくりと書きたいと思います。

Gabrielが目をキラキラさせながら熱弁するときは私もアロマセラピーの魅力に飲み込まれたようになって、もっと深めたいと感じ、その後も色んな本を読み勉強しました。尽きることがないのがハーブ医療(自然医療)です。

アロマセラピストになり7年になりますが、今でも自分が作るブレンド(配合)で五行のバランスがいいのか、クライアントと自分のエネルギーがブレンドにすとんとマージしたような感覚になるときは感動を覚えます。

そして何よりもクライアントが喜んでくださること、香りに興味を持ってくださること、効果が見えたことにセラピストとして心から有り難く感じます。

ときどき、コンサルテーション後にブレンドをしていると、Gabrielの声が聞こえたように感じるときがあって、「あぁ、これとあれを混ぜるとシナジー効果でよりいいんじゃん!」と再確認することも。(当然、まだご健在ですが。失礼!)

あと、スパイス系とフローラル系のオイルはあまり混ぜないほうがいいのにうっかり混ぜちゃって、香りが相殺してるときなんかは自分にツッコミを入れます。。

何年経とうとこれからもはっと目を覚ましてもらうような経験はあるだろうなと思います。

セラピストになった以上、ずっと学び続ける。

それが楽しいからずっと続けていられるライフワークなんだなって思います。

アロマセラピー大好き!

備忘録

先日、ある男性のクライアントのために作ったブレンドで私自身もすごく癒されました。参考までここに記録。

Sandalwood (Earth)

Bergamot (Wood)

Black pepper (Fire)

Frankincense (Earth)

Blended with Sweet almond oil 2% dilution for full body massage 60mins

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