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舐達麻インタビュー/HARDEST magazine

人気絶頂! 舐達麻の2019年頃のインタビューが載っている。

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今や彼らほどインタビュー、または自叙伝を望まれているアーティストはいないのでないかな? このファンジで語られる彼らの壮絶すぎる歩みを読めば尚更もっと深く知りたくなってしまう。

自分は普通に舐達麻ファンだけど、同時にまだ小さい子供を育てる親でもある。親視点でこのインタビューに触れると、絶対に子供はなって欲しくはない、近づいて欲しくない、また近くにいて欲しくもない・・・、そんな世界の住人達だ。

おっさん視点で考えると、決して彼らが悪い訳ではなく、その環境、もっと踏込めばその環境を作り出した日本という国、その政治に原因があるかも・・・、そんなところまで思考がいってしまう。

でも、そんな個人的思考は遠くどこかへ行ってしまうほど、読む価値ありのインタビューだ。自分が若かりし頃は、本場USのゲットーやギャング的世界観のHIPHOPは映画のようなあまりに遠い世界の話だった。まさか日本に居ながら、あれに近い世界観を感じるHIPHOPを日本人アーティストの作品として聴く事になろうとは思わなかった。このインタビューで語られる内容を読めば、紛れもなく「ギャング」だった事が分かる。あまりにもHIPHOPと相性が良い暮らし。MC漢も著書の中で、HIPHOPと相性が良い世界を語っていたが、まさにあれだ。

もし、舐達麻が音楽をやっていなかったら、このインタビューはただのギャングの主張紹介という内容だ。そうだったら、きっと自分は「こういう人達こそラップやロックをやって欲しい!」と思っていたと思う。そう考えると、同時代でリアルに彼らの作品に触れることができるのはとても幸福だ。ありがとう舐達麻。









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