見出し画像

いらないと言えない、人に頼れない理由


あなたは欲しくない物をもらったとき
どんな対応をしますか?

「要りません」と素直に答えられるでしょうか。


私は子供の頃からこれが苦手でした。



ある日のこと、小学校の担任の先生がカタツムリを持ってきてくれました。

ニコニコしながら

「このカタツムリはみんなにプレゼントだよ」
「でも条件があります」
「みんな真面目に授業ができたら上げます」

という話をしました。


するとみんな一斉に「いらなーい」というのです。



先生に対してなんて可哀想なことを言うのかと、
私は子供ながらに、みんなの言葉に傷つきました。

私は相手を喜ばせるためなら、
欲しくない物を欲しい素振りを見せたり、喜んだふりをする子供でした。

先生を悲しませたくない、という気持ちで一杯でした。



自分の心の中の原因を探ってみた結果

なぜこのような性質になったのか?

自分の心の中を探ってみた結果


それは、

『弟が母親にワガママを言うのが許せなかった投影』

であることが分かりました。



私は男二人兄弟です。

母親は弟にばかり愛情を注いできました。


母親の膝の上は弟の指定席でしたので、私は抱っこをしたことがありません。

いつも寂しい思いをしていました。

そしていつも弟を妬んでいました。


「あんたは大きいんだから我慢しなさい!」と言われ

自分はいつも我慢しているのに、ワガママを言う弟が許せませんでした。



母親がせっかく弟に愛情を注いでいるのに「そんなのいらねー」と言う弟

それが許される弟が羨ましかったのです。



その許せない気持ちが、私の人生に何度も投影されて出てきていたのでした。

でももう大丈夫です。



人間関係でも、素直に自分の感情を表現できる人のほうが、意外に好かれたりします。

今まで難しく考えすぎでした。

たまには人に甘えることも大切です。


今は、人生のメンター松田豊さんから学び、そして頼っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?