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システム手帳 - Excel版自作リフィル

なぜか、この時期になると急にアクセス数が増える記事があります。
それがこれ。

みなさん、ひょっとして来年のシステム手帳のリフィル を探しておられます?

そういえば最近は文房具屋さんでも、システム手帳用のリフィル が入手困難になってきましたもんね、、、。

これは以前に Kenzさんが Webで公開されていたものを、私仕様に魔改造したものです。(現時点で、Kenzさんのオリジナルサイトへのリンクが切れています。)

私のMac環境で動くように修正を加えてきたのですが、最新の Microsft365環境ではついに動作しなくなってしまいました。
嫁さんのWindows11環境では機能しているようなので、自分用のリフィル を作成するときだけ、Windows環境で使っています。

他にも、Kenzさんのオリジナル版では目玉機能の一つであった六曜表示機能のモジュールも、有効期限が過ぎて使えなくなっています。


簡単な取説

基本動作

①エクセルを起動するとマクロが走ります。セキュリティの警告が出ますので、お使いの場合はマクロを有効にしてください。

②日付コンソールが表示されます。

③リフィル シートは、1週間単位で表示されます。
表示したい週の年月日をそれぞれ入力して「日時指定」ボタンをクリックするか、「今日へ」ボタンをクリックすることで、指定した日を含む週を表示します。

④「1週戻る」で前の週へ、「1週進む」で次の週へ表示が進みます。

⑤「1週間分を印刷」で、指定されたプリンターへ、表示された週のイメージを出力します。

⑥複数の週をまとめて印刷したいときは、「●●週分」のところに何週分を印刷した以下の数字を入力し、「印刷」ボタンをクリックします。


印刷設定

この部分は、ちょっと手強い。
お使いのプリンタの用紙設定で、縦170mm x 横95mmのバイブルサイズが選択肢にあれば良いのですが、なければカスタムサイズとして登録してください。

私のプリンタにはありませんでした。
余白も最小限の値にして、試し印刷して微調整してください。


便利機能(祝祭日等)

先ず、日付コンソールの一番下にある「閉じる」ボタンをクリックしてください。そうすることで、エクセルシートを直接操作することができるようになります。

エクセルのシートにご注目ください。

「祝祭日等」というシートがありますので、それを選択してください。

このシートに、日本の祝祭日を登録しています。
特定の月日ではなく、●月第n 週目の●●曜日というような場合は、シートの右側の欄に登録してください。
(例えば、成人の日は、1月の第2月曜日として登録しています。)

外国の祝祭日が必要であれば、適宜追加してください。
なお、春分の日と秋分の日は自動計算しますので触らないでください。
日本の祝祭日は触らずに、行の下の方に、種類を「祝日」として追加してください。


便利機能(記念日)

親しい人の誕生日や記念日等も登録できます。種類を「記念日」として適宜修正してください。該当する日を含む週のカレンダーに、「名称」として登録した文言が表示されるのと同時に、リフィル 上部に表示されている月カレンダーの該当日が黄色でマークされます。

「祝祭日」シートに登録した1月16日のところに、「Nの誕生日」と表示されるとともに、月カレンダーの16日が黄色でマークされています。


便利機能(「出勤日」「会社休日」)

世間一般的には休日だけど出勤日であったり、逆に平日だけど休日である場合は、、、(例: 2024/1/2は会社休日で、1/3が出勤日の場合)

このように登録します。
(出勤日)および(会社休日)はキーワードですのでこの通りに指定してください。
1/2は(会社休日)、1/3は(出勤日)と表示され、表示色も変わります。


便利機能(年間カレンダー)

 YearCalendarのシートを開くと、年間カレンダーが表示されます。

このシートもリフィル サイズに1枚印刷しておくと何かと便利です。


あとがき

これは私個人の道楽のためのアプリですので、永遠に未完成状態(笑。
気が向いたら機能追加、気付いたらバグ修正の繰り返し。
なにせ、需要が年一回しかないので、これ以上手を掛ける熱意があまり上がらない。

いずれ公開できる日が来るのやら、、、


ここまで読んでいただき、有り難うございます。



これまでの収益は全て、それを必要としておられる方々へ、支援機関を通して寄付させていただきました。この活動は今後も継続したいと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。