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筑紫・椿花山武蔵寺 散歩

福岡県筑紫野市にある、九州最古のお寺。
樹齢700年といわれる藤の花で有名ですが、見頃は過ぎていました。

創建年については、飛鳥時代とも奈良時代ともいわれ定かではないが、境内から発見された瓦や経塚から11世紀頃までには寺が建立されていたことは確認されており、九州最古の仏蹟である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%94%B5%E5%AF%BA


子供の時に何度も来ているはずなのに、身長が伸びて視点が変わったせいか、記憶の中の景色となぜか一致しません。


改めて解説をみて、今更ながら新たな発見。


「足は引っ張らないもの 手は支えひくもの」

人間として、生存競争を生き抜くための様々な、ある意味過酷で醜い本能がある一方で、この言葉が正しいと思う気持ちが、人間を人間とたらしめているのだと思います。


「雨の潤い、佛の恵を観る/ふる雨は同じでも/受ける草木で異なる」

今日は雨が降ったり止んだりの天気でしたが、不思議と境内を散策する間はほとんど降られることはありませんでした。

私たちにとしては、あまり傘を差したくなかったのですが、境内の樹木にとっては恵みの雨。緑が一段と映えます。

同じ雨でも、恵みの雨とみるか、残念な雨とみるかは受け取り方次第。示唆に富む言葉だと思いました。


藤の花は見ることができなかったけど、素敵な言葉に出会うことができました。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



ありがとうございました!

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