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えのぐと私

2022年も残すところ数時間となってきました。皆さんはどんな過ごし方されていますか?

私はさっきまで紅白見ながら蕎麦食べてました。本家のチョコレイト・ディスコ久しぶりに聴きました。そして今はえのぐの年越し配信見てます。

えのぐって知ってますか? 知らない人は昨日私が作った資料見といてください。身内向けに作ったつもりが某お姉ちゃんにRTされてびっくりしてます。そろそろ100RTいきそうなの何??

さて、こんな偉そうに資料作っておいて何ですが、実は私えのぐの存在をしってわずか2年ちょい、本格的に推し始めてたった10ヶ月の新参なんですよね。

そんな「歴」という言葉を使うのもおこがましいくらいの浅い浅いえのぐみ歴ですが、配信見ながらちょいちょい振り返ってみるのも悪くないかなと。

えのぐと出会った頃

初めて「えのぐ」という名前を知ったのはえるすりーでした。言わずと知れた、まりなす、えのぐ、パレプロ、ジェムカン、リブドルの5ユニット合同で開催されたライブフェスですね(リブドル……)。

緊急会見のときはまだ前の衣装(ちなみにこの麦わら帽子の衣装って名前あるんですかね)ですが、前月に次章があって本番ではステラ衣装になったばかりでしたね。当時はそんなこと知るよしもありませんでしたが。

全体としてパフォーマンスのクオリティが高いなって思ったのを覚えてます。歌やダンスはもちろん、見せ方みたいなとこまで含めて短所がない印象。

なにぶん2年も前のことなので、当日のセトリとか覚えてないんですけど、栞がめちゃくちゃ印象に残ってるのと、OCGのMV見たばかりで聴けてよかったーって思った覚えがあります。特に栞は最初聴いたときからずっと好きな曲。

次に出会ったのはバーチャルTIF。ギザギザコミュニケーションとit's 笑 time ! を聴いた覚えがある。えるすりーの時のイメージと全然違う!?って思ったよね。

その後ReVornとかの関連もあってFFさんにバーチャルアイドルのオタクが増えてきて、TLで「だからいま、ここにいる。」とかでみんな楽しそうーとは思いつつ、修論で忙しくてマジでそれどころじゃなかったのよね……

徐々に徐々に沼にはまり始めた頃

そんなわけで、次にえのぐをちゃんと見たのが2021年3月の「臨戦態勢」でしたね。ライブを無料配信して、はじめてスパチャ解禁して売上を全額寄付ってマジでビジネスモデルどうなってるの???

アンプリファーとアーマーブレイクが曲調好きすぎて「えのぐいいじゃん!!!!」ってめっちゃ衝撃受けました。あと当時の自分のツイートさかのぼってたらすごいアホなツイートしてましたね

10daysライブ遮二無二、行きたかったんですけど平日が多めということもあり、一年目で仕事の方で苦労して病み気味だったこともあり、結局一度も行かず(確か最終日は行こうって思ったときにはチケットとれなかったのかな)。今思えば無理にでも行っておくんでしたね。

ただこの間、私生活の面でちょっとした転機がありました。というのも、社会人になって通勤時間が増えたこともあり、音楽サブスク(YouTube Music)に加入したんです。その中で、えのぐのアルバムやEP、シングルをダウンロードして通勤退勤時や寝る前に聞くことが多くなりました。

仕事に行きたくない朝や疲れかえった帰り道、「無敵のヒーロー」や「アンプリファー」を聞いてなんとかテンションを上げて毎日を乗り切る中で、徐々に自分の中でえのぐの存在感が増していきます。

ほんとは不撓不屈も行きたかったんですけど、残念ながら有給がとれず、在宅勤務にして仕事しながら聞いてました(というかライブ聞く片手間に仕事してた)。その中で、「えのぐのライブ行きたい」の気持ちが強くなってきます。

決定機

そんなわけで、満を持して初の現地参戦を果たしたのが、2022年3月「enogu 4th Anniversary Live – POSSIBLE –」。えのぐ入門通しチケットを購入しての参加でした。

なんというか、圧倒されましたね。曲のノリ方とか全然分からなくて適当にペンライト振ってただけだったんですが、最初から最後まで楽しいし、なんかポイアートの方でてくるし、英語で歌い始めるし。楽しすぎて通しチケット持ってるのに第二公演の指定席の当日券買ったもんね。

特に最後の燈し火が良すぎた。みんな出てきて最後銀テープぱーーんってなるやつ。あれはずるい。ちなみに当日の私の一番の感想これ。

ライブが良すぎて1日にしてえのぐのファンになってしまい、CDやグッズ買ったりコラボカフェ行ったり推しまいにおたより送ったり……

えのぐカフェで食べたパンケーキ超美味しかった


初のサイン入りCD。一生宝物にします。

対バン初めて行ったのはBeyond the Dimension。あんま行く気がなかったんだけど、メンバーの誰かが「めっちゃ思い入れのあるライブなので来てください!!」って言ってたので「ほな行くかー」って思って行きました。SELENE b2で飛び跳ねる楽しさを覚えてしまった。

その後、頻度自体ばらつきがあるので一概には言えないんですけど、DDDとかLEADING Palette!!とか、月1~2回くらいはライブ行きましたね。そのおかげで他のえのぐみさんの顔や服装を覚え(名前は分からないんだけど)、特典会に行って環ちゃんやハル姉に顔を覚えてもらったり。

あと、対バンよく行くようになったのと、推しまいで大量にゲスト来る期間とかも経て、他のアイドルさんの曲もよく聴くようになりましたね。Appare!さんとか群青の世界さんとか。何ならAppare!さんとかワンマン行ったし。おかげでTIFはいろんなアイドルさんみてめちゃくちゃ楽しめました。

いろいろライブとか行って曲も覚え、迎えた夏の大絶響祭はもうはちゃめちゃに楽しかった。DDD良かったなぁ(感傷)。あまりに楽し過ぎてライブ終わった後の脱力感というか寂寥感が半端なかった。

剣戟の中熱唱するVRアイドル

大絶響祭 2022 WINTER ☆ Beat of Stellar

そして2nd Albumのリリースを経て開た冬の大絶響祭。新参なりに積み重ねてきた思い出の一つの区切りでもあって、夏と同じくらい楽しみではありながら、同時に始まるのが怖いような、経験したこともない気持ちを持って迎えた。

そんな私の気持ちを知ってか知らずか、鳴り響く管楽器とサンタさんを見つけるえのぐの声でライブの幕が上がる。Present for youから始まる全力セトリ。常夏とかフラガのあたりで壊れるテンション。圧巻の恋擬きに、これまでのえのぐのすべてを詰め込んだLIVE Ⅳ LIFE。アンコールのじゃんどり。大事な大事な残り時間、第一陣は楽しさのうちにあっさり過ぎ去ってしまう。

第二陣の開幕はBrand new stage。第一陣に続いての披露はまさに新しいステージに進んでいく決意の現れか。Armor BreakやPossibleでは1年間のえのぐの成長を感じ、ハルなおが踊る最後のtoo goodを目に焼き付ける。DDDもギザギザもBRAVERもどれも今まで一番ではないかと思うくらいのパフォーマンス。

第二陣の楽しさは、過去最高のライブだった第一陣をさらに超えてきて、その分だけ感じる時間はさらに短く、気づけばライブは終盤に。

世界一のVRアイドルを目指すことではなく、応援し、支えてくれる皆と横並びで歩くことが自分たちの生き方だと語るずっず。涙が止めきれない中、ゲスト総出演の燈し火。ハル姉の手紙朗読で会場がしんみりとした空気に包まれる。

しかし、そんな空気を振り払うかのように、午前0時のプリンセスを皮切りに、僕たちの青春ロード、LIVE Ⅳ LIFEと、いつも通りのパフォーマンスを会場に魅せつける。さらにダブルアンコールを経て、えのぐ、じゃんどり、僕らへの詩と続け、最後のLIVE Ⅳ LIFEまで妥協も手加減もないパフォーマンスを見せた。

正直、「ハル姉の引退ライブ」としては、アンコールまでできれいに完結している。でもダブルアンコールの中で、「えのぐのライブに来たからには笑顔なしでは帰さない」というアイドルとしての矜持を感じたし、何より未来に向けた前向きな気持ちが伝わってきた。

私が初めて知ったときから既にえのぐは4人グループで、4人でいることが当たり前すぎて、来年からのえのぐがどうなるか、正直あまり想像がついていない。曲割りもダンスも変わるだろうし、活動形態も少なからず変わってくる部分もあるのだろう。

だけど、目指す方向は変わらずに、いつまでも、一直線に世界一のVRアイドルだけを向き続けるのだろう。それが変わらない限り、環境や活動形態がいくら変わろうと、それはすべて成長であり糧であり乗り越える壁でしかなくて、不安に思うことなんてない。

そんな気がした、2022年だった。

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