まつじゅん

93年生まれ、愛知県育ち。東京都在住。オプト→HRTechスタートアップ

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    広告代理店から事業会社へ。その中で感じるマーケティング周辺のトピックを書き連ねます!

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    誰かに学んだり、考えたりした社会人としての歩み方を整理します!

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提供価値とは、バリューアップ×グロースハックで定義される

スマイループスに入社して、よく聞くようになった言葉の一つに、「バリューアップ」と「グロースハック」があります。 ITサービスやアプリの開発などで使われる言葉だと思うのですが、私が以前所属した広告代理業にも応用できる汎用性が高いものだと感じたので、自分なりに整理する意味でまとめようと思います! それぞれの言葉の定義バリューアップとは、直訳すると「価値向上」です。サービスの各パーツやコンテンツの付加価値を増やすことだと理解しています。 例えば、アプリ内に新しいコンテンツを追

    • 成長社員に対する会社の反応は、3つに集約される

      組織に所属する良さって何だろうって考えたとき、一つは会社にすでにある仕事に対して自らを適合させる中で、スキルアップを図ることができる点じゃないかと思っている。 逆に言うと、会社の成長速度よりも自身の成長速度が速くて、会社の枠に収まらなくなってくることもある。普段から転職アプリのマーケティング担当をしていると、こうした人の事例にもよく出くわす。 その時、会社の反応は大きく3つに分かれるような気がしている。会社の成長よりも自身の成長速度が速いと感じる人は、自分がどのパターンな

      • 若手社員が陥りがちな2つの間違った努力

        社会人になって3年たったくらいからでしょうか。努力の方向性や方法を間違えている人が、意外と多いということに気づき始めました。そしてその感覚は社会人の後輩を見る中で、徐々に強くなっていきました。 自分のことは棚に上げつつ、自戒を込めて感じたことを整理してみようと思います。 努力の方向を間違えた「学生時代の苦い経験」そのように感じるのは、私自身がかなり不器用で、努力の方向を度々間違えてきたからかもしれません。特に大学受験での学びは、あまり思い出したくもない経験になっています。

        • マーケティング収益性を計算する上で頭に入れておくべきこと

          企業によって計画策定のタイミグは様々だと思いますが、「四半期」だったり「半期」だったりで、振り返りと次の方針策定を進めている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 マーケティングやプロモーションの実務を担っている方は特に、その収益性について詳細に数字をたたく方も多いと思います。今回は私なりにマーケティングの収益性で考えていることを記載してみようと思います。(駆け出しの担当者ゆえ拙い部分があると思いますがお許しください…!) 短期と長期のマーケティング施策企業活動におい

        提供価値とは、バリューアップ×グロースハックで定義される

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          社会のルールもラベルも同じ人間が作ったもの

          スタートアップにおいて、広くとらえると社会人においても、この発想があるとないとでは行動が随分変わってくると思う。 そして当然だが、ラベルは人の創造物だ。サッカー選手もサッカーというスポーツが考案されるまで存在しなかったし、それが商業スポーツになるまでそもそも職業ではなかった。…(中略)…つまり、全ての始まりは自分と同じようなちっぽけな「生身の人間」が作ったに過ぎないということ。(ミレニアル起業家の新モノづくり論|仲暁子) 世の中にはその背景は忘れさられていたり、あいまいだ

          社会のルールもラベルも同じ人間が作ったもの

          ネット広告代理店は「成果の上げ方」と「キャリア」を再考するときではないか|「THE MODEL」を参考に

          ネット広告とデジタルマーケティング界隈で仕事をさせていただいて6年目になります。広告運用は時間とともにその役割を変化させつつも、労働集約という大きな枠組みの中で、いかに生産性を高めるかが、広告代理業の至上命題であり続けています。 そんな中で、昨年「THE MODEL」が出版されました。SaaS(Software as a Service)系企業を中心に取り組まれてきた、マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセスに注目が集まっています。 営業

          ネット広告代理店は「成果の上げ方」と「キャリア」を再考するときではないか|「THE MODEL」を参考に

          リーダーとマネージャーの違いを「ギバー」と「マッチャー」の違いになぞらえて考える

          表題にもある通り、組織のリーダーやマネージャーと呼ばれる人たちに対する考え方は、枚挙にいとまがないと思います。 前職での最後の2年間の肩書は「チームマネージャー」でした。そして今のスマイループスにおける肩書は「leader」です。肩書など本当にどうでもいいのですが、この2つには大きく違いがあると思っています。 今回は、ちょっとした規模の会社でマネージャーをしていた経験と、スタートアップでリーダーとして仕事をする経験から、求められる役割の違いを整理してみようと思います。

          リーダーとマネージャーの違いを「ギバー」と「マッチャー」の違いになぞらえて考える

          サービス構築はマーケティングとオペレーションの2軸で戦略をたてる

          オプトを卒業して3か月。最近事業会社で新しい仕事に慣れるとともに、現在と過去の仕事を比べる中で、ビジネスという再現性に対する理解を進めたいと思っています。 広告代理業ではオペレーションの立場から。事業会社ではマーケティングの立場から、サービス構築を考えてきたつもりです。今回はマーケティングとオペレーションそれぞれの立場から、サービス構築への貢献方法について考えてみようと思います。 マーケティングからサービスを構築する狭義には、製品は製品そのものの属性を指すが、マーケティン

          サービス構築はマーケティングとオペレーションの2軸で戦略をたてる

          【メディア紹介】デジタルマーケティングにかかわる人が読むべきサイト8選

          デジタルマーケティングの世界で仕事をさせていただいて5年余り。ネット広告運用から始まり、役割を変えながら少しずつ深めてきた感覚があります。(まだまだ若輩者ですが…) 新卒入社から3年目くらいまでは業界の知識が前提として少なく、ネット広告の仕組み、歴史的背景、ビジネスモデル、業界に流れる思想や、今後の展望を想像することができませんでした。 今回は当時情報収集に活用していた24メディアのうち、厳選した8つをご紹介させていただければと思います!広告運用からマーケティングまで、様

          【メディア紹介】デジタルマーケティングにかかわる人が読むべきサイト8選

          オペレーションとは競争優位である

          オペレーションという言葉は、社会人になってから最も印象の変わった言葉の一つです。そしてそれは、広告代理店から事業会社に転職したいま、少し感覚が変わりつつも、再認識をさせられています。今回はオペレーション、実行力は競争優位であるという話。 オペレーションとはオペレーションは、人間に例えると「体」に相当する部分である。たとえ良質な競争戦略を策定しても、その戦略を着実かつスピーディーに遂行できる体が備わっていなければ、競争に打ち勝つことはできない。(MBAオペレーション戦略)

          オペレーションとは競争優位である

          知らないほうがいいかもしれない「ターニングポイント」の話

          「ターニングポイントとは成果ではない。成果、事象に対する意識の問題である。」という言葉を当時の上長から聞いて3年。仕事は基本的に無機質なもので、他者への貢献、すなわち成果がすべてだとしばしばいわれる。 僕も1年目に聞いたそんな仕事の本質を信じていて、だけど漠然と充実した社会人生活を送りたいと思っていた。 成果は基本だけど、「果たして本当にそうだろうか」と当時感じていて。上長から聞いたこの言葉は、今も記憶に残り続けているんだと思う。今日はターニングポイントの話。 ターニン

          知らないほうがいいかもしれない「ターニングポイント」の話

          事業戦略もマーケティングもストーリーに着地する

          2020年4月にスマイループスのマーケティング責任者となってから、私たちが大切にしている価値観でもある「Make BIG でっかく変えよう」の視点で、マーケティングを俯瞰してみるように心がけています。 思考できる幅も精度もまだまだなのですが、日々試行錯誤する中で、学んだことを整理してみようと思います。今回は戦略がストーリーに着地するという話です。 事業戦略とマーケティング戦略完全競争の反対が独占だ。完全競争の下の企業が市場価格を強いられている一方で、独占企業は市場を支配し

          事業戦略もマーケティングもストーリーに着地する

          データと生の声どちらからマーケットを理解すべきか

          広告代理店から事業会社へ。仕事が変わる中で感じたことを最近noteに書かせていただいています。 中でも大きく変わったなと感じる部分に、ユーザーインサイトをどのように見ていくかに大きな違いがるように感じます。良しあしではなく、立場から貢献しやすい場所が変わってくるということだと思います。 広告代理店の時のインサイトまず、ネット広告代理店として私がサービス提供していた領域では、 1.新規ターゲットのインサイトとは何か 2.新規ターゲットのためのプロモーション戦略とは何か 3

          データと生の声どちらからマーケットを理解すべきか

          スタートアップというキャリア選択

          スタートアップで働き始めて2か月ですが、感じたことを書き留めてみようと思います。今回はリスク観点で書いてみようと思います。 私はネット専業では比較的大手な広告代理店のオプトから、HRtechのスタートアップであるスマイループスに転職しました。同時に転職アプリのマーケティング担当者として、転職市場についても思考を巡らせてきました。 なので大手からスタートアップへ転職することで感じることと、転職市場からみてそれがどういうことなのかを、ある程度俯瞰できるのではと思い筆を執った次

          スタートアップというキャリア選択

          自分の役割に徹する

          理想的な人物像について書いてみます。今回は自分の役割に徹することができる人について。 働いていると出てほしくないところで自分のエゴが出てしまうことがある。たかだか40数年しかない社会人生活の中で、こういう瞬間は本当にもったいない。それでも忘れたころにエゴはやってきて、判断を狂わせたり、意思決定をよからぬ方向に傾けたりする。 仕事をするからには、自分の損得にとらわれるような小さな人間にならず、社会に目を向けたいと思う。もう7年くらいはそんなことを思っているのに、なかなか身に

          自分の役割に徹する

          ただ価値を創ることに集中する

          大きめの広告代理店からスタートアップへ。働き方や貢献の仕方で、マインドセットをアップデートしなければと感じることもあります。今回は「価値を創る」ことについて。 広告代理店のオプトにいたころから、どうすれば世の中に価値提供できるのか考えていたつもりでした。それでも振り返れば、顧客からは遠く、課題をサービスに反映させるにはたくさんの人の合意が必要でした。 広告効果の可視化という、ある程度決まった価値提供のあり方を先人たちが作ってくれていて、その延長線上でサービスをさらに鋭くす

          ただ価値を創ることに集中する