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とある科学の超電磁砲 水鏡の能力について。

どうも、たあです。

ネタバレあり


とある科学の超電磁砲18巻が発売されてからカナーリ時間が経ちますが、様々な情報が開示され、とても面白い内容だったと思います。

中でも目を見張るのはやはり派閥の長である支倉とシア(漢字が出てこなくてイライラするためカタカナ)の能力ですよね。
どちらも非常に強力な能力を持っており、支倉に関しては食蜂操祈や御坂美琴等のレベル5組がいなければ常盤台でも最強レベルだと言われてますし、描写を見る限り間違いは無いでしょう。

シアに関しても、最後のなんか能力出して凄い匂わせしてきました。あれもなんか凄かったですよね。


ココ最近のとある科学の超電磁砲は御坂美琴の過去編であると同時に「三大派閥編」でもあるのです。

ん?

なんか水鏡の影が薄いような気がしてきましたね。

まあ三大派閥に数えられる程の派閥である水鏡派閥が地味なんてことはありません。
物語にも大きく関わっています。
ネームバリューもそうですし、数も沢山います。
ただ、私が言いたいのは支倉やシアに比べてなんかぱっとしないと思われているのでは無いかという事です。

支倉は最強クラスの水流操作系、シアは遺物の残留思念を読み取る(実体化も可能?)です。派手で見栄えしますよね。
水鏡の能力は油分の操作です。範囲も広くありません。

しかし、私は水鏡はレベル5にも勝ちうる能力(正面からのバトルなら)なのでは無いかと考えています。

バトルということで参考にするデータは当然ながら18巻冒頭の戦闘シーンになります。

水鏡は自らの脂肪を操作し、ガリガリになってスピードを高めたり、デブになって攻撃をいなしたり体重攻撃を仕掛けたりしています。
恐らく今までも脂肪を操ってきた経験から、最もやりやすいのが脂肪を操作するという方式なのでしょう。

ここまでが基本スペックとして、私が目をつけた最強ポイントが大きく2つあります。

1つはこの能力が他人の脂肪にも干渉できるという事。
もう1つはこの能力は永続するということです。

1つ目ですが、今更の情報だと感じる人も多いでしょう。
水鏡が派閥を広げている理由としても、水鏡につくことで能力でスタイルを良くして貰えると言うのが大きくあるからです。
しかし、重要なのは18巻冒頭の戦闘でのこのシーンです。

このようにして対象に能力を振るえば、相手を1発で戦闘不能にできます。ナンなら脂肪の膨張により、骨や血管、内臓を圧迫し殺せます。
その上、描写を見るにこの能力には水鏡の技量なのか相当のキレがあります。
一瞬で脂肪を操作することができるということです。

水鏡自身が水流操作系能力者のように常に油を纏っていない事や、相手の脂肪をそこまで変化させず、自分自身に対する能力しか使用しないのを見るに、射程にはある程度の制限があると考えられます。
触れる程度の距離まで接近すれば、他人に能力を使用している描写を見るに使用することが出来るはずなので、水鏡は自分の脂肪を操作して攻撃をいなして接近し、触れる程度の距離まで近づくことができれば相手を一瞬で仕留めることができるのです。

2つ目ですが、これは少し想像が混じっています。
水鏡に脂肪の量を変えてもらい、痩せたりしてもらう為に皆は水鏡についている訳ですが、これが水鏡が能力を解除するまでの間なのであればそこまでの価値は無いでしょう。痩せられると言っても一時的なものでしか無いのであれば意味はありません。
つまり、水鏡の能力は発動した時点で完結しており、質量保存を無視して物質を生み出しているのです。
最強の創造性を持つ垣根帝督ですらも能力を解除すれば創り出した未現物質は消えてしまいます。(未現体はどうなのかな?)
しかも「油分」というのは世界にとってかなり需要のあるものなのは間違い無いので、この能力は凄まじいものと言えます。
つまり、彼女は1人で無限の油を生産する最強の能力者なのです。
まあでもあんま調べてないし思いだしてないだけでずっと物質が残り続ける能力者もいるだろうし水鏡が特別という可能性は無きにしも非ずって感じです。


どうだったでしょうか。
世間的に目立っているシアや支倉よりも個人的に水鏡の方が好きなキャラをしているので皆には水鏡にも焦点を当てて読んでいただきたいです。

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