6年前のWAIS-IIIの結果を今更考える

6年前のあの日、私はあまりの報われなさにとことん絶望してしまい、自殺を試みた。そして未遂に終わって強制的に入院させられた。書類等の手続きは一切覚えてない。
落ち着いてしばらくした頃、心理検査をやりますということでWAIS-IIIを受けた。WAIS-IIIっていう名前だったんだ~と今日認識した。。
入院生活も検査内容もあんまり覚えていないので結果と結果に対する考察だけしていきます。

振り返るきっかけは困りごと

会話がなんだか難しくなってきた。
友人がつらい思いしてたり、しんどそうにしてると声をかけたくなってしまって声をかけるんだけど、あれこれって相手が求めてるものじゃないよな、と気づくようになった。
言われてることに対してなんと答えればいいか考えている間にそこそこな時間が経ってしまうし、頭の中で返事して満足してしまったりしている。
仕事でも、会議の場で適切な言葉遣いができていないことや、若干その議題のうちで話していいことなのかと時々話してから気づくことが増えてきた。
そういえば心理検査で言語理解が低いって書かれていたなぁとスマホにデータとしてしまっている画像を見て思い出した。

実際の検査数値

言語性IQ84 動作性IQ101 全検査IQ91
言語理解86 知覚統合108 作業記憶96 処理速度113
言語性尺度
単語7 類似9 知識6 理解6 算数8 数唱9 語音整列11
動作性尺度
絵画配列6 絵画完成10 積木13 行列推理11 符号11 記号14

備考:
言語性IQ→言語理解・作業記憶
 言語理解→単語・類似・知識
 作業記憶→算数・数唱・語音整列
動作性IQ→知覚統合・処理速度
 知覚統合→絵画配列・積み木・行列推理
 処理速度→記号・符号

見ての通り、言語性IQと動作性IQに有意差が見られている。

言語理解が低い

言語能力に関しては、
抽象概念は概ね問題なし。
社会性の低さや一般常識の無さが見受けられる。
・・・と書かれてた辺り、小中高ほぼ自宅に引きこもって過ごしてたことが結果にダイレクトアタックしてるんじゃなかろうか・・・
一般常識はともかく社会性とか今更どうやって身につければいいんだ~~

処理速度が高い

黒板の板書が早い
単純作業ではナンバーワンになれる
仕事速いねと言われる、あせらなくていいよと言われる
仕事量が倍になり、仕事が遅い人へのヘイトがたまりがち
仕事ができると勘違いされる

https://decopiyo.com/wais-iii-processing-speed-experience/

・単純作業ではナンバーワン
・仕事速いねと言われる・あせらなくていいよと言われる
・仕事量が倍になり、仕事が遅い人へのヘイトがたまりがち
・仕事ができると勘違いされる
これ全部当てはまる。それゆえ、ストレスがものすごい溜まる。
仕事の遅い人に関して上司に相談しようにも、どう相談していいかわからず詰まることも度々。
ただ、上記で早いと書かれていた黒板の板書に関しては、私は文字を書くのが遅くてとっても苦手だった。
漢字が全然覚られなくて小学生なのに何度も追試受けてた記憶が。。。

生育・学習環境の影響

言語理解と作動記憶に関しては後天的な影響を受けやすい
知覚統合と処理速度については先天的な能力である
後天的な影響とは、生育・学習環境、社会階層等。
生育・学習環境についてはまぁひどかった。
小中は変わった行動をしてたからなのか、いじめにあってしまい、学級崩壊も起き、ほぼまともに行ってない。
実家も、ほぼ毎晩父親の怒鳴り声をきいて喧嘩やめてよと泣き叫んでいたり、母親がこぼす愚痴を受け止めたりしていた。良いとは言えない。
・・・ということを見ると、やっぱり真面目に勉強してて家や学校の状況がまともだったらわりかしバリキャリ路線行ってたんじゃなかろうか。
という夢を見たんだ・・・

下位検査項目の数値を見て

下位検査項目の数値としては知識・理解・絵画配列が最低値
それぞれの意味付けを見ていると、
・教育を受ける機会が乏しかった
・日常生活で適切な判断が難しい
・ASD傾向や、奇妙な思考が明らかになることもある
など書かれている
こういうのを過度に自分化するのはアレなんだけどまあまあ心当たりがある節があるのでもう少し調べようかなと思いました・・・

言語コミュニケーションが苦手なので仕事でのメールやチャットツールは正直苦手。うまく感情をのせられないので。
逆に電話やVCとかだとまだマシかもしれない。声って感情を乗せやすいので。

今年一年、色々な課題が見えてきた。本当に色々。幅広く色々。
言語でのコミュニケーションも課題のうちの一つなので
今回振り返った内容も含めて今後の改善につなげていきたい。
どう繋げればいいんですかコレ!!!!!!!