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国風展、2019年も行ってきた。

盆栽を習い始めたのが2017年末で、ちょうど一年前の2018年2月に、私は初めて「盆栽の展覧会」を観に行った。しかも運がいいことに、それは盆栽の展覧会の中で最も由緒正しい(?)イベントだった。

ということで、今年も「国風盆栽展」に行ってきたの巻。

あのときは何も分からず、ただすごいすごいと盆栽を観てただけ。
今年は違う。なんたって、育ててる数も超えた季節の数も違う。経験値が、違う。

…と思って意気込んでた割には全然分かんなくて「ふえ〜すげ〜な〜」と思いながら観察してましたよ。
だって、なんであんな捻れ方してるのか、なんであの姿でまだ生きてる(もしくは死んでる)のかほとほと分からんのですもん。去年と同じこと言ってるね。

以下、今年の様子です。

今年は後期も行くよ!

↑今年の様子
↓去年の様子

相変わらずどの盆栽も見応えありすぎて、いっこいっこちゃんと見てたら頭痛がします。3連休のんびりしてた頭には情報過多。

この五葉松の幹すごいよね…苔といい、割れ具合といい、太さといい。

っていきなり近視眼的にモノを見るから、はっとなって引いて見る。うん、かっこいいわ。

これは国風賞(今回の国風盆栽展で、優れた盆栽に贈られる。今回は3点ありました)の盆栽で、背が高くて大きいのに、優美さがある。すてき。

ほら、覗き込んでもかっこいい。

この立ち上がり方と、ジンシャリ、えーとどっちだっけ?シャリが幹だっけ。あの幹の白い部分ね、枯れてるんだって。それがめちゃくちゃかっこいい。すべすべしたシャリと、皺の入った幹。かっこいい。

ってこれだけでも随分楽しめるんだけど、まだ151点(ポケモンかよ)のうちの4点目。
ほらね、頭痛するでしょ。

添え物盆栽もすごいかわいい〜。こういう雑貨あったよね。ボウズの人形に水あげてたら頭の部分から草生えるやつ。

わーもうかっこいい。

ここ、たまらんよね。すごすぎる。絶対自分ではお世話したくない。(枯らすから)

ほら、意味分からんくない?(褒めてる)
いや…なぜ…そう曲がる?みたいな。こういう気持ちになる盆栽、5つに1つは出てくる。

これはかりんの木。爪先から芽吹いてて、緑がかわいい。っていうのを前回の国風展でも褒めてる盆栽があって、私これが好きなんだと思う。

去年もこういうショットも撮った。

私、雪柳好きなんだけど、まさかこんな小さい岩に収まるとは。すごく上品。足元のシダもいい。いいな〜いいな〜こんなの育てたいな〜。(サイズ的にまだイケると判断)

ほらこれもすごいでしょ。よく分からないでしょ。分からないから横からも撮ったよ。

う〜ん!分からん!

これ、今回初めて認識した松の木で、蝦夷松というらしい。トゲが短くてもそもそ連なってるのが特徴的。

これ!!緋梅!幹が細いのに、めちゃくちゃ荒々しい木肌で、曲がりも特徴的。

ね?

ね??

あとこれとかヤバいでしょ。(語彙)

ね???

ね????

あと、今回「一番良かった作品を投票しよう!」みたいなBNS(盆栽)総選挙があったので、私が投票した盆栽がこちら。

……………梅です!

え…、いや、まあ、梅なんだろうけど…あの…!?
結局これを上回る驚きがなくて、この人に投票した。

ちなみに、似たような姿のものも。

すごいよね〜しかもこれ、

幹がめっちゃ捻れてるの。どうやって育ててるの?普通にこうなるの?謎。謎!

スロベニアからも出品がある。あとアメリカとかイギリスからも。

けやき、影の演出(多分偶然)もステキ。

ってな感じの前期、国風盆栽展でした!

楽しかったなあ。たくさん写真撮れて楽しかったし、梅はよく咲いてて、嗅覚も楽しめた。すんとした冷たい香りが良い。

あ、宮内庁からの出品もありました。木肌が独特の割れ方をしてて、存在感が強い。
横から見ると猫背。

やっぱ実物だと、横からも見れていいなあ。

今年も来て良かった。後期も楽しみだなあ。
#盆栽  #bonsai #国風盆栽展 #第93回国風盆栽展

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