沈黙の劇場(シネコンルール②)

シネコンはルールが厳しい。一般的なシネコンのルールとして…

①携帯禁止(光る時計も含む)
②上映中のお喋り禁止
③前の座席を蹴らない
④飲食物の持込禁止(劇場販売はOK)

といったところだろうか

今年(2023年)は、とにかくお喋りする客に悩まされた😢
1人で映画館に来る客が多いと劇場内は静かなので、お喋りする客が目立ってしょうがない。

幕間はお喋りするのは理解できるし、今のうちにどんどん喋ってくれ。
予告中…は、まぁ我慢するよ。まだ本編始まってないし。
エンドロール…いや、これは本編だろ。この後、ポストクレジットがあるかも知れないだろ😡

先日、上映中に話をした夫婦と揉めた。その夫婦は、私の後の列の少し右側に寄った場所に座った。予告中から大きな声で話していた夫婦。『今日はハズレ席に座ったかー』と、諦めて我慢していたが、上映中はお喋りが止まったのでホッとしたが、その代わり咳払いがうるさい。しかし生理現象だから仕方ない…それにもしてめ、もう少し気を使った咳払いはできないのか?

上映終了。エンドロールが始まると、また喋りだした。『いや、話がしたいなら帰れよ、こっちはまだ観てるんだよ!』

場内が明るくなる。振り返ると、男性60後半から70代。女性50代くらいか?って様子。見た目普通の人なので、思い切って声をかけた。
「あの…上映中は喋らないでもらえますか?」
男性は、「えっ?話してないよ」
私「エンドロールで喋りましたよね?」
男性「…すいません」
それを聞いていた女性「えっ?何?」
私「いや。上映中は、静かにお願いします」
男性「ほら、最後…少し喋ったじゃん」
丸く収まりそうな感じ…しかし
女性「どーも、すみませーん」
スノーボードの国母選手を思わせるような、全く反省していない感じで睨みながら口だけで謝ってきた。
これに、私は一瞬で反応した。
私「なんだよその言い方は!こっちは丁寧にお願いしただろ!人に迷惑かけて開き直ってんじゃねぇよ」

ここからは、私と男性の見苦しい口論(罵り合い)が始まる。

結論から言うと、店の責任者に入ってもらい、なんとか終戦。出るとこまで出る気マンマンの先方に対し、もう面倒臭くなった私。

結局、話が分かる人は最初から上映中には喋らないのよ。喋る奴は関わらないほうが一番である事に気がついた。

夫婦を先に帰し、私はしばらく店の責任者と話をした。
「こう言う揉め事ってよくありますか?」
責任者曰く…【よくある】そうです。
特に普段は映画館に足を運ばない人が増える【年末年始】【春休み】【GW】【夏休み】が多いそうです。

最後に、【御高齢の方は声が大きくなりやすい】
と言っていた。
高齢の方と、あまり話す機会がないので、言われてハッとした。いつかは自分も通る道。気をつけようと肝に銘じた。

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