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【大喜利】2泊3日の東京遠征で覚えていることたち(2023/11/02~04)【旅行記】

7月某日

「ナカノさん11月3日東京来れます?」

この日行われたのは、六角電波さん主催の「まな!35人組手」。主に関西で活躍している大喜利プレイヤーであるまな!さんが東京に来て、35人のプレイヤーと対戦する。私もWeb予選を突破した挑戦者の一人として、まな!さんに挑んだものの、延長の末負けてしまった。

打ち上げの席で、六角電波さんに11月3日の予定を聞かれた。六角電波さんは2020年から、文化の日に招待制の大規模な大喜利大会「大喜利文化杯」を開催しており、昨年の文化杯は「真・大喜利文化杯」と銘打って「過去に何かしらの生大喜利の大会で優勝した経験のある者」のみが出場できる大会として開催していた。

私はこの組手が行われる数日前に、関西の大規模なチーム戦「戦2023・大喜利団体対抗戦」で、手汗さんと本塁MAXさんと組んで優勝した。生大喜利大会での優勝はこれが初めて。組手の会場でも、六角電波さんや羊狩りさんなどから「戦優勝おめでとうございます」と声をかけられた。

「2023年の文化杯は、去年の開催から1年間で優勝した人だけが出場できる」。そういったレギュレーションで開催されることは、その時点では公表されていなかったが、なんとなく誰かから聞いてはいた。六角電波さんが11月に東京に来れるか聞いたのも「あなたは今年優勝しています。文化杯への出場権があります。どうしますか?」という意味を込めてのものだったはずである。というよりそれ以外考えられない。

広島に帰ってから、XのDMで文化杯に出場したいということを伝えると、サムズアップのリアクションが返ってきた。

11月02日(木)

午前中にB型事業所での作業を終えて、帰宅して荷物を持って最寄り駅へ向かう。7月から今日までの間に「大喜利文化杯X(クロス)」の開催と、出場者やルールが発表された。予選は前半と後半に分かれており、前半は朝の早い時間帯から始まるとのこと。大会の最初から会場にいたかったのだが、そのためには普段よりかなり早く起きなければならなかったので、前乗りをすることにした。

大会数日前、出場者に向けてのアナウンスとして、前半と後半どちらを希望するかのアンケートが行われた。「どちらでも参加可能」の欄にチェックを入れて「広島から行きますが、前日から東京にいるので前半でも大丈夫です」と備考欄に書いて、フォームに送信した。

JRに乗って、広島駅へ。昼食を食べていなかったので、駅構内にある立ち食いそば屋で食事。文化杯で多くの人に渡すための同人誌「アマチュア大喜利プレイヤー列伝2」がたくさん入ったカバンが異常に重たい。

新幹線の自由席に座る。ここから東京駅まで4時間。最近ハマっているBase Ball Bearの小出祐介さんと、ライターの南波一海さんのポッドキャスト「こんプロラジオ」を聴く。ももクロの深夜番組に伊集院光さんが出ている回もTVerで観る。

乗車時間が2時間半を超えたあたりから疲れてきた。本は持ってきているのだが、読書する気分でもないし、ラジオやテレビを観るのもしんどい。さらに、乗客も多いので、車内も騒がしくなり、聴覚過敏を持つ私にとってしんどい時間が続いた。

そこで思い出したのが、以前YouTubeで見つけて高評価を押した、雨の音だけの6時間の動画。これをイヤホンで聴いてぼーっとしていれば、周りの雑音もシャットアウト出来る。

いざ動画を再生する。YouTubeは有料会員に入っているので、スマホの電源を切っても音が鳴っている。これで難なく残りの時間が過ごせると思ったら、トンネルに入ると電波が届かなくなって、動画が止まってしまった。つまり、雨の音が止まるのだ。

「トンネルに入ると雨の音がしなくなるなんて、本当に雨が降っているみたいだな」みたいなことを考えていたら、無事に東京駅に着いた。

この日は池袋で、アンナ・カリィさんとさぐさんと食事をする約束があった。電車を乗り継いで池袋へ。

早めにさぐさんが予約してくれた居酒屋の前に着く。さぐさんが遅れるとのこと。すぐそばにある機械から、客引きを防止するためのアナウンスが流れている。

アンナ・カリィさんと合流。時間になったので、先に二人でお店に入ることに。しかし、入口のタッチパネルで何度検索しても、さぐさんの名前で予約は入っていないと表示される。

不思議に思いながらも、とりあえずタッチパネルの「予約なし」を選び、店に入る。「店の地下にいます」とさぐさんにDMする。

店員さんから説明を受けている最中にさぐさんが合流。改めて店員さんに予約が入っているのかいないのか聞いてみると、どうやら電話予約の際に、苗字が間違って伝わっていたらしい。たとえば、「ナカノ」で予約したら「タカノ」と伝わった、みたいな感じで。

無事解決して、本来の席に通される。飲み物を頼み、乾杯をして、水炊きやからあげなどのご飯を味わう。

アンナ・カリィさんとは1年以上、本を紹介する音声配信をRadiotalkというアプリで行っているが、大喜利の場で会うことがほとんどなく、本の感想以外の会話をするのもほぼ初めてだった。

3人で色々話したが、話題は当然翌日の文化杯の話になる。この3人の中で文化杯に出たことがあるのはアンナ・カリィさんだけである。「正直ウケたいけど勝てるかどうかはわかりません、多分厳しいです」みたいなことを言った記憶がある。

下戸の私はずっとソフトドリンクだったが、二人は結構飲んでいて、いつの間にかQRコードからお酒を注文していた、みたいなことが多々あった。

2時間ちょっと飲み食いして、お会計。席を立つ直前に、余計に持ってきていた同人誌を二人に買ってもらう。店を出て、歩いて数分のホテルに到着し、解散。この時点で大体21時くらい。

チェックインをして、部屋に入りXのタイムラインを見ていると、文化杯の前半と後半の組み分けが発表されていた。私は前半だった。

しばらくして、六角電波さんによるブロック分け抽選のツイキャスが始まった。その結果、私は予選前半のBブロックに組み込まれる。他の出場者は、ぺるともさん、かごめさん、オフィユカスさん、かとじゅうさん、島さん、わたおさん。このメンツの中で、上位3人に入らないと、1回戦をストレートで抜けられない。

優勝経験者のみ(人数を調整するため、六角電波さんが選出した優勝未経験者の出場者もいる)の大会ということもあり、お題の難易度はかなり高いということは知っていた。お題に沿うことが得意な私としては、お題自体が面白いと、お題を超えるほど面白いことを言えないため、複雑だったりややこしかったりするお題には苦戦してしまう。とりあえず「一つのお題に対して一回は納得いくウケを獲る」ことを目標に決めて、0時ごろ就寝。

11月03日(金)

6時30分頃に目が覚めて、しばらくぼーっとしていた。

7時に朝食。宿泊費が安めのホテルだったが、朝食付きだったので、1階の食事スペースに向かう。メニューは、トーストとサラダのみ。食パンをオーブンで焼いて食べる。コーヒーが飲める機械があったので、コップをセットしてボタンを押すと、コーヒーが出てくる位置がコップからずれていて、ちょっとこぼしてしまった。

今日の会場は新小岩駅近くのホール。宿から1時間弱はかかる。朝食会場から部屋に戻って、ちょっとしてから荷物を持ってホテルを出る。電車を乗り継いで新小岩駅へ。

大会の情報がまとめられた六角電波さんのブログ記事を見ると、会場の名前が「新小岩地域区民センター」となっていたが、どう調べても「新小岩地区センター」しか出てこなかった。わかる人に聞くために「地区センターで合ってますか?」みたいなことをポストすると、六角電波さんから「そこです」と返ってきた。一番わかる人から返信が来た。

9時ごろに会場に到着。しかし、案内板に「大喜利文化杯X」の文字はなく、4階のホールが朝から夜まで「中野様」の名前で取られていて、少し混乱してしまった。後から知ったことだが、主催の六角電波さんが確保できない会場だったため、本名が中野のとある大喜利プレイヤーが会場を取ったとのこと。

ホールがある4階にあがり、ソファに座る。しばらくすると、六角電波さんと、出場者兼撮影班であるステイゴールドさんがやってきた。ホールの鍵を開けてもらい、中に入る。準備を手伝うつもりで来たので、六角電波さんの指示を待っていると「すみませんナカノさん、近くのビックカメラで延長コード買ってきてくれませんか。5メートルくらいの」とお使いを頼まれた。

会場から歩いて10分くらいの所に、ビックカメラはあった。店内を歩いて、店員さんに場所を聞こうかなと思った所で、延長コードを発見した。とりあえず言われた通り、5メートルのものを買う。

急ぎ目で会場に戻る。11月の、しかも午前中だというのに日差しが強い。途中で上着を脱ぐ。これから大喜利をするには少し寝不足かもしれないと思い、道中の自販機でオロナミンCを買って飲む。

会場にたどり着く。タックスマンさんやおーはらさんと挨拶を交わす。いいさんもいた気がする。六角電波さんに延長コードと余ったお金を渡す。ホールにはすでに椅子が並んでいた。

席を確保して、インタビューに協力してくれた人や、欲しいと言ってくれた人達に同人誌を渡していると、開始時間になった。

ここからは、自分の大喜利の話、他の出場者の話、休憩中の話の3部構成で書いていこうと思う。

まずは自分の大喜利の話。

1回戦は4分のお題を2問行う。評価は2問通してどうだったかを、絶対評価で0点から3点を観ていた人に付けられる。

自分が答える番になって、1問目が出される。割と何を出しても答えとして成立する「広い」お題だったので、フォームを崩しかける。私は一度フォームを崩すと、いつもは言わない変なことを言ったり、出来ないことをしようとしてしまう。正直1問目は冷静に考えることが出来なかった。

2問目。キミテルさん提供のお題。こちらはシチュエーションがしっかりとしていて、しかもその架空のシチュエーションの内容を問われていたので、得意な方だと思った。

1答目を出したら大きくウケて、良い時の自分を取り戻した。その後も2、3回ウケて、出番が終わった。手ごたえがあるかと言われたら微妙だったが、とにかく「スベらなかった」という感覚だった。

結果、1回戦は2位で通過する。ひとまずホッとした。気になったのは「2位、Jナカノ!」と読み上げられた際に、歓声が上がらなかったこと。それを受けて「ああ、別に自分が1回戦を2位で通過するのは、意外なことでも無いんだな」と思った。そんなに気にすることでも無いかもしれないが。

2回戦の1問目は、森の近くにファミリーマートがある画像お題だった。周りに人は誰もおらず、店内の様子もわからない。とりあえず、無意識のうちに自分の得意なフィールドに持っていった。

「こんなの車で突っ込むためのファミマだろ!」
「こんな所にわざわざ家庭ごみ持ち込む奴いないだろ!」

そこそこウケて、安心しながら次のお題へ。2問目は「良い感じに焼けてきた肉を捨ててしまう鬼がいる、賽の河原みたいな焼肉屋に行ってみての感想」みたいなお題。これもキミテルさんのお題だった。

とりあえず「良い匂いのするゴミ箱がある」と出したら、ワンテンポ遅れてウケた。この調子で行こうと思って回答を出すも「感想」の部分を見落としていて、「賽の河原みたいな焼肉屋でありそうなこと」ばかり答えてしまっていて、途中から明らかに失速したし、失速したことに自分で気付いていなかった。

最後の回答もややウケで、出番が終了した。

「ウケてましたね」と何人かに声を掛けられるも、結果は敗退。後日発表された獲得ポイントを見ると、5点差で白滝BOXさんに負けていた。

自分が負ける時は、大体ほとんどウケていない時で「ウケたのに負けた」経験が無かったため、久々に大喜利で悔しかった。普段は「仕方ない」で済ませてしのいでいたが、「仕方ない」で済ませられるだけの余裕が無かった。ちょっと自分に高望みしていたのかもしれない。「準決勝行きたかったなー」と今でも思う。

続いて、他の出場者の話。

あまり生で大喜利を見たことが無かった人で言うと、ぽこやかざんさんや大東さんあたりが面白かった。あと、キルヒホッフさんは、あれだけキャラが突出しているのに、ロジックで勝負していて、ただのベテランではないと思わせられた。

他に覚えているのはでんらくさん。正統派でもあり、自分の好きなことも100%の力で言えるでんらくさんは「お題に沿いつつ個性も出したい人」が見るべきプレイヤーだと思った。

羊狩りさんが、いつの間にか「ノッたら止められない個性爆発プレイヤー」になっていてびっくりした。

印象的な人たちはたくさんいるけど、純情米さんが異次元過ぎた。あんな人、他にいない。他の突然変異系のプレイヤーが霞んで見えるほどだった。

戦でチームメイトだった、同じ広島在住の本塁MAXさんは、1回戦通過とはいかなかったけど、それなりにウケていて嬉しかった。

あと、毎回大きな大会で思うのは「敗者復活戦という後がない状況で、わかりやすくギアを上げられる人はどうなっているんだ」ということ。今回で言うと冬の鬼さんとかわたおさんとか。「気合を入れて挑む」みたいなことが出来ない自分からしたら、不思議で仕方ない。

決勝戦に残ったのは、きりまるさん、かとじゅうさん、手汗さん、家臣Aさん、鉛のような銀さん。決勝の呼び込みの際に「○○優勝、誰々!」といった感じで発表されていたのだが「戦2023優勝、手汗!」と呼びこまれた瞬間は「手汗さんが自分も優勝した戦を背負って決勝に!あの優勝が無ければ手汗さんはここにいなかった。手汗さんの決勝進出に自分も貢献している?でも戦の優勝も手汗さんが活躍したからだしなあ…」と、勝手に複雑な心境になっていた。ちなみに手汗さんは、1問目から今日一番の笑いを巻き起こしていた。

最後まで正攻法で立ち向かっていったきりまる君はカッコよかったし、ふざけながら意表を突くかとじゅうさんをちゃんと見れて良かった。鉛のような銀さんはいつも通りの大暴走。

優勝は、長文回答で場を掌握していた家臣Aさん。話していることは一見意味がわからないのに、オチでちゃんと爆笑を獲るスタイルはとにかく面白かった。

休憩中の話。

双葉杯でまきびしさんと組んで優勝した、6年2組の2組ちゃんさんと初対面。まきびしさんが優勝記念のスペースを開いていた所に、無理を言ってインタビューさせてもらって、2組ちゃんさんも途中から入ってきてお話を聞いたことがあった。インタビューのお礼を言われて、近くにいた脳髄筋肉さんから「インタビューされるのは勲章やから」みたいなことを言われる。

まごまごさんとようやく対面で会えた!会話をしたのは少しだけだが、とりあえず挨拶は出来た。まごまごさんは、以前私がストレスで声が出なくなっていた時に「私に出来ることがあれば何でも言ってください」と連絡をくれた。心が弱っていたこともあり、その時は泣きそうになるほど嬉しかった。そんなまごまごさんは、コンビニのスパムおにぎりで手をベタベタにしていた。

示し合わせたわけでもなく、手汗さんと本塁MAXさんと出くわし「ナカノAtoZ」が揃う。3人が集結するのは戦以来である。「未だにトロフィー眺めちゃいますね」みたいなことを言った。

ぺるともさん蛇口捻流さんと、久しぶりにちゃんと話した。自分たちの大喜利の出来の話もそこそこに、他の凄かった人たちの話をしていて「周りをよく見ているんだなあ」と思った。大東さんやでんらくさんを褒めていた。

俺のランボルギーニさんと数年ぶりに会う。大喜利中はあんなに大暴れしているのに、普段は特別変な人ってわけでもないのが俺ランさんの印象。「いつかインタビューさせてください」とは、ビビッて言えなかった。

前述の通り、家臣Aさんの優勝で幕を閉じた大喜利文化杯X。会場を出て、新小岩駅に向かう最中に、ギャルさんから話しかけられる。聞くと、最近は大喜利の調子が悪かったため、文化杯はキャンセルすることも視野に入れていたそう。ただ、どうしても私から同人誌を受け取るために(ギャルさんのインタビューも収録されている)キャンセルせずに会場まで来たとのこと。それで準決勝まで進むんだから、ギャルさんは凄い。

終電まで余裕があったので、少人数の打ち上げに参加することに。打ち上げ会場を探している間に、主催の六角電波さんから「わざわざ広島からありがとうございます。2回戦僅差でした」と声をかけられた。こういう小さな気配りが出来るからこそ、大人数の大会も一人で回せるんだなと思った。こちらこそ参加させて頂いてありがとうございます。

六角電波の挨拶で、打ち上げはスタート。自分の席の周りには、手すり野郎さん、虎猫さん、南部屋敷さん、ジャージの顔さんがいた。関係ないけど、手すり野郎さんは「ああ俺○○だから」みたいな感じで、サラッと自然に嫌味なく自分の話が出来る人だから羨ましい。

文化杯の話になるかと思いきや、今年のM-1グランプリの日程がそろそろ発表されるのではないか?という話題から、いつしか過去色強めの濃いお笑いの話に。以下、飛び出した主な発言。

「イシバシハザマは絶対売れると思った」「うちの地元に、ロシアンモンキーがよく来てて…」「5番6番のネタひとっつも覚えてない」

私は周りより若干世代が下で、かつお笑いにハマったきっかけや時期も違うので、とりあえずニコニコしながら聞いていた。

席を移動して、脳髄筋肉さん、まな!さん、阿諏訪 祀さんの所へ。阿諏訪さんからは「お題の世界の入場券を買うかどうか」みたいな話を振られた。その結果、阿諏訪さんと私は「博物館」「水族館」などのわかりやすいシチュエーションがあるお題を攻略するために、まず入口から入場券を買って入り、建物の細部まで見るように心がけていることがわかった。ちなみに、まな!さんは「いきなりその場所の中にいる」とのこと。

あと、今日私が1回戦で出した答えを一つ阿諏訪さんが取り上げて「あの答え自分は出せないです。あれ出せるってことは、多分(ナカノさんは)性格悪いんだと思います」と言ってきた。「いやいやいやちょっと待ってくださいよ~、大喜利の回答一つだけで性格診断するのはやめてくださいよ~」と返そうかと思ったが、「性格悪くないですよ!」と否定するのも変な話だし、あながち間違っていないので「まあ、以前よりは手段を選ばなくなったんだと思います」と返した。

23時過ぎに、支払いを済ませて先に店を出る。新小岩駅で電車を待っていると、すぐにさっき別れたはずのメンバーが全員やってきた。結局皆で電車に乗り込む。

池袋のホテルに戻り、Xのタイムラインを遡る。私の回答とかに言及している人はほとんどいなかったが、東堂さんが「ナカノさんの戦いっぷりに触発された」みたいなことを書いていて、「ありがとうございます…!」と思った。とりあえず自分も、無事にホテルに着いたことをポストする。将棋紳士さんからいいねをもらう。

2時過ぎに就寝

11月04日(土)

8時45分起床。ぐっすり寝た。昨日と同じように、朝食はトーストとサラダとコーヒー。今度はこぼさなかった。

今日はジャスミンさんときりまるさんが主催の、つい数日前に発売されたニンテンドースイッチのゲーム「超おどるメイドインワリオ」を初見で遊ぶ会に参加する。会場は、大喜利会で行ったこともある、井草地域区民センター。

チェックアウトを済ませ、電車に乗って、会場の最寄り駅の井荻に着いたのが大体10時くらい。会は13時開始なので、まだ相当時間がある。

とりあえず周辺を散歩していたら、ベンチのある公園を発見。そこで休みながら「こんプロラジオ」を聴く。南波さんが寝る前に眼鏡を置く位置が定まっていないみたいな雑談の回だった。

ポッドキャストを聴き終わって、公園から出る。昼食を食べようと思い、スマホで周囲の飲食店を調べる。「中華そば 麺壁九年」というラーメン屋さんがあったので、そこに向かう。

店内に入り、奥の席に通される。12時前だが、店はそこそこ混んでいた。ラーメンを美味しく頂く。

食べ終わったらすぐに店を出る。まだ会場に向かうには早い時間だったが、とりあえず区民センターへ行き、開場を待つことにする。

井草地域区民センターに到着。この時点で12時過ぎくらい。トイレでウッド原動機さんと遭遇。最後に会ったのは半年以上前。

フリースペースで話していると、ジャスミンさんや六角電波さんも到着。ヨシダin the sunさんに「広島大学のお笑いサークルに、ヨシダさんそっくりな部員がいるんですよ」と一応教える。しばらくすると、会議室を取ったきりまるさんもやってきたので、会議室に入る。この日は、2つの部屋に分かれてゲームをプレイすることになっていた。私はジャスミンさんが仕切る部屋へ。

参加者全員が揃うまで、ジャスミンさんが「スイカゲーム」をその場で購入してプレイする時間があり、それなりに盛り上がっていた。

人が集まり、いざ、メイドインワリオをプレイする。ストーリーモードとパーティモードの2種類があり、どうやらストーリーモードは最大2人、パーティモードは最大4人で遊べるということがわかった。

試しに、パーティモードのすごろくのようなゲームをプレイすることに。メイドインワリオシリーズの経験者ということで、私は最初にプレイする4人に選ばれた。

ルールとしては、まず4人用のミニゲームを行い、勝った人がサイコロを振って、ボードを移動してゴールを目指すというもの。私はなかなかゲームで勝てなかったので、サイコロを振る機会に恵まれなかったが、誰かが「スタートとゴールが逆になる」というマスに止まったおかげで、運よく最初にゴールして、勝利することが出来た。

その後も、画面に出る指示通りにゲームをプレイするモードや、4人のうちの誰が最後まで4回ミスせずにプレイ出来るかを競うモードを行い、完全に初見だったものの「このゲームは難しい」「これはコントローラーをこう動かすだけ」みたいな感じで、勝手が段々わかってきた。

ストーリーモードをやってみると、ゲームの世界観もストーリーの内容もちょっと変で、みんなでツッコんだり笑ったりしながらプレイ出来て、とても楽しかった。私はまごまごさんと二人で一つステージをクリアした。

4回ミスするとゲームオーバーになるが、制限時間内に画面に出てくるポーズを二人で取ると残機が元に戻る「復活の儀式」というお助けシステムも存在した。「復活の儀式」に移る前に、みんなで「あ~ダメだったか~」「お、何だ?」「復活の儀式?」みたいに、毎回復活の儀式初見のリアクションを取るというノリが発生して、一体感が生まれて面白かった。

一通りプレイした後は、終電もあるので早く抜けさせてもらった。

電車を乗り継いで品川駅に向かい、チケット売り場で自由席を指定席に換えてもらった。片道だけ指定席だと、そんなにお金はかからないことが分かった。

帰りの新幹線では、ひたすらスマホを見たり、ぼーっとしたりしていた。その時具体的にどう過ごしていたのかは全く覚えていない。夕食としてコンビニのパンかおにぎりを食べた気がする。

広島駅に着いたら、JRに乗って最寄り駅へ。歩いて自宅へと戻る。

今回は、貴重な経験をさせてもらったなあと思う。あんなに盛り上がって、参加した人のほとんどが「次だ!」ってなった大会って相当珍しいはず。

そういえば、たくさんの同人誌で異常に重かったカバンは、全部配ったので軽くなっていた。

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