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【大喜利】個人戦初優勝争奪大会「ONLY ONE」に出場した感想を羅列する。

数か月前に六角電波さんから「タッグ戦やチーム戦の大喜利大会では優勝しているけど、個人戦での優勝はまだの人を集めて大会を開こうとしている」という旨のDMをもらって、ちょっと悩んで「参加させてください」と返信した。

2024年は遠征を控えると宣言したし、後から聞いたら六角電波さんもそれを知っていたようで、そんな状態でも声をかけてもらったのがありがたかった。何より、昨年チームで優勝した瞬間に「次は個人戦で優勝する」という目標が出来たので、この連絡はあまりにもうってつけのチャンスだった。

というわけで、3月17日に「大喜利カフェ ボケルバ」で開催された「ONLY ONE」という大会に出てきました。結果としては予選敗退だったのですが、久しぶりに競技大喜利の場に出て感じたことなどを記録しておきます。

・どういう空気の大会になるか読めなかったけど、別に緊張感に包まれていたわけでもなく、かといって過剰に盛り上がり過ぎることもなく、大喜利しやすい空気だと思った。

・犬ドッグさん、井上ヘノシタさん、J@Qさん、ぜあすさんあたりが優勝するかなあと個人的には思っていた。優勝はしなくても、勝ち進んだり爆発したりしそうだと思っていた。

・4問出来るうちの2問がタイプの違う世界お題で、苦戦してしまった。1問目は明らかに点が取れていなかったと思う。「○○な世界」お題は、一発デカいのを出せる時と、大苦戦する時がある。

・同じブロックだったキャベツさんは、自分とは違う路線を進む人だから、あまり警戒はしていなかったけど、2問目のサスペンスドラマのお題で、明らかにこっちの路線に乗って大爆笑を獲った瞬間があって、あの時にはもう勝負は決まっていたと思う。

・形勢をひっくり返せる一発と、ひっくり返せない一発があるなとは普段から思っていて、それを肌で感じた日だった。

・「いい○○ですねえ」の穴埋めお題は、広いけど「テレビに出ている人で」という前提があったので、まだ戦えた方だと思う。

・4問終わった後、隣の席で観覧していた木曜屋さんに「どうですか手応えは?」と聞かれて「まあでもウケはしたので、これで負けても仕方ないって感じですね」と余裕を持って返したけど、いざ敗退が決まった瞬間はちゃんと悔しかった。

・2位に大きく離されていない同率3位だったのが救い。

・ノックアウトステージのルールが発表された時は、驚きすぎて理解が追い付かなくて、ちゃんとリアクション出来なかったのがなんか悔しい。

・優勝したすあま御殿さんは、お題の中心を捉えながら他の誰も言ってないちょっとクレイジーなことを言うというスタイルで、完全にその日の主役だった。

・準優勝のベランダさんもかなり調子が良くて、優勝もあり得たレベル。以前大喜利を見た時より使える武器が増えていたような気がする。

・個人の出来は「そこそこ」だったなあの一言に尽きる。

・敗因は、キャベツさんに力負けしたことと、苦手なお題にじっくり向き合えなかったことと、「3分だからスピード勝負だ」と勝手に勘違いしていたことだと思う。

・とはいえ、久しぶりに競う形式の生大喜利が出来て、しかもそれなりにウケて楽しかったです。とある芸人さんが言っていた「SNSが居場所になると危ない」という言葉を昨年の下半期からずっと覚えていて、いいねの数、フォロワーの数、閲覧数で価値や評価が決まる世界で「目の前の人の反応」が評価基準になるというある意味最も原始的な競技だからこそ、夢中になれるんだろうなあと改めて思いました。主催の六角電波さん、解説のぺるともさん、ありがとうございました。出場者の皆さんもお疲れ様でした。次はいつになるかわかりませんが、大喜利の場で必ずお会いしましょう。広島の会や、取材杯もまたやろうと思っているので、機会があればぜひ。

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