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【大喜利】第20回喜利ってあそぼγとピンポイントな笑い

昨日は3104さんという方が主催の、スプレッドシートを使ったオンラインの大喜利大会「喜利ってあそぼγ」に参加していました。12人が出場して、決勝に進めるのは4人です。その4人は、別のブロックの出場者の採点で決まります。

お題は4問あって、出場者が事前に用意したものが使われます。前回参加した時は決勝まで進めたのですが、昨日は予選敗退でした。今回は、特に印象に残った1問を軸に話を進めていきます。

最後の4問目で「『アモングアスで近くの人と話せる』『マイクラの世界がリアルに見える』はわかるけど、それは必要か?と思ったゲームのMOD」というお題に当たりました。私は「MOD」という言葉を知らなかったのですが、「ゲームの開発者ではなくユーザが改造した部分」だというざっくりとした解説を司会の人から受けて、「『テレビゲームの余計な新機能』みたいな感じで捉えたら良いかな」と思って挑みました。

何個か回答は出したのですが、一番反応が良かったと思うのが「スマブラの、キャラのデビュー作がちょっと遊べるモードがかなり充実する」という回答でした。説明すると、Wiiの頃の大乱闘スマッシュブラザーズには「名作トライアル」という各キャラクターのデビュー作がお試しで遊べる機能がありました。ファミコンの「スーパーマリオブラザーズ」や「アイスクライマー」などのゲームが数分間遊べるという、最新のスマブラにはないモードです。

私はゲームに疎い方なので、全員に伝わるラインを探すのに難儀したのですが、「スマブラなら伝わるかな」と思い、スマブラのことを考えると「なんか昔のスマブラってファミコンが遊べるモードあったような気がする」と思って、名作トライアルにぶつかりました。

この回答を出した時は、ちょっと遅れて笑いが起きて「あったけど!」みたいなツッコミが入りました。

この「あったけど!」というツッコミを受けることが個人的に凄く好きで、伝わらないかもしれないギリギリのラインを責めるのは、リスキーではあるんですけど、特にゲームとかマンガのお題だと、そういうことをしてしまいがちになります。

これの成功例が、前に「ドラえもんが四次元ポケットの中身を整理する時に、捨てるか残すか最後まで悩んだ物」というお題に出した「ウソ800が入ってた自分型の入れもの」という回答です。この答えを出せた時は、その場にいた全員に「そういえばあの道具そんな感じの入れ物に入ってた!」と思わせることに成功したと思います。

そういう風に、他の人が見ていない所を上手く調理して、回答にして出す作業は、もちろん伝わらない時もありますが、大喜利の楽しみ方の一つでもあります。ただ、大喜利プレイヤーの中には、この戦法がものすごく得意な人がいて、毎回よくウケているので自分も真似したくなりますが、ただ単に真似するだけではウケないと思っています。目の付け所って大事です。

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