データからみたデザイン

今日はずーっと前から書こうと思っていたことを文章にしてみようと思います。
きっかけはしみじゅんさん(@4mimimizu)とのこの会話。

自分の専門領域かはわかりませんが、データとデザインについて考えてみたいと思います。

データの得意なこと

データが得意なことってなんでしょう。
それは可視化することです。
ユーザーがサイトを訪れた、リンクをクリックした、いいね!を押したなどなど行動を数値として可視化することができます。

サービスをつくる人たちは、この数値化されたユーザーの行動をみて改善をすすめたり、課題を考えたりするわけです。
ページビューをもっと増やすにはどうしたらいいんだろう、クリックされやすい配置はどこだろう、よりいいね!が押されるにはどういったコンテンツがいいだろうみたいに。

そして、課題に対して考えたことを実施して、狙いどうりに数値が動けばうまくいったという風に判断します。

データが苦手なこと

逆にデータが苦手なことはなんでしょうか。
それは、ユーザーの気持ちを知ることです。

1つのクリックは、1クリックとしてカウントされます。
それがうれしくてクリックしたのか、びっくりしてクリックしたのかはわかりません。
青い色のテキストリンクの中に、1つだけ赤いテキストリンクがあったら内容に関係なく押してしまいそうですよね(怪しくて押さないかもしれないけどw)。

なんでそのアクションをしたのかをデータだけから理解するのは難しいです。
推測はできますが、決めつけてしまうのはとても危険で、ぼくはデータからユーザーの気持ちを決めつけてしまうことを「ご都合インサイト」と呼んでいます。

データとデザインで、まずできること

データの苦手なこととして、ユーザーの気持ちを知ることをあげましたが、ユーザーの気持ちを知ることはとっても難しいです。
現実世界の家族やともだちや恋人の気持ちを知ることでさえ難しいですよね。

なのでまずかんたんにできるかなと思っていることを書きます。
それはサービスがどう成長していくか、どうよくなっていくかを考えて、そのステップに合わせた目標数値を設定してあげることです。

上の図は一例ですが、動画配信サイトの成長の流れを書いたものです。
サービスとして、今どこのステップに注力しているのか、そのためにチェックしておきたい数値は何なのか、これがデザインの役割です。
そして、その数値を可視化するために、どういうデータをログとして落としておくのか、データをどのように加工して保存しておくのか、これはデータに強い人の役割かなと思います。

成長のステップと書きましたが、同時にコンテンツを増やしつつ、視聴数(PV)を増やさないといけない場合もあると思います。
そのときは、今考えていることがどの部分のための施策かを考えることが大切です。
最初に上の図のようなイメージを関係者で共有しておくと、改善を進めていく中でズレが起きにくくなるでしょう。

まとめ

中学生にもわかるように、できるだけかんたんに書くことを心がけましたが、わかりにくいところがあったらごめんなさい。
逆にあたりまえすぎるとか、内容が薄いと感じる人もいると思います。

デザインがいろいろなところに入り込むのには、ハードルがあると日頃から感じています。
今回のデータの領域もそうです。

いろいろな役割の人がそれぞれのデザインを考えて、ときには議論をしながら、最終的に共通のゴールに向けて一緒にすすんでいければステキだなと思います。


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designについて考えたこと

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コメント2件

とてもわかりやすい文章でした!成長のステップの認識とデータの取り方は、サービスの成長以外でも使えそうだなと思ったので今度試してみます!
ありがとうございます。
こういったことを書いた初めての文章だったのでそう言っていただいてうれしいです!
せっかく生み出したサービスを初期の成長段階で潰してしまわないようにぜひ試してみてください!
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