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「NFT」本当の革命が来たのか?

おはようございます(^^)
沖縄で言霊を教えている當眞です。
https://www.instagram.com/kotonoha.okinawa/

さて、遅ればせながら「NFT」に興味を持ちました。
今年の3月、twitter社のCEOの初ツイートが約3億円で売れたというニュースが話題になりました。
その価値を支えるのは「NFT」
ブロックチェーンを活用した新しいデジタルテクノロジーでした。

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仮想現実の価値は疑うべし

僕はデジタル上のデータを、現実世界の価値に換算する類いのサービスを疑いを持って見ていました。
かつて、やれ革命だ、やれデジタル資産だと流行った「セカンドライフ」という仮想空間での生活を楽しむゲームがありました。
ゲーム上の一等地には企業の看板や不動産的な価値がありました。
僕の勝手な印象だと、デジタルそのものに知識の乏しい年代の方々が、加熱した仮想空間の不動産バブルの被害者となり、徐々に衰退したイメージです。(要するにイメージ悪いです)

また、近年の「仮想通貨」ブーム。
僕は仮想通貨を所有したことがありますが、仮想通貨自体が最終的に基軸通貨と換金する以外に現段階では価値がない(当然含み益・損はあるが、所有してても買い物できないに等しい)と知りました。
もちろん未来はどうなるか分かりません。
将来的に価値はあるかも知れませんが、それは仮想通貨が基軸通貨に換金する以外のインフラが整ってからのお話し。
そのためには仮想通貨の安全性が保証されないといけませんが、なかなかそうはいきません。

何故なら、ブロックチェーンはハッキングや改ざんされないシステムであると言われますが、ハッキングや不正流出など不安なニュースが飛び交うことも事実なんです。
“改ざんされない”ブロックチェーン技術に陰りか--「モナコイン」でハッキング被害
解説:仮想通貨のハッキング、4つの手口

実際、僕は仮想通貨の流出被害にも遭いました。
当然、戻っては来ません。
補償はありましたが…😭
仮想通貨は結局未だ不完全な技術であり、「通貨」に置き換わるような「革命」にはなり得ないのだと思います。

要は、デジタル的なデータが現実世界の価値に置き換わるような世界はまだまだ先の話だと考えていました。

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今度こそ革命が起きるか「NFT」

さて、そこで今話題の「NFT」(僕は今朝知りましたが・・・)
NFTなるブロックチェーンを利用した情報は、革命的な価値を持つのかも知れないと感じました。

取りあえずさっき知ったばかりの知識なので今後更新していくと思いますが、NFTとは何かというと・・・

”ブロックチェーンの仕組みを利用し、特定のデータに対し、本物だというお墨付きを与えたものがNFTだ。偽造は不可能で、唯一無二であることを証明してくれる。売買するなど、取引も可能。売買履歴や所有者はブロックチェーン上に記録されており、どこかの企業サービスに紐付いていないのが特徴だ。”
(ヤフーニュース8/4(水) 15:53配信https://news.yahoo.co.jp/articles/2e6a2cf14fef5745bf68c2e975f6876183372020)

つまり、これを利用すれば冒頭のような「twitterの第一号の投稿」といったデジタルデータに価値を持たせることが可能になると言うことだ。
また、下のyoutubeでも言われているが、クリエイターが一番割を食う現状を回避する可能性が示唆されている。
(つまり転売されまくる程の人気商品を生んだのに、転売されてもクリエイターは初めの定価の売上げしか入ってこない。だけどテンバイヤーはウハウハという不条理さ)

これは大変面白い話しである。
デジタルコンテンツは数量限定販売をしても、その数量を確認する術はなかった。
さらにデジタルデータはコピーのコストが限りなく0に近く、誰でもできてしまうから、データの価値は生まれづらかった。
ところがそこに「NFT」のような「証明書」がつくとどうだろう。
色々な利用価値が見えてくると思うのだが・・・

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NFTが創る未来

※あくまでNFTを知って3時間くらい経った僕の感想ですm(_ _)m

NFTを活用すれば、自分が書いたデジタルアート作品が売れた後に、更に転売されても収益が入る未来が来るかも知れない(プログラムで収益の一部が自動入金)。
オークションに出回る商品(アンティークコインや古い絵画など)の新たな証明書として活躍するかも知れない。
海外不動産の取引などに、信用性が増すかも知れない(不動産の権利にNFTを付与)
ケータイ小説の原文が売れるかも知れない。
オンラインセミナーの限定販売の価値保証に使えるかも知れない。(本当に数量限定ができる)
有名人が炎上した問題のツイートが売れるかも知れない(更なる炎上商法?)

などなど、、、妄想すればキリがないですね。
ただし、そんな楽しい未来のためにはまだまだ課題があると感じています。
それは金銭的な価値と切り離すことがひとつの課題だと感じます。

まず、NFT自体に価値があるのではなく、商品やデータ、ストーリー自体に価値があるはずです。
そしてその商品に客観的な価値を持たせるものがNFTだと思うのです。
デジタル鑑定書を付与するイメージです。

色々なNFTのマーケットサイトを見ると、仮想通貨で取引されています。
これはNFTを鑑定書としてみなすなら少し違和感があります。
鑑定書自体を取引して、おまけとして商品がくっついている印象を受け、本末転倒な状態に見えます。
本来は商品価値を販売者側が決め、それを担保するためにNFTを付与すべきではないでしょうか。

この取引形態が続けば、投機目的でNFTの取引が行われ、本来の商品に正しい価値を持たせるという目的が果たせなくなるはずです。
商品の需要と供給に関係ない面で価格が左右されてしまうからです。
投機が悪とは言いませんが、良い未来を呼ぶとは思えません。

NFTに価値を持たせるのでは無く、NFTを仮想通貨のマーケットから独立させて、あくまで「デジタル証明書」として存在させるべきです。
例えば取引時にNFT発行手数料などを発生させるに留め、発行は公共の機関の監視下に置くなどするということです。
つまりデジタルデータ全てに登記簿を備えるイメージですね。
そうしなければNFTは仮想通貨バブルや投機の市場に翻弄され、そのうち本来の利用目的を果たすこと無く世間から姿を消していく気がするのです。
冒頭で述べた「セカンドライフ」のように。

ともあれ、可能性に満ちた「NFT」
今後が楽しみなので、久しぶりに仮想通貨の勉強をしつつ、見守ってみようと思います(^^)
最後までお読み頂いて有り難う御座いました。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今回、参考にしたサイトや、NFTの勉強ができるサイトなどを貼っておきます。(追記予定)

※パジちゃんねるさんの徹底解説はボリュームがすごくてオススメ
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